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3リンク式サスペンション(ラテラルロッドを使ったもの)は部品点数が少ないことが長所。
短所としては車高が上下した際に車体とホーシングが左右にずれることだと思います。

これに対して4リンク式サスペンション(横からの力を「ハの字」に配置した補助リンクで対応する方式)の短所はなんでしょうか?

A 回答 (3件)

・部品点数が多くなる


・コスト高
・スペースが必要
・タイヤの片減り
・アライメント調整が必要
・人員や荷物等の車高変化でアライメントが変わる(オートレベライザー付はあまり変わりませんが)

ちなみに・・・・
トヨタの初代エスティマのGタイプは4リンクで価格が高めだったのですが
兼価板のXタイプ(3リンクのホーシング)の方が売れた事から、ユーザーがあまり気にしないとの判断なのか
悲しい事に二代目からはコストダウンで独立ではなくなりましたね。
カローラも100系は独立のGタイプがありましたが、これもなくなりましたね(ToT)
軽自動車で言うとリア独立はスバルだけではないかな。
一般的に3リンク(リジットアクスル)を使う理由は、安い・頑丈・重量変化に強いですので、乗用車に使用する場合はメーカーがコストを下げたい為です。
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この回答へのお礼

あれ?なんか話が食い違ってるなー。と思って調べたら。。。
すいません。私の質問が良くなかったですね。

独立懸架ではなくて、
車軸懸架(リジッドアクスル?)の4リンク限定で質問したつもりでした。

と、言うことでanny_no1さんお願いします(笑)

お礼日時:2009/02/25 18:53

あ...ごめんなさい(^_^;


えっと短所は
・スペースが必要
・コスト
・ストローク
こんな所でしょうか
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この回答へのお礼

ストローク、スペースが必要というのはホーシングの上にという意味ですか?
各アームのストロークを確保する為のスペース?

4アームの長所、利点もわかればお願いします。

お礼日時:2009/02/25 22:25

>4リンク式サスペンションの長所と短所を教えてください。



・・・『3リンク対比』でよろしいですね?

[長所]
1.ホイールベース変化が少ない。
 3リンク式では、アクスルが上下するとアクスルセンタ(ホイールセンタ)はトレーリングアームの長さを半径とする円運動に沿って動き、結果ホイールベースが変化します。
 対する4リンクでは、幾何学的にアッパ・トレーリングとロワ・トレーリングを延長した結像点を始点とする長いトレーリングリンク(仮想トレーリングリンクと言います)でアクスルが動く事になり各トレーリングリンクの長さ以上の大きな円運動でアクスルが上下するので、結果ホイールベース変化が緩やかになります。
2.バンプステア(ロールステア)が小さい
 上記1.のホイールベース変化は、カーブでの車体のロールなど左右輪が上下逆相に動いた時、車体上から見てアクスル全体を傾ける動きになります。
 つまりアクスル全体が左右どちらかに向いてしまうワケで(これをバンプステア、或いはロールステアと言います)、旋回特性に対してよい事とは言えません。仮想トレーリングリンクが長い4リンクでは、この『アクスル全体の傾き』を小さくすることが出来ます。
3.左右旋回特性の違いが小さい
 パナールロッド(ラテラルロッド)を使った3リンクでは、必ず左右旋回特性に差が出ますが、左右対称の4リンクでは、この左右差を小さくすることが出来ます。
4.ロールセンタをある程度コントロール出来る
 この話は、『4リンクなら必ずそうなる』という事ではありませんが・・・
 3リンクでは、パナールロッドの位置を決めた時点で自動的にロールセンタ位置が決まってしまいますが、4リンクでは斜めになったアッパ・トレーリングの配置によって、多少はロールセンタの位置を変えることが出来ます。

[短所]
1.床が高くなる
 4リンクではアッパ・トレーリングが上下するスペースが必要になるので、リヤアクスル周りの床をあまり低く出来ません。(デフ部分だけでなくその左右のアッパ・トレーリングの上方まで、広く床全体を上げなければなりません。)
 また、最近は衝突安全性の面からアクスル前方に燃料タンクを配置する必要がありますが、4リンクではアッパ・トレーリングが上下動するスペースが必要なので、その分燃料タンクの容量が小さくなってしまいます。
2.部品点数が多くなる
 3リンクに比べ当然リンクが1本多くなり、コストが増えます。(尚、重量に関しては・・・3リンクではトレーリングリンクの曲げ応力で駆動・制動力に耐えなければならないので、当然トレーリングリンクを丈夫で重いモノにしなければなりませんが、4リンクでは各トレーリングが受ける力は基本的に圧縮と引っ張りだけなので、あまり丈夫にする必要はありません。故に4リンクの方が部品点数が多くても、常に3リンクより重くなるとは限りません。)
3.横剛性が低い(それも、極端に・・・)
 斜めに配置したアッパ・トレーリングだけでは横剛性の確保が難しく、横剛性専用リンク(パナールロッド)を持つ3リンクには敵いません。(故にかつての乗用車では、4リンクにパナールロッドを追加した5リンクが主流でした。)
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この回答へのお礼

詳しくありがとうございました。
仮想トレーリングリンクのことや、横剛性が極端に低い事など非常に勉強になりました。

また質問させていただくかもしれません。
その折はよろしくお願いします。

お礼日時:2009/03/02 10:27

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