あなたの「必」の書き順を教えてください

1級を独学しているのですが、使用しているテキストは仕訳中心で解説が少ないので、以下のことが理解できません。ご教示いただければ幸いです。宜しくお願いします。

(1)金利スワップ取引
「決算日における金利スワップの時価は100円である」といった場合の「金利スワップ資産(負債)」とは一体なんでしょうか?時価というからには、スワップ契約内容が市場で取引されるってことなのでしょうか?利払いは受取利息勘定等で処理しているので、仕訳とはそれで十分ではないでしょうか。

(2)ヘッジ会計
なぜ時価ヘッジが例外で繰延ヘッジが原則なのでしょうか?時価評価のほうがより正確な内容を開示できると思うのですが。

(3)為替予約
独立処理した場合に為替差損益の相手科目として「為替予約」勘定が使われていました。この勘定の要素は何ですか?

A 回答 (1件)

(1)について


現行の会計基準ではデリバティブも資産・負債として認識・計上するため、金利スワップは資産・負債計上されます。

そしてその時価とは、「公正な評価額をいい、市場価格がある場合には市場価格に基づく価額、市場価格がない場合には合理的に算定された価額を公正な評価額とする」とされています。後者はより具体的に、「取引を実行するために必要な知識をもつ自発的な独立第三者の当事者が取引を行うと想定した場合の取引価額」とも表現されています。

そのため、市場取引のされていないものでも、時価算定できます。

(2)について
ヘッジ取引は、相場変動等リスクを回避するためのものですから、その経済的実態を財務諸表に反映させる必要があります。

もしも、ヘッジ手段の時価変動による損益をヘッジ対象の相場変動等と完全に切り離して計上してしまうと、リスク回避の経済的実態が何ら反映されなくなってしまいます。また、日本では歴史的に取得原価主義を採用してきたため、時価評価により都度損益を計上する資産・負債の数は少なく抑えられています。

そのため、繰延ヘッジ会計を原則処理としています。

(3)について
為替予約勘定は、資産または負債になるものと思います。
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この回答へのお礼

私の質問の書き方そのものが分かりにくかったかもしれませんが、こちらの意図を汲み取って、かつ親切にお答えいただき、誠に有難うございました。よく理解できました。

お礼日時:2009/03/20 00:47

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