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金融立国とは一体どのように定義されるのですか?
私としては金利などにより他国から得た収益により国が支えられているというイメージなのですが。

また、イギリスやアメリカ、アイスランドやアイルランドは金融立国であると言う話を聞いたのですが、それらの国が金融立国となった原因や歴史的背景を教えてください。どの国についてでもかまいません。
学校の図書館やネットで調べてみたのですが、探し方が甘かったのか、良い資料が見つかりませんでした。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

定義はありません。


マスコミなどは、定義のない言葉を用いて、話題を作るものです。

イギリスやアメリカも、金融だけで成り立っているわけではありません。
確かに金融規制緩和を行ったアイスランドや、高金利政策による投資誘致を行うニュージーランドのような例も確かにあります。しかし、小国が金融ばかりに依存すると失敗した時のリスクも大きいものです。そのため、長期的に金融だけで生きていくのは容易ではありません。

アジアでもタイのように失敗した例があります。香港やシンガポールは成功例です。しかし、タイ、香港、シンガポールどれをとっても、金融だけが産業ではないのです。

そういう定義のない言葉に踊らされる前に、経済学やその国の政治経済全般をまず理解することが重要です。
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正式な定義があるかどうかはわかりませんが、GDPにおいて金融業が占める割合が一定以上の場合に「金融立国」と用いていると思います。



金融立国になるにはポジティブな原因とネガティブな原因があります。
ポジティブな原因は先進国に多く、経済学でいう「所得弾性値」が高い産業だということです。つまり賃金が上がりやすい産業で、先進国であればあるほど人件費が高くなりますので、それをその人件費からより多くの利益を生み出そうとした場合に所得弾性値が高い産業を育成します。
ネガティブな原因は途上国に多く、国内に有力な企業もなく観光資源もなくGDPを伸ばす手段がない場合、法人税率や有価証券に対する税金を大きく引き下げることで海外から外資を呼び込もうという戦略を取ったということです。シンガポールや香港、ルクセンブルクなども金融立国と呼ばれ(当時は途上国だった)、ヘッジ・ファンドの拠点となったり、地政学的に金融の中心になったりしています。
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金融には三つのプレーヤがいる


● 金を持っている人
● 金を使う人
前者は金持ち、後者は金をもとに事業を行ったりする人です。
ということで、前者と後者を結びつけるのが金融業です。

歴史的には、海外植民地で一山当てた人間がイギリスに帰って、金持ちになった人に、いい投資先を紹介する。という金融業が19世紀後半にイギリスで盛んになります。
貿易では赤字でも、金融で黒字というのが19世紀後半のイギリス。
第一次世界大戦で世界最大の債権国になったアメリカで金融業が盛んになります。
最近の金融立国は「金が自由に動けるように、法的ハードルを下げる」というので上記の国々は金融大国になっています。
お金は自由を欲しますので。
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