いちばん失敗した人決定戦

今日、国家公務員の問題集を買ってきました。
何とまぁ、難しいのですね。
私には、何もかもがサッパリ・・・という感じです。
こんな人は何からやっていけばいいのでしょうか?
問題集を解くことさえできないし、覚えることも
多くて何からやっていったらいいのか分かりません。
何かアドバイス教えてください。

A 回答 (4件)

 私は、ある県の上級公務員試験機械職およびある地方市の職員採用試験機械職、国家公務員(1)種法律職に合格し、公務員として数年勤務していた経験があります。

ですから、公務員試験に関しては、多少詳しいものと自負しております。
 まず、回答をする前に、アドバイスなのですが、ご質問内容を掲載するカテゴリーに関して、現在の「その他教育」に掲載なさるよりも、「行政」か、「その他資格取得」のカテゴリーに掲載なされた方が、より多くの人達の目に触れ、回答の数も増えるのではないかと思うのですが・・・。(←これは余談です。)

 それから話を始める前に、norikonorikoさんの、2月16日からの質問内容から推測いたしますに、お子さんの養育費用および家計の足しにするために、既にお持ちの図書館司書の資格を生かすべく、公務員試験を目指していると考えて宜しいでしょうか?
 それから、norikonorikoさんのお年に関してですが、短大を卒業されていて、結婚して4年ということから、少なくとも24歳以上の方と考えて間違いありませんか?
 とりあえず、これらのことを前提にした上でお話を進めて参りたいと思います。

 既にお判りのことと思いますが、24歳以上の方ということになりますと、(3)種試験は、郵政事務以外は受験資格が無いと思います。(郵政事務は25歳未満だったと思いました。郵政外務職員の場合は40歳くらいまで受験資格があると思いましたが、一応ここでは考慮しないことにします。)
 したがって、国家(2)種または地方上級、場合によって地方都市の職員を目指しておられるものと判断いたします。((1)種も年齢的には可能ですが、(1)種は国政の中枢を担う職員を採用するためのもので、図書館司書云々とは別次元の話になりますのでここでは考慮しないことと致します。)

 まず、私が勉強していた頃、公務員試験一般に関する総合情報誌として定評があったのは、実務教育出版の『受験ジャーナル』です。事務系職種一般に関しての合格体験記や勉強方法、科目ごとに使用した基本書の名称など、総合的な情報を仕入れるにはもってこいのものでした。
 現在でも多分書店に行けばあると思います。ただ、現役の大学生が多く買って行くので、売り切れている場合もあるかもしれません。その場合、店員さんに聞けば取り寄せてもらえると思います。

 次に、公務員試験の具体的勉強方法についてお話いたします。

 既にお判りと思いますが、公務員試験は、一般教養試験と、専門科目試験と、大きく2つの分野での点数を競う試験です。(政令指定都市の中でも、横浜市だけは専門科目試験が無く、試験は一般教養のみという話ですが、受験しやすい分、皆が狙うので競争率も激しいようです。)

 一般教養分野に関して私は、実務教育出版の、国家公務員(1)種試験受験用の一般教養テキストを購入して勉強致しました。(←書店では売られておりません。講座を申し込む必要があります。)

 一般教養分野をさらに2つに分けると、一般知識分野と一般知能分野とに分かれます。

 このうち、一般知能分野に関しては、出題されるパターンはほぼ決まっており、そのパターンさえ掴んでしまえば確実に安定的に得点することができます。そのパターンから外れた問題は出てきませんし、仮にパターンから外れた問題が出されたとしてもそんなもの誰も出来ませんから、そういう問題は捨てても構わないのです。

 次に一般知識分野に関しては、先程紹介した実務教育出版のテキストは、1科目当たり約20ページ程度にコンパクトにまとめられており、その内容を一通り全科目について把握しておけば、国家(2)種や地方上級の公務員試験においては9割近くの正解率を出すことが可能です。(←この点に関しては「経験者は語る」です。ただし、unyoさんがおっしゃっておられるように、国家(1)種試験に関して言えば、全科目万遍なくやる必要はなく、得意科目に絞って確実に全体の6割から6割5分以上の得点をあげるようにする必要があります。逆に言いますと、そういうやり方でないと(1)種試験の問題には対処できません。それに対して、国家(2)種・地方上級試験に関して言えば、基本的な問題しか出ないので、全科目を万遍なくやれば、9割近くまで確実に得点できるのです。つまり、それだけ他の人に差をつけ、確実に合格できるということです。)

 次に、専門科目についてお話いたします。
 専門科目に関しても、私は同じく実務教育出版の『専門科目別問題集(経済原論に関しては、同『経済原論の頻出問題』を購入)』を各科目ごとに購入して勉強し、それだけではわからない点を、受験ジャーナルに紹介されていた基本書と称される本を参考にして知識を身につけていきました。

 公務員試験は、知識があれば正解に達することが出来る問題ばかりです。具体的に申しますと、出題されるのは、判例があるものについては[判例の知識]、判例の無い分野に関しては[通説とされる説に関する知識]が問われるだけです。

 しかし、ここで特に注意して頂きたいのですが、法律系の学問の世界は自然科学と異なり、判例・通説・多数説・少数説・有力説など様々な説(考え方)が入り乱れ、それぞれが自らの正当性を主張しているという特殊な世界です。
 従いまして、やみくもにやたらな人の書いた専門書を買って読むと、それが判例・通説以外の説の立場から書かれていた場合には、確かにその学会内においては優れた評価を得るような学説であっても、読めば読むほど公務員試験合格からは遠のくといった結果になるおそれがあります。

 その点、上記の専門科目別問題集には、基本となる教科書に関する紹介も最初にされておりますし、また、各章の最初に、その章で勉強する内容を判例・通説の立場から非常にコンパクトに判り易く説明されているため、国家(2)種・地方上級ならば基本書などわざわざ買わなくても場合によっては十分とかもしれないと思います。

 それから、判例集も必要です。私は、憲法・行政法・民法に関しては有斐閣の別冊ジュリスト判例百選(1)・(2)をそれぞれ購入し、その他に、実務教育出版の『公務員試験に良く出る判例400』て勉強しましたが、私と同じ年に同じ(1)種法律職で合格した者の中で、「オレは、実務教育出版の『公務員試験に良く出る判例400』のみしか判例集は勉強しなかった。」と言っている者がおりましたので、それだけでも十分かもしれません。

 最後に、地方都市の市役所職員採用試験についてお話します。
 これは、先程の試験対策とはまた別の対策をとる必要があります。と言いますのも、このレベルの公務員試験の場合、基礎学力を見るのと同じくらい、いや場合によってはそれ以上に、時事(一般常識としての最近の社会の出来事に関するもの)に関する問題が出題される可能性が高く、特有の対策が必要です(stasiさんのおっしゃる「適性試験」もこの部類に属すると思います)。
 これに関しては、私が受けた時は、『受験ジャーナル』に市役所試験対策等として特集が組まれていたので、それで勉強しましたが、stasiさんのように新聞などを利用してこまめにチェックすることも有効な手段かもしれません。

 以上、長くなりましたが私なりのアドバイスをまとめてみました。ご参考になさって下さい。

 子育てをしながらの勉強では大変だと思いますが、政令指定都市ならば26歳くらいまで、国家(2)種ならば28歳まで受験資格があり、実際に上限ギリギリの年齢で合格して採用されている方も大勢おられますので頑張って下さい。
 ご健闘をお祈りいたします。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いろいろアドバイスいただきましてありがとうございます。
早速やってみます。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/02/28 17:24

私は国家一種の受験経験のある、地方公務員です。



確かに難しいですね。的が絞りにくいというのが実感でしょうか。
とにかく幅が広いので、まずは得意分野での取りこぼしを防いで、どれだけ上積みするかが、一次試験のカギだと思います。

受験者が多くなると、二次へ進めるボーダーライン上に何百人と並ぶわけです。その上に乗っかればいいのですが、そこからわずか1点でも落ちると不合格になってしまう。そうなれば、1点落ちようが100点落ちようが極端な話同じなんですよね。

私の場合、国家一種の試験は日本語で書いてあるにもかかわらず、何が書いてあるのか分からない、という不思議な体験をさせてもらった、という感じです。(問題集とか全然やらなかった私が悪いんですが、どうしても一種を受ける人の顔と雰囲気を見たかったので・・・)

まず、手のつけやすいところを見つけましょう。そこからスタートですね。始めるまでがなかなかエンジンがかからないんですよ。でも、始めだすとすーっと行きますよ。
それと、stasiさんのいうとおり新聞や時事ニュースには詳しくなっておいたほうがいいでしょう。
二次に進んだときにも役立ちます。(面接・小論文などなど、私の場合今の職場(某市)の試験で時事問題の英訳が出ました。英語文じゃないですよ。時事問題に対する自分の意見を英語に訳すんです。)

頭の線がショートしない程度にがんばってくださいね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
これから頑張ってみます。
ダメでも年齢的にも来年もありますので・・・
という気もちでやってみます。

お礼日時:2001/02/28 17:25

公務員試験は、2種 3種 地方 特別職と、結構受けました。

教養試験 適性試験の範囲に限って答えると、はっきり言って、自分の雑学に対する知識の量で、合否が、決定されますので、一番効果的な方法は、新聞を読む事だと思います。出来れば、分野別に、日経、日経産業、日経金融等を、一般紙は、産経、読売等の併読をお勧めします。一度、読んだ事ある知識は、特にマークシートでは、無意識にでも、選択する確率が、かなり上がります。私はこれで、少なくとも、筆記試験は、ほとんど通りました。(問題集は、ほとんどやってません。知識を付けてから、やる物では、ないでしょうか?)公務員模試でも、上位1パーセント以内でした。ただし、毎日、1,2時間、新聞読む為に潰れました。苦笑 頑張ってくださいね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。
アドバイスありがとうございました。
新聞はやっぱり一番ですね。
今までテレビ欄しか見ていませんでした。
ゆっくりと見てみます。

お礼日時:2001/02/28 17:26

こんにちは。

以前、国家公務員一種試験を受けました。
国家公務員の試験には、いくつかの科目があります。
文章理解の英文読解は、とにかく英文を読むようにしました。私は、大学受験の長文読解問題の問題集の文章を毎日一題づつ読みました。
判断・数的推理と、資料解釈は、似たような問題が見あたらないので、一種なら二種、二種なら三種の問題集を買って、そちらから練習をすると良いかもしれません。
自然、人文、社会各教養問題は、自分の専門分野は、復習を兼ねて大学の教科書を読み、専門外の科目は高校の参考書で少し詳しく解説のある物を選んで一通り読みました。
教養の全部を解くことは出来ないので、自然でも物理と生物に絞ったり、社会でも地理と世界史に絞ったりして、その分野の問題だけを確実に解けるようにした方が良いと思います。
専門の試験は、分野によるので、分かりません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。
範囲も広いのでやっぱり的をしぼって
やったほうがいいですね。
やってみます。

お礼日時:2001/02/28 17:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!