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自分は大学で心理学を専攻しているものです。
私の大学は卒論が必修で、2万字書かなければならないのですが・・・

心理学を学んでいくことには楽しみを覚えていますが・・・全く調べて発表!みたいな卒論には興味を持てず・・・。

携帯メールで\"顔文字”についてやっている論文を見て、なんとな~くこれやってみるかな~と思い、今日草案みたいな感じで発表したのですが、もともと\"なんとな~く”で選んだので、教授に「大義名分」がない。とか「問題点は?」と聞かれて、沈黙してしまいました・・・。

なんか良い「大義名分」はないもんですかね・・・。orz

ご助力おねがいいたします。

A 回答 (4件)

論文を書くときは「答え」から書きます。



「○○○は若者にXXXという影響を及ぼしていますっ!」とか
「△△△は今後、心理学上の問題になりえますっ!」とか。

その答えが正解/不正解はどうでも良いです。その答えに向けて
「なんとなれば」と細かく書き下ろしていくと、論文になります。
当然書き下ろしている途中で間違いが見つかりますが、間違って
いれば「答え」をその分修正すれば良いんです。2万字? へっ!
たかだか40kBぢゃないですか。

「答え」が無い状態で書き始めるから、「大義名分」云々という
話になるんですよ。
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そのもとになった顔文字論文はどういう「大義名分」を掲げてやっているのですか?


その論文のやり方を踏襲して追試的な研究をするにしろ、「顔文字」という対象だけを使って新たな研究をするにしろ、その研究テーマに共通する意義は書いてあると思います。

貴方の動機は「なんとな~く」でもよいのです。
ただ論文レベルでの先行研究がある以上、そのテーマ自体の研究意義は間違いなくあるはずです。
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こんにちは、僕も卒業論文に向けて研究をしている者です。



まず確認しておきたいんですが、卒論での研究の形式は実験や質問紙を使用する実証的な研究ということでよろしいでしょうか?とりあえず以下、実証的な研究を前提としてお話します(多少それ以外の研究に被る部分もあるとは思いますが)。

「大義名分」の立て方としては、次のことを念頭に置いてみてください。とりあえず4点ほど申し上げます。

1. 社会的な意義を自分の知識や経験から考える
実証的な研究においては、「何故それを研究するのか?」が重要な問題になります。もちろん、ご自分で「この実験によって~という社会的な問題が説明できる!」「この研究をすれば~の実態が見えてくるはずだ」などの大義名分を用意することもできます。
ただ、よほど独自なトピックでなければ、自分の知識や経験だけで大義名分を用意するのは効率も悪く、また、的はずれにもなりがちです。

2.先行研究にある研究目的を参考にする
今回はせっかく先行研究があるのです。まずは、先行研究が持っている「大義名分」や指摘している問題点は何なのか、といったあたりを確認してみるといいと思います。
ですが、先行研究の目的を真似るだけでは不十分です。というのも、たとえば、質問者様は顔文字についての論文に興味を持って、それについて研究したいと思ったとのことですが、既にそこに研究があるのに、何故貴方があらためてそれを研究する必要があるんでしょうか?簡単に言えば、教授の方が聞きたかったのはそのことでしょう。

3.先行研究に対する自分の考えを持つ
ある論文に基づいて卒論を書くとすれば、それに反論するか、あるいは補足するかを目的にすることができます。どちらをとるにしても、元の論文の問題点や不足を指摘するのが重要です。
指摘の方法としては
・「実験参加者が少なすぎる」「この方法は正確に~を測定できていない」という、研究方法や結果に関する問題指摘
・「対象者がアメリカ人だった。日本人にも適用できるか」というように応用範囲を探る
・「この考察では~と述べられているが、検証はされていない」と、著者の推測を検証してみる
・「この研究では~について調べられているが、…についても同様のことがいえるはずだ」と、他の概念やテーマで言われていることと混ぜる
など、様々な方法があります。

4.先行研究をできる限り集める
以上のことをやる上では、どうしても「文献を読む」必要が出てきます。それも1つではなく、複数。
ちなみに先程、顔文字の研究って面白そうだなと思って「顔文字」「携帯」のキーワードでCiNiiで検索かけてみましたが、それだけで10件以上の論文が出てきました。そのように類似したテーマや、全く逆の説、あるいは先行研究の元となった研究を読んでみる、というのもアイデアの発展には使えるでしょう。


ここまでごちゃごちゃ言ってきましたが、つまるところ、先行研究から抜け出した問題指摘が重要ということです。

そして何より、自分自身がおよそ1年間「面白い!」と思って追究できるテーマにしていくことが必要です。先行研究を集めて読み込むだけでも結構な労力ですしね。
何でも好きなことを調べていいのが卒論ですから、いずれにせよ大変なら、研究が楽しみになるようなテーマに発展させたほうがお得です。

2万字っていっても、1年かけてです。仮にあと8ヶ月としても、1日に換算すれば100文字もないですよ。楽しんでいきましょう。
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心理学の素人です。

ご参考までに。

>心理学を学んでいくことには楽しみを覚えていますが・・・全く調べて発表!みたいな卒論には興味を持てず・・・。

世の中の事象に疑問を持たずに吸収できるというのは、これはある種の才能です。
しかし困った事になりましたね。
論文は自分が持つこだわり、既成概念などの自分の考えに世の中の事象を照らし合わせた時に発生する差分(一般的にはこうだと思うのに、社会ではこうなっている。なんでだ? 等)疑問を順次論理立てて解消していくという事になると思っています。

・・・さて、こうした時に一般論→疑問→実例→解明というプロセスを辿っていくと思うのですが、ご自身がよく社会の事象をよく勉強されてしまっているから、自分の考えと社会の実態に差分が無いので、論文を書こうとしてもできない。

手段の一つに、社会通念上の一般論を解析して箇条書きにし、社会の一般事象と反するものを見つけてそれの差分を埋めれば宜しいかと思います。
一般論と事象が乖離していない場合は、お題目の見直しをすればいいでしょう。
この差分が、ご質問中の「大義名分」「問題点」になります。

ご質問のお題目から言えば、「携帯電話のメール機能で何故顔文字が使用されるようになったのか、その社会的群集心理について」というテーマが簡単に出ると思いますが、「大衆が便利だと思ったから」「絵文字を使うのに若年層の日本人は抵抗が無かった」とか面白くもなんとも無い結論が簡単に出てしまい、これではいけません。

これはお題にする材料が少ないから差分が出ないのであって、何かとマッシュアップすればこじつけでも差分が出てくるものなのでなんとかなります。
お題目の材料を増やす事です。

現代社会の問題とマッシュアップ
「メール使用者は、何故通常の日本語のみの文章よりも顔文字を含めた文章を選択するのか」(日本語のみで事足りるのではないか)
 →感情を表現するのに正しい日本語表現の学習をするよりも、顔文字の方がフォーマットも提供されていて簡単に手に入れられ、心理的負担が少ないから。

音声学とマッシュアップ
「発音できない絵文字をメールに使用するのは何故か? 」
 →メール使用者が話し言葉に変換できるような正確性を必要とする事務的連絡ではなく、感情の表現手段としてメールを使用する事を選択しているから。

ジェンダーとマッシュアップ
「男性よりも女性が顔文字を多用するのは何故か」(もともと同じ頻度であるべきはずなのに)
 →女性使用者は文章による論理的思考よりも感情的表現を優先するから

歴史とマッシュアップ
「古来より優れた文芸作品を残してきた日本民族が、現在に到って顔文字を許容した群集心理」
 →かなりこじつけです。

これらを教授に見せた場合、「よし、じゃあ歴史で行け! 」なんて言われた日には大変な事になりますよ。
なんせ大衆に文字を教えていた辺りの歴史から調べなければならないですからね~。
簡単になりそうなヤツはあえて外しましたウッヒッヒ。
まあ私目はまったくの素人なので、テーマ選びから幼稚なものになっている可能性が否めませんが・・・。
しかし上記で挙げたお題を使用するのはあえて厳禁とする、と、私がここで勝手に宣言させて頂きます。
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