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中国の経済特区はなぜ、南にあるのでしょうか?教えてください。

A 回答 (2件)

外国資本が入りやすくするためです。


経済特区は4都市で1979年から始まりました。

シェンチェン市は香港(当時はイギリス領)に隣接している都市で、香港資本、または香港を通して外国資本が流れ込むのを狙い、経済特区となりました。香港は貿易の拠点でもあったので、外国資本としても香港を足場にすれば中国に進出しやすかったのです。

チューハイ市はマカオ(当時はポルトガル領)に隣接している都市で、やはり外国の資本を狙っての事です。

アモイ市は台湾の対岸にあり、これは台湾資本を狙っての事です。

スワトウ市は、華僑が多くその華僑関連の資本を狙っての事です。もともとここは、清の時代より外国に開港されていた港であり、この地から多くの中国人が海外に行きました。現在この地より海外に進出し外国に住む華僑は300万人以上とも言われています。
そうした華僑と、それに関連する外国資本を狙ってこの都市も経済特区になりました。

シェンチェン市、チューハイ市、アモイ市は、外国の貿易拠点に近く、そこからの外国資本の進出を狙っての事です。
スワトウ市は華僑の地縁、血縁を生かした資本の流入を狙っての事です。

1988年に海南島が経済特区になりますが、これは中国政府が観光に力を入れての事です。中国のハワイ、東洋のハワイと宣伝し観光客や外国資本の流入を狙いました。
もともと海南島近くの香港やマカオには毎年、多くの観光客が訪れています。こうした観光客を狙っての事です。
外国資本としても、それまでに上記4都市を中心に経済活動を広げてきたので、そこから近い海南島への進出はしやすかったのです。
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首都である北京から遠いことと、旧英国領香港、旧ポルトガル領マカオが南方にあるためでしょう。

他の地域への影響(経済格差ができてもわかりにくい)が少ないからとの見解が有力です。
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