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シリカへの有機化合物の吸着ですがどのような
機構で吸着・担持が起こると考えられますでしょうか?
ファンデルワールス力のみの吸着なのでしょうか?

A 回答 (2件)

まず初めに、シリカには吸着性はほとんどありません。

吸着性のあるのは「シリカゲル」の方です。
>ファンデルワールス力のみの吸着
確かにシリカゲルは不活性ガスも吸着しますのでファンデルワールス力による吸着もあります。これは「物理吸着」
しかし、シリカゲルの場合は、
1.多孔性なので「内部空間」があり、その大きさによるsize exclusion的な付加があります。これも「物理吸着」ですね。
2.もっと一般的なのはシリカゲルのシラノール基(≡Si-OH)とそれに付着している水分による「化学吸着」で、液体クロマトグラフの場合はこれが専ら寄与します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
参考にして検討してみます。

お礼日時:2009/03/21 02:06

特殊ですが、多孔質の球状シリカの場合、孔の形状に合致するものを


吸着します。 そのため、目的物に合わせてシリカを色々チェック
するしかないですね。 たとえばBrを捕りたい場合、Brのみしか
吸着しないので、活性炭とかの色々吸着する、2層構造の吸着塔を
作ります。 シリカもさまざま有りますので、探すのは大変です。
シリカにシラン処理(Si-H)などして、吸着効率を上げる事も
可能ですが、実際には簡単には処理できないかも知れません。
モノシランや水素などの分解物が生成されるから危ないかも?

参考までに、何を吸着させたいのでしょうか。教えて!!
この場合のシリカは、SiO2を示してますか?  
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
文献等をみるとCore-Shell型の構造のシリカがありますね。
詳しくは言えませんが
例えば、蛍光色素の吸着などを考えています。

お礼日時:2009/03/21 02:09

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