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日本が日清・日露戦争を行った理由が南下政策を食い止めるためだというのは理解できます。
それに対して私は、日清・日露戦争の目的はロシアから日本を守るための自衛戦争と認識していましたが、日清・日露戦争の目的は自衛戦争ではないという人が結構います。
その中には、日本が南下政策を食い止めようとした理由は大陸への侵攻を行うにあたって邪魔になるからだという人もいました。

ならば、何故日本は日露戦争を行ったのでしょうか?当時の日本にとってロシアはまともに戦っても勝ち目のない強国だったはずです。ましてやこの戦争で負けたら日本は後がなかったのでは?ほぼ勝ち目がない上に負けた場合のリスクが大き過ぎる戦いまでして大陸を侵略しようとした意味は何でしょうか?

少なくとも日露戦争にて日本は数年分もの国費を使い果たし、ポーツマス条約で賠償金がとれないために国民の不満も高まりました。その埋め合わせをしたいから中国の侵略を企んだというのならまだわかりますが、朝鮮半島を支配する事で日本の命運を賭けるほどの利益を得られるとは思えません。

もし日本が日露戦争の時点で大陸の侵略を目論んでいたとしたら、リスクが大き過ぎる戦いを挑んでまで大陸の侵略をしようとした理由は何でしょうか?

また、南下政策を食い止める事が侵略目的ならば、日英同盟を組んだイギリスも南下政策を食い止めた暁に周辺のどこぞの国を支配しようと企んでいたのですか?

A 回答 (10件)

日露戦争 太平洋戦争に日本が進んで行った原因は


単に帝国主義思想による領土拡大 自国の防衛という面では
捕らえられないいろいろの考えがあったように思われます

1 明治維新により江戸から明治になり国家としての「ていさい」はで  きましたが世界からかなりリードされていた
2 急激な富国強兵政策によりその差はちじまり、その延長線上に
  日清戦争がありましたが、当時清は日本より強国でしたが清の
  内政 外交の失敗により急速に弱体していたことが原因で偶然勝っ  てしまった
3 明治時代は軍事費が増大していき日本の歴史上もっとも軍事費が
  多い時代であった、このことが帝国主義海外拡張とつながっていく
4 一方産業の発達とともに財閥は肥大したが農村との格差が広がり農  家の次男以下は軍隊に入ることが多くなり生活を軍隊に求める人々  が増え 帝国主義的拡張に反対する民衆はほとんどいなかった  
5 民衆は安い賃金で雇われていたが、権利意識の芽生えとともに明治  末期より労働争議が多発国民の不満はかなり高くなっていった
6 帝国主義 自国防衛の観点からロシアの南下を食い止め無ければ
  ならないという考えが生まれマスコミ知識人たちのキャンペーン
  により開戦派の民衆が増えていった
7 当時のロシアの軍事力 国力からは日本は戦争する状態ではなく、  反対論もあったが、古くは元寇 直近の日清戦争の勝利により
  日本は神の国で負けることはないという不敗神話がうまれつつ
  あり、いざとなれば神風が吹き勝利するという考えが軍隊の中
  にも民衆にもあり桂太郎内閣も開戦派であり明治天皇も承認した
8 当時の民衆 知識人 マスコミは開戦やむなしで一致、ロシアの
  軍事力 国力を詳細に厳密に調査することはほとんど無かった

上記のような大きな歴史の流れが大国ロシアとの開戦となりましたが、
政府 国民のも負けたらどうしようという考えはありませんでした
危なくなったら講和すればいいという考えですでに開戦前より
各国に講和の仲介打診を熱心にすすめていました

ロシア革命まじかというロシア方の事情によりかろうじて講和となりましたが賠償もなく膨大な費用と人命を費やした戦争はなにも残らず終結し
後の太平洋戦争につながる歴史上の最悪の分岐点になってしまったようです
(参考サイト)
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/nitirose …
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/study/5nitiros …
http://homepage1.nifty.com/SENSHI/data/zaisei.htm
http://www.tabiken.com/history/doc/I/I035C100.HTM
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この回答へのお礼

仮に自衛が目的だったとしても、その勢いで侵略まで行った、と考えれば妥当なのでしょうか。
大体わかってきました。ありがとうございます。

お礼日時:2009/02/28 13:19

日清戦争開戦前までは、満州をロシア、朝鮮は独立させて対露緩衝地帯とする構想はありました。

そしてこの構想では陸路ロシアが中国に進駐することはよしとしますが、それでも極東でロシアに制海権を渡すことは日本の国防上絶対に許せません。
そのためにロシアに極東に港を取られないよう日清戦争で遼東半島をとったのです。
しかし三国干渉でまず遼東半島確保につまずき、朝鮮でも閔妃殺害、露館播遷と綱引きが続くばかりで、近代化・独立・自主国防への道などまったく開けません。
その後ロシアが遼東半島を確保し、極東での制海権確保間近となり、対露戦争必死の情勢となりました。

どのタイミングで”朝鮮を侵略する意図”を持ったかとなると難しいですが、ロシアの旅順・大連租借の時点で国家全体として朝鮮半島確保が国防上必須との共通理解にいたったと考えます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

日本も業を煮やしたというところでしょうか。朝鮮が近代化、独立、自主国防を行えば余計な戦争をする必要がなかったのかもしれませんね。

お礼日時:2009/03/01 19:50

大久保利通が死んだからといってはおおげさでしょうか。


 日本の国の財政に詳しい政治家は反征韓論でしたが、暗殺されています。特に大久保は過激な征韓論を叫んでいた江藤新平には厳しく当たって士族を剥奪して東京でなく佐賀で慌てて斬首してさらしています。
坂本竜馬がいきていれば戦争という行為を避けるように努力するでしょう。日本を海外貿易で世界に羽ばたかせうとした彼には平和な国の関係をのぞんだことでしょう。
 英国にしても対等な貿易を清とできていれば、戦争にまでもちこまなかったと思います。中国からの輸出超過がふえ、払うお金がなくなり麻薬を中国へ輸出することになり、アヘン戦争に発展したのです。
 
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この回答へのお礼

自分たちの意見を押し通す為に反対派を潰すというやり方はいつの時代でもあるのですね。
乙未事件もそうですが、当時は日本でも韓国でも反対派を潰す動きがありましたからね。

お礼日時:2009/03/01 19:49

なぜか一番の基本である三国干渉の話が出てきませんね。



>マスコミと民衆が戦争を望んだ理由は何でしょうか?
三国干渉の恨みつらみが猛烈に募っていたからでしょう。

>満洲への軍事・経済進出が目的であるならば、清国政府に許諾を得て軍事侵攻する必要はありません。清国に対して開戦宣言を行い占領すれば良いのです。

これをさえぎられたのが三国干渉でしょう。
本格的に中国進出しようとしてもロシアに潰されるのは目に見えています。しかもシベリア鉄道複線化が拡張されればますます不利になる。
このあせりが、未だ不利であろう戦争へ日本を突き動かしたのでしょう。当時のロシアは国力は下り坂でも、東方展開能力は拡張中でした。

>朝鮮への侵略
これは間違いなく当初から想定内ですよ。
ロシアから自衛するためには朝鮮半島を勢力化にすることは必要不可欠。日本自衛のための朝鮮侵略です。帝国主義時代は侵略と自衛は裏表の一つの行為でした。

ちなみにイギリスの目的は、中国市場の維持です。
もし大陸国ロシアが大々的に中国南下をすれば、いずれ清はロシアに飲み込まれます。しかも満州はせすでに勢力化になりかけているので、香港も時間の問題でしょう。英国側からすれば日英同盟は香港(イギリスの対中貿易)を守るものです。そして日本がそれを犯し始めた時点で廃止されました。

この回答への補足

あ、三国干渉は知ってます。遼東半島を清に返すよう、ドイツ、フランス、ロシアが日本に要求した事件ですよね?
しかし、それを期にロシアなどの国が清に居座るようになったので民衆の排外思想が高まる。その結果義和団事件が起き、ロシアはその鎮静を口実に満州へと侵攻。それが日露戦争へとつながる。・・・あってますよね?

あと、朝鮮侵略は当初から想定内だったとありますが、私は以前日清戦争の頃の日本に朝鮮を侵略する意図はなかったと聞いています。
ロシアからの自衛とはいえ、いきなり朝鮮を支配すればロシアに喧嘩を売る事になるので望ましい結果にはならない。故に下関条約でも朝鮮は支配せずに独立させるだけとしたと。
そこのところはどうなんでしょう?

補足日時:2009/02/28 20:28
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
日清戦争から日露戦争までの流れはわかりやすいほどつながっていますね。

お礼日時:2009/03/01 19:47

No.6です。



利益の出ない戦争と判って行っています。
 満洲への軍事・経済進出が目的であるならば、清国政府に許諾を得て軍事侵攻する必要はありません。清国に対して開戦宣言を行い占領すれば良いのです。日露戦争では、清国側から軍隊展開の許諾を得た上で行っています。
 戦後、南満洲鉄道の経営権が日本に移管されましたが、あの鉄道は清国の物ではなく、ロシアの国有鉄道でしたので日本が賠償の一つとして譲り受けたに過ぎません。
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この回答へのお礼

単なる軍事・経済進出とするには不自然な戦争ですよね。政府に許諾まで得ているのなら尚更です。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 20:27

日露戦争ですが、戦闘行動でまだ有利な状態にあると判断したから戦ったのであって、不利な戦いを行ってはいません。



 ロシア海軍は日本の3倍の戦力を保有していましたが、それは4つの艦隊に分散しており、極東艦隊だけで考えれば有利にありました。陸軍も極東軍には戦列兵が配備されておらず員数の少ない狙撃兵部隊しか配備されていませんでした。旅順要塞・ウラジオ要塞も未完成ですので、1904年の今がチャンスだったのです。
 日本陸軍は明治31年から増強を開始し、36年には目標員数の配備を終えています。小銃・機関銃は全て統一規格の弾丸で用意し、大砲も共用させました。動員可能戦力は極東ロシア軍以上であり、本格的援軍がロシア軍に来る前に戦えば勝てるのです。
 蓋を開けたら機関銃はロシア軍の倍以上保有し、未完成の旅順は僅か5ヶ月で陥落、本国軍を投入してきた奉天会戦も勝利し、ロシア軍は10万挺も小銃を鹵獲され、極東軍が壊滅状態になったのです。ロシア陸軍のこの損失は、10年後の第一次世界大戦勃発時段階で回復していません。海軍も2個艦隊を壊滅に追い込まれて世界第2位の海軍力が6位にまで転落してしまい、回復したのは1960年代に入ってからです。

 日本は勝てると思ったから戦ったのですよ。昭和みたいに公共事業として戦争したのではありません。

この回答への補足

ならば日本はロシアと戦って大陸に侵出することで、ロシアでの損失を余裕で取り戻せるどころか遙かに利益を得る事ができると考えていたのでしょうか。

私が一番気になるところは、日露戦争を最初から最後まで侵略目的の戦争とする場合、ロシアと戦ってまで侵略を行うメリットがあったのかという事ですから。

補足日時:2009/02/28 13:11
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この回答へのお礼

無茶な戦いといえども勝算は必要という事ですね。

お礼日時:2009/02/28 20:26

貴方の#1さんへのお礼に


付いてのみの私の考えですが
日清戦争の勝利による、自国への
過剰な自信があり、
マスコミの誤誘導があり、
基本、彼等はマッチホンプですから
今でも、裏も取らない事を書くこと
はあり、あの時代ですから一般人が
外国の情報など取る事かなわず。
景気いいことアドバルーン揚げられて
そんな気になったことは容易に想像
できませんか。

かの、言論界に燦然と輝いている
”福沢諭吉”も戦後処理で日本は
モツト戦利品、賠償金とう取れと
騒いだ一人です。
弱腰外交を声高に言った人です。
当代一流の言論人でさえこの程度です。
小村寿太郎の苦労が、苦悩が解ろうと
言う物です。
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この回答へのお礼

無責任に騒ぐだけの民衆というものはいつの時代にもいるものなのですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 13:25

>マスコミと民衆が戦争を望んだ理由は何でしょうか?


マスコミはいつの時代でも民衆を扇動することしか考えてない。
民衆はいつの時代でもマスコミ・新聞の報道を鵜呑みにする。

利益が関係ないのは、今の時代でも同じです。
憶測で書いたわけではなく、事実に基づいて書いてるつもりです。

前にビートたけしが出てるドラマでも言ってましたけど、
日清も日露も帝や内閣が望んだ戦争は一つもないそうです。
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この回答へのお礼

明治天皇は清との衝突から戦争にまで発展したことを遺憾に感じていたそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/02/28 13:23

ポーツマス条約で日本がロシアにだした条件に現れています。


 朝鮮の権益を独占するため
 満州の経済に対する優先権を得るためです

満蒙は日本の生命線と考えていたので、ロシアが朝鮮に介入し始め、満州鉄道の建設にも手をつけはじめたから、やむなくロシアと戦争したのです。朝鮮に進出した時点から、朝鮮にとっては迷惑な話になっていますので、ある意味侵略と考えるべきでしょう。
 日本にはお金がなく、多くの国が日本がロシアに勝てるとは思っていなかったようです。イギリスはヨーロッパで手一杯なので、日英同盟を結んで東南アジアへ割くべき兵力を減少させたのです。

この回答への補足

確かに結果を見れば朝鮮への侵略を行ったのは間違いないわけですよね。
ならば目的は何なのでしょうか?やむなくという事は自衛のための侵略なのか、それとも最初から侵略をするための侵略なのかという事です。
金がないのにわざわざ戦争してまで他国に干渉するのは大損ですからね。

仮にロシアが南下政策を行わないとしても、日清・日露戦争は行ったのでしょうか?

補足日時:2009/02/28 08:46
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民意です。


マスコミと民衆が戦争しろと叫んだため、
天皇も内閣も戦争したくないのに
始めざるを得ませんでした。

この回答への補足

マスコミと民衆が戦争を望んだ理由は何でしょうか?
結局ポーツマス条約で賠償金がとれず、困り果てたのは民衆でしょうに。

補足日時:2009/02/28 08:50
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この回答へのお礼

他の人の回答も参考にしましたが、当時の日本は外国に対して危機感を抱いているというのが世論だったようですね。

お礼日時:2009/02/28 13:21

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