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タンパク質の一次構造解析をする際,アミノ酸組成分析は絶対に必要なものなのでしょうか?

新規のタンパク質は,アミノ酸全組成分析を行い,一次構造解析をする際も,断片化したペプチドを組成分析しますが,これは絶対に必要なことなのでしょうか?アミノ酸配列分析だけではいけないのでしょうか?

自分で質問文を読み返して,分かりにくいと思ったのでまとめます.
1)タンパク質のアミノ酸全組成分析を行う理由
2)タンパク質の断片化ペプチドのアミノ酸組成分析をする理由
が分かりません.
よろしくお願いします.

A 回答 (3件)

仰っているのは以前のデータベースも発達していなくLC/MS/MSによる分析が難しく、エドマン分解によるアミノ酸自動分析装置があまり発達していなかった場合の話だと思います。



今では、未知の蛋白質はLC/MS/MSによるMSMSスペクトルによるデータベース検索でもしそれが登録済みのものであれば同定することが出来、もし完全に未知のものでもエドマン分解によってアミノ酸配列の分析を行うことができます。また、その証拠のみで同定した、と述べている論文は今では珍しくありません。

以前の一次構造解析の方法が確立されていなかった時にはかんぴなきまでに証拠を並べ立てる必要があり、そのころの名残だと思います。
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この回答へのお礼

みなさんへ.

長い間の放置申し訳ありませんでした.ネットが使用不可能になってしまい,御礼が遅れてしまいました.
ありがとうございました.

お礼日時:2003/06/20 11:38

アミノ酸組成分析データがあると、より確実だというだけ


だと思います。質量分析で、ほぼタンパクの1次構造が解って
しまいます。タンパクの精製をせず、2次元電気泳動で分離
して、質量分析機にかけてアミノ酸配列を決め、合成DNA
プローブを作り、遺伝子を拾う。これが、最近の流行です。
なんでも最新の技術が良いとは思いませんが、特別な理由が
ない限り、20年以上前の手法にこだわることはないと思い
ます。
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簡単にいうと、アミノ酸の配列がわかるということはDNAの配列もわかるということでそのアミノ酸をどういう遺伝子が発現しているのかなどを解析するのに必要だからです。


また、断片化(抽象すぎるので何がいいたいのかわかりませんが)についてはそのアミノ酸をどういう酵素によって分解したりしているのかがわかるということもあると思います。
あと、アミノ酸配列によりホモロジーがわかり、種差などの進化もわかる。
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