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実は私の妻なんですが、「沈黙の春」なんて知らないし、多分、同僚も知らないだろうとのこと。有吉佐和子さんの「複合汚染」も当然知らないそうです。

大学受験には出ないからいらないという理屈も成立しますが、生物の教師たるものハリー=ポッター読んだり、映画を見に行く暇と金があったら、教養を磨けよと言いたいのですが、時代が違うんでしょうね。

小中高の教師の方はどう思われますか? なんでもいいですから意見をお願いします。

A 回答 (7件)

教養を磨くのはとても大事で、そのためには本を読むのが一番良いと思っていますが、レイチェル・カーソンが「沈黙の春」を出版したのが1961年、日本語訳は74年ですが、もう40年近く前の本です。

当時として化学物質がもたらす汚染を指摘したことは大変偉大なことだとは思いますが、現在では、これ以外にも様々な著者が様々な観点で環境問題を採り上げた本が出版されています。ですから、現在の生物の教師が皆これを読む必要は無いと思います。また、無批判に「沈黙の春」を教養として取り上げることもあまり意味の無いことだと思います。
「時代が変わった」と言えばそうなるのでしょうね。今では「沈黙の春」や「レイチェル・カーソン」の読解、研究した本が出版されています。もうそろろ「沈黙の春」も古典に分類されるようになるのではないでしょうか。
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沈黙の春はどちらかというと一般人向けで


生物の専門書というわけではないと思います。
なので生物教師としての教養を磨くのならば、
一般向けの書籍よりも専門書を読むべきでは。

もちろん沈黙の春をまったく知らない、というのは
問題がありますが、知識として知ってるけれども
全部は読んだことないという教師が多いのではないでしょうか。
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 私は学校の先生ではありませんが、子供達に環境のことを教えることがありますので、その時感じたことを交えて意見を述べたいと思います。



○以前のOKWEBでの質問
 以前、高校生らしき人から、環境関係の知識を得るためにどのような本を選んだら良いかという質問に、「環境白書」と答え、20ptsもらったことがあります。その時、「沈黙の春」と答えた人もいましたが、その方は、ポイントは得られませんでした。
 この人の評価が全てではないと思いますが、高校生が環境問題を知りたいと思った時、沈黙の春では、それに答えることはできないと思います。
 NO.1の方が仰るとおり、沈黙の春は古典であり、農薬による環境汚染を告発した有名な本という事実をとりあえず知っていればいいと思います。
 告発をするだけの古典の本は、現在ではあまり役に立たないと思います。(本が出た時点なら大変意味があると思いますが。)歴史を学ぶ理由は、過去どの様な問題が起き、どの様に解決したか、またはどんな失敗をしたかを学び、それから今ある問題を解決への参考にするためだと思います。そういう意味では、提言はあったとしても、実際どの様に農薬汚染に取り組んだかの経緯が書かれていないこの本は、参考書としては使えません。

○環境問題に生物学の知識は重要
 少し下火になりましたが、環境ホルモンの問題の時、どのようにして、動物の性別が決まるのかという知識が私にはなく、大変苦労しました。
 ほ乳類のように、X染色体、Y染色体で決まる例は少なく、水温で決まったり、状況に応じて性が変わったりするなんて知りませんでした。
 環境問題を語るとき、生物学の知識は重要です。

○生物の先生として勉強してほしいこと
 これは私の希望ですが、生物の先生として最新の生物学を勉強してもらって、生徒達に教えてほしいなと思います。
 現在、自然科学の主流は、生物学にあり、新しい知見がたくさん分かってきています。
 教科書ではあまりにも簡略化されてしまっていることや、また、教科書とは違う学説があることを、興味を持った生徒や、私のような環境関係の仕事をやっている人間に教えてほしいと思います。そうすれば、少しでも生物学に興味を持つ人が増えると思います。
 そして、そのための勉強だけでも大変だと思いますので、古典まで読む必要はないかなと思います。(もちろん読む余裕があれば、読んでほしいと思いますが。)

○役に立つ知識が全てではないと思いますが・・・
 全体的に役に立つか、立たないかの基準で文章をすすめましたが、教養とはそういうものでは無いと思います。
 ただ、ハリーポッターも見たり、映画に行きたいと欲求も我慢して、役に立つかどうかわからない知識を学ぶなんて、よっぽどの人じゃないとできないでしょう。
 僕としては、プロとして、とりあえず生物学の知識を多くする努力だけは続けてほしいなと思います。
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「沈黙の春」「奪われし未来」「複合汚染」等々、様々な「名著」と呼ばれる本ってありますよね。

やっぱり一応世間で評判になっているわけですから、その中身に共感するかどうかはともかく、一通り内容くらいは知っていた方がいいのではないかなぁ…とは思います。が、現実にはなかなか大変ですよね。生物学の世界ですと「沈黙の春」よりもっと著名な、例えばフックの「ミクログラフィア」やダーウィンの「種の起源」等々、生徒には「覚えなさい!」なんて言いながら実際には読んだことのない先生だってたくさんいるはずです(当方は読んでありますが…)。しかし読んでないからといって授業で困ることは何もなく、しっかり授業ができちゃうわけです。でも、それでいいんじゃないかなぁ…とも思ったりします。要は、古典の原典(日本語訳でも)を読んでいなくても、それぞれの事柄・事象に対してしっかりとした科学的知識や考察・認識があれば、それでいいと思うのです。そのための努力、例えば専門知識を深めたり授業改善の努力などは絶対必要ですよね。当方も自然科学の末端に携わる者として、また、子どもをもつ親として学校の先生にはそうあってほしいと思っています。
でも…「沈黙の春」くらいは読んだことはなくともどんな内容の本かは知っていた方がいいでしょうねぇ(笑)。
ところで、「ハリー・ポッターを観る」というのも高校の先生だったら大切かもしれませんよ?おそらく多くの生徒さんは観ているのでしょうから、話しを合わすという点で(笑)。教科の専門性ばかりではなく、青少年の文化(?)に触れて共感・理解するというのも(迎合する必要はありませんが)大切な先生の仕事だと思いますし…(笑)。
まとまらない話で失礼しました。
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>小中高の教師の


ではないのですが.(学校の側に住んでいるなどの教員の行動がほとんどわかる環境にいます)
学芸学部では.最小限の労働力で多くの単位をとり.多くの教員免許を取得するのが.普通であり.ご指摘のような.単位にならないことはしないことが原則です。
また.各種研修もありますが.これは.研修を受けたことにより.どれだけ勤務評定が良くなるか.が判断の基準ですから.研修内容が教育方針に反映されることはほとんどありません。
まあ.馬の下にシカさんが歩いているような人物が.世渡りの腕を最大限に生かして.生きている世界です。

ですから.知らなくて当然.知っていたら異常でしょう。特に.教員は縁故採用が主体ですから.成績の善し悪しは関係ありません。
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教師たるもの、勉強しなくちゃあね。


生徒に「なんで勉強するの?」と聞かれたとき、「面白いから」って答えられるかどうかで教師の値打ちが決まると思うな。教師が面白さを語れないでどうする。

勉強が面白ければ、「ハリーポッター」読んでいても「沈黙の春」ぐらい読めるけどね。文庫本1冊なんだから。

三内丸山遺跡の発掘では、農学部や工学部の研究者が、従来考古学者の間で言われていた「縄文人イコール野蛮人」説を覆す研究をしています。理系の人間、そのくらいいろんなことに顔をださなくっちゃあ。
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 今、塾で教えています。


残念です。採用試験は何度受けても受からず、臨時任用で現場(田舎の中学校)行った事もありますが...。

 もっとも、教える相手によっては『ハリー=ポッター読んだり、映画』の方が良い場合もあるとは思いますが...。
 『面白さ』が伝わるような努力をするのか、子どもの進路とプライベートを分けて考えるのか、「余裕を持った指導」もまた必要なのは確かなんですよね。
 難しい事を難しいまま教えるのは簡単なんですよね。
得意科目だったんだから。苦手な子にも、分かるように「少なくとも、嫌いにはならないように」の為には、余裕も必要ですよね....。
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