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紙はなぜしろいのでしょうか?
木は外側なら茶色っぽい、内部においてもはだいろっぽい色をしています。そう考えると、紙は何かまぜて色を白くしているのでしょうか?

どなたか知っている方は教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

白い物質というのは本来存在しません。


白く見える物質は元をたどると無色透明な物質です。水が水滴になると白く見える、氷が細かい粒になると雪の白さになるということです。表面での光の反射のためです。元々が無色ですので表面での反射はどの波長も一様に起こります。どれかの波長の光が強く反射されるとか吸収されるとかが起こると色がついて見えます。こういうことで考えると白い透明な溶液というのは存在しません。どの波長の光も一様に反射するような大きさの粒が漂っているのですから必ず濁っています。分子やイオンの大きさ程度であれば光の反射は起こりません。硫酸銅の溶液は青いですが透明です。水に取り囲まれた銅のイオンが青い色の原因です。
固体の場合も同じです。砂糖が白いのも塩が白いのも元々が無色だからです。粒が細かいと白く見えます。白以外の色の砂糖があれば何か別の物質が混ざっているのです。
水晶は無色透明ですが花崗岩の中の石英は白いです。石英の大きな結晶が水晶ですから成分は同じです。岩石のプレパラートを作って顕微鏡で見ると石英も長石も透明に見えます。白いチョークは炭酸カルシウムの粉です。大きな結晶になると無色透明になります。

脱脂綿の白いのはセルロースの純度が高いからです。紙の場合あまり純度を高くすることが出来ないようです。グラビや印刷に使われている紙は白さが際立っています。これは白い鉱物の粉を塗っています。同じページ数の週刊誌などと比べても格段に重たいです。古紙回収に出しても引き取ってくれない事があるのはそのためです。新聞紙とかダンボールの方がセルロースそのままという率が高いから再生には向いているのです。
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紙は植物の中のセルロースという物質を取り出して糊で固めた物です


純粋なセルロースは真っ白です
脱脂綿が純粋なセルロースです
植物繊維から不純物を取り除いて白くしてあるのです
だから紙は白いのです
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 製造時に漂白しているから、漂白しないと茶色いですよ。

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古紙の再生法を簡単に説明します。


再生紙の主原料は古新聞、古雑誌、古段ボールです。これらを攪拌機(かくはんき)のついた大きな温水槽に入れて攪拌しますと古紙は繊維状になります。
そこで比重の差や形状の違いを利用して原料として不適な砂や金属、プラスチックなどの異物を除去します。
次に洗剤に十分に浸して繊維を膨潤させ、インキなど汚れの原因となる異物を剥がれやすくします。
これをよく洗って異物を除くとか、最近はフローテーション法といって、細かい泡をたてその表面に異物を付着させて分離する方法が行われています。
異物を分離した繊維は必要に応じて漂白して、紙の原料として再生されます。
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はじめまして、わたしは印刷の仕事をしていました。



基本的には、文字の色が墨(黒色)だから白い紙に書いた場合に一番見やすいので、白色になったと思います。

昔から、墨で文章を書くことが由来になっているからだと思います。
また、墨が一番材料として安い。
また、すべての色を混ぜると黒色になるのはご存知ですか。それも理由の一つだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

紙を白くする理由がよくわかりました。

お礼日時:2008/12/08 21:20

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