
No.15ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
#6のお礼の中で
>仮に、あなたが快楽殺人犯人の傍らにいて、彼に対して感じる感情を、自分自身の投影だなどと考えるナンセンスを、どうして得意げにいうのでしょう?
#6の回答者さんは、「得意げ」には言っているのではなく、一種の宗教的な観点から言ったものだと思います。このような議論は、ずいぶん古くから、続いています。今さらなのですが、例えば、この議論は、日本の死刑制度論争と似ています。キリスト教のような人道主義というのは、日本ではなかなか広がりません。反論は、現実論で必ず応酬してきます。「あなたの家族が被害者にあったら、そういえるだろうか。」という、情念に訴えかけるような言葉が必ず出てきます。
昔、作家の三島由紀夫さんが、ドイツの反ナチスの平和主義運動が、どれほど過酷なものだったのか、日本人は知らないで平和運動しているという話をしていたことがあります。いずれにしても、実態を踏まえないで、理想論や仮定の話をしていくと、話が現実から離れて、ヒートアップしてしまうようです。
「快楽殺人犯人」というような極端な例を持って、ご自身の主張を推し進めようとしたいのは、たぶん、ご質問者さんに、憎むべき対象があって言っているのでしょうし、それを、ここの場で、その前提を抜きにして一般論に広げても、話がすれ違ってしまうものだと思います。しかし、その憎むべき対象の話を持ち出したら、ここの場の主旨とは違ってしまいます。
あえて、もう少し身近な現実的な話に狭めていくと、この社会には、性格異常、または、境界例という人たちが野放しになっています。性的異常者だけではありません。その人たちは、周りの温情というか、我慢によってすくわれているだけで、身近な人をいつも困らせています。
例えば、『ドラえもん』に登場するジャイアンも、ある意味では、困った人間の典型だと思います。大人の目からは、許容範囲かもしれませんが、子供どうしの中では、はなはだ困った人物です。彼が身近な同級生から、持ち物を借りると称して、それを奪ったり、暴力で怪我をさせたりしたものは、許しがたいものがあると思うのです。ジャイアンの親も、家の仕事を暴力で従わせる、子はその腹いせを、また、近所の子供たちに向けるのでは、それでは、本来、その親自身含めて、社会的に許されるものではないだろうと思います。一番いけないのは、誰も、彼をきちんと教育したり指導したりする人間がいないのです。
ジャイアンにも良いところがある、一方的に悪者にするのはおかしいというような論法で、「擬似的な平和な世界」でまとまりを付けられるとは、私は思っていません。一時期話題になった「騒音おばさん」も、その一人かもしれません。彼女にも二面性があります。報道では、際立った部分が強調されていることは事実です。しかし、ジャイアンと同様に、理由なき・正当性のない罪を冒し続けていたことには違いありません。
精神科医の町田静夫氏は、精神疾患は治療することができても、性格異常は治療することは困難だと言います。現実に、そういう人たちがいることで、いずれは危害が加えられることには間違いないのです。それを、攻撃は最大の防御として、被害者と加害者が入れ替わったら、それでは、本末転倒です。ただし、いくぶんは、同情すべき部分はあると思うのです。
いずれにしても、私たちの多くは、そう簡単に、善悪や要・不要で二分化して、人に対する「存在理由」のある・なしなどを論議したり、判定できるような立場にはいないように思うのです。「存在理由」を問うことになれば、その人の「存在」をなくしてよいということを、正当化する論理に結びついてしまうことになってしまいます。「存在理由」とは別の次元にあるからです。私は、ここで結論を出そうとは思いません。
ただ、私は、裸の王様に対して、「あなたは服を着ていない」と、モノをいえるような勇気を持つことは必要だと思うのです。この国は、そういう発言をした者を、社会的に抹殺してしまう傾向が強いようです。それはムラ(村--ボケに近い長老の日和見主義で、事なかれ主義がまかり通る)社会だからです。「和を以て尊しとする」で、和を壊したものが悪者だとするのです。法律も人を守るためではなく、力のあるものを守るようにできているようです。
もともと、人に「存在理由」を求める必要なんてないのではないでしょうか。そういう人たちと、どう向き合うかということではありませんか。
大変建設的な意見を伺いました。
問題の設定自体に問題があったのかもしれません。
まさに結論は、「そういう人たちとどう向き合うか」
つまり、社会に対する効用とか、プラグマティックな思考法を放棄することが必要なのかもしれません。
おっしゃるように、日本では人道主義はだめですね。偽りのものしかできない。それはまさに、最終段でおっしゃる、村意識、日和見主義の支配からだと感じています。絶対善という観念がない。一種キリスト教的な絶対者、絶対対象あるいは理念、そういった至上のものを設定したりはしない。中道といえば聞こえはいいですが、それよりは安寧、妥協が支配しています。実態を踏まえない議論、反ナチスの陣営のずるがしこさや非常さもちょっとかいま知っています。もっと、学んでからものをいえと。しかし学んだ言動はうるさがられる。
#6のなかで言ったのは、無責任に投影じゃない貨などという自己陶酔的な回答に対しての反論として出したまでで、具体性をかんきすれば、そんなはずはないという反証を示したかっただけで他意はないのですが。
ジャイアンによいところもあるが、そんな「よいところ」は別に問題じゃない。実際の被害が問題なのである。そういう具体性と建設性をピックアップしなければ何の駅もある議論になりませんよね。しして、その有益性をいつも一般論的には回避する傾向が高いように思えます。
あなたが被害にあったら=もはや倫理観の議論ではなく、パーソナルな強迫観念への移行ですね。なさけないことです。
No.23
- 回答日時:
#22です。
>それはおそらくそうなのでしょう。しかし、実際問題としてそれで精神的打撃を与えるわけです。
:打撃を与えるものは、まず自らが与えられているもののはずです。
それを知ったことかと考えるか、状況が違っていれば自分がその立場にいたかもしれない、と考えるかで随分違ってくるでしょう。
対処法は個人の自由だと私は思いますが、少なくともそういった事実だけは認識しておく必要があると思います。
>そういう反作用性があえて言えば存在理由かと思われます。
:これは気休めというか、無理筋じゃないでしょうか。
そう考えれば気が楽になる、ということはあるでしょうが気付け薬のようなもので根本的解決にはつながらないように思います。
それに、存在に理由などはないと思いますけどね。
恵みを受けているというのは、たしかにずいぶんとそうでない場合よりも根本的効果はありますね。人間支えられ方によっていかようにも変わりえます。不公平が世の中にあるということをつねに心に留めておくべきなんでしょう。
No.22
- 回答日時:
この場合だけに限らないのですが、全ては生育環境という要因に負うところが多いと思われます。
「粗野」の要因は、愛の枯渇でしょうね。
愛の枯渇によって必ず粗野になるかと言えば、そうではないでしょうが、刺激としての枯渇が本人のキャパシティを超えるほどのものだったということは言えるでしょう。
与えられなかったものを与えることは難しいものです。
粗野であろうとして粗野なのではなく、ただ愛を知らないから、というのが実際のところではないか、と推測できるのではないでしょうか。
つまり、基本的にはですが、本人の責任性は薄いわけです。
恨んだり憎んだりしても意味がないのはそれゆえです。
それはおそらくそうなのでしょう。しかし、実際問題としてそれで精神的打撃を与えるわけです。そういう反作用性があえて言えば存在理由かと思われます。
No.20
- 回答日時:
私は仕事柄、一般人以上に粗野な人を相手にする確率が
高い仕事に従事しています。
そこで感じることを書かせていただきます。
人生は、同種の人ばかりの集まりだったら、つまらない。
何の疑問もなく成長も期待できない。
(でも、宗教などで、同種の思想を布教することで、
世の中を安定的に幸せを導こうとしていますよね?)
即ち、成長とか発展とかを促すために、粗野な人がスパイスとして
存在するのではないでしょうか。
また、こうした異端児がいることで、
まともな人を、よりマトモあるいは、
あんな風じゃなくて良かったねと
印象付けるためのスパイスとして存在するのでは、
ないでしょうか。
だから、発展を促す為と良いものを保存の為に、
自然の法則として(神様が)、粗野の人を少し存在させているのではないでしょうか。
わかります。
いびつなものが混じっている党ことで刺激剤になりますからね。行動意欲とか反面教師性とか、より社会が発展していくために原動力となることは確かです。

No.18
- 回答日時:
>問いかけるのはいいけど、質問と関係ない回答だよ。
ここまで言いたくはなかったけど
自分自身に問いかければそのまま
>物事を考えずに、きめ細やかでなくて、精神構造が荒くて、洗練されていなくて、一言で言って粗野な人っていますよね。粗野でかつ自分勝手でずるく性質も悪いひとがいます。そういう人の存在理由というのはどういうところにあるのでしょうか?
の回答になるのではないですか?
自分はなぜここに存在しているのかと
質問文においても回答においても
論理的な脈絡のない文章を連ね洗練されない思考や精神構造の粗さがみられるからです。
応援はしてまっせ。
だから回答するのです。
棒にも箸にもかからんと判れば人は放置するもんさ。
この回答への補足
>質問文においても回答においても
論理的な脈絡のない文章を連ね洗練されない思考や精神構造の粗さがみられるからです。
具体例を引用してください。粗野で洗練されない思考の持ち主に対してそのくらいしないと理解させられませんよ。あと、補足のほうの「質問者はニュートラルである」という定義に関して賛否を示されたい。質問者を、例えあざける心がなくても貶めるような行いは、まったく洗練された人間のやることではないことにも気付くべきことです。それとも、自分は下種な人間であることを自認してやっているのですか。

No.17
- 回答日時:
質問文
>物事を考えずに、きめ細やかでなくて、精神構造が荒くて、洗練されていなくて、一言で言って粗野な人っていますよね。粗野でかつ自分勝手でずるく性質も悪いひとがいます。そういう人の存在理由というのはどういうところにあるのでしょうか?
という問いに対して
自分はどうなんですか?
とその質問文をそのまま用いて貴方に問いかけたところ
>私はもう、高貴そのものですよw
という返答がありました。
高貴とは一体どんなこと?という定義もさることながら
高貴であるということと物事を考えない、きめ細やかでない、精神構造が荒いなどということは直接関連性は認められない。
さて
きめ細やかさがなく、精神構造が荒く、洗練もされてないのは誰?
>単なる自己主張で削除される危険を体裁だけ整えた質問で自己肯定ガス抜きがしたいのは誰?
まず自分に問いかけてみたらどうでしょう?
この回答への補足
私「garcon2000」が、質問文のような粗野な人間であることないことが、なんら回答には関係ないことがわからないのだろうか?質問者はここでは人格がないのだ。てんからの問題定義者、まったくのニュートラルな存在であることをわかっていない。
補足日時:2009/04/04 10:28No.16
- 回答日時:
身勝手な行動を躊躇無く貫けるなら、突発的な自然変動が起きても生き残る可能性が高いです。
生物として、周囲を考える協調性と個体でも生き延びる独善性は、生き残る可能性を高める為の多様性でしょうね。
近親交配をすると遺伝子の揺らぎが大きく出るけど、近親交配=生存環境の悪化 と判断して機能する生態プログラムかもしれません。
わかります。
独善性は突出傾向であって、環境変化に対応できるのかもしれません。
結局自然っていうのは、広く対流することを本位としていますからね。近親交配ではその閉塞感が自然のよきところに導かれるのと反対です。だから、しっぺ返しということなのでしょう。
No.14
- 回答日時:
人は見かけによらず・・という言葉があります。
この人がこんな事を、と思ってしまうときがあります。
私の知っている人で、粗野というか常にトラブルメーカーの人がいるのですが
ある時、事情があって仕事を頼みにいったのですが
まず大変親切で、こと細かく気配りをして相談にのってくれたのです。
この人がこんな人だったのかと驚いたことがありました。
人間て分からないものです。
いろんな面をもっているのかもしれません。
単純に粗野とか、そうでないとか言えないような気がします。
また、別の人で性格は違いますが、明るく大らかで荒々しい感じの人がいますが
これがまた、見かけによらず計算となるとずば抜けて早いのです。
なんでこんなに早いのだろうと思ってしまうことがあります。
また親切なところがあり
こんなごっつい男が以外と優しいのだなとも思う時があります。
ですから私は別に存在理由は・・とも考えたこともないのですが
十人十色でいろんな人がいるものだ、ぐらいに思っています。
それでいいような感じもしますが・・・
そうですね。
ただ、私が設定したのはそういうひとではなくて、どっから切っても粗野な面低俗な面しかないような人間ですね。そういうひともいっぱいあふれていますよ。
人は見かけによらない人もいる。見かけそのものの人もいる。見かけとぜんぜん異なる人もいる。しかし、「見かけ」というのもまた厄介ですよね。人間の社会的本能と直結する問題かもしれません。
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