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戦後の韓国や中華人民共和国?中華民国?への賠償についてなんですが、そもそも日本は戦後、国家として解体されたわけですよね。国家としてシステムも教育もかわった国が、それ以前の国家が犯した責任を負う必要ってあるんですか?歴史上をみるとドイツなんかは第一次大戦後賠償させられていますけど。

戦時中国家として成立していなかった中華人民共和国や大韓民国、などの国に新しく誕生した国家から賠償が行われる、そのお金の流れとか関係が間違っているような気がしました。

なぜそう思うかというと、たとえばある人間が罪を犯した場合、その人間の子供は犯罪者ではないですよね。犯罪者の子供も犯罪者だとか、犯罪者の凶悪な血が流れているとか考える人は軽蔑されます。それは犯罪者とその子供は別の人格だととらえるからですよね。

僕が気になるのは国家にも人格というか、特徴があるのではと思うのです。日本は戦前は軍国主義の非民主的な国家でしたが、戦後は一応民主主義の国家になりましたよね。また大韓民国は当時は存在せず、人間でいうならばまだ生まれていないという状態です。人間の場合と同じで考えると責任はないことになりませんか。

僕は新しく誕生した国家から、新しく誕生した国家へ、という賠償の流れにのみ疑問を感じています。あるならもっと実際被害を受けた人々に賠償される形じゃないと意味がないような気がします。

長くなりましたが、そういった国家における責任について法学的にはどのように考えられているのでしょうか?

A 回答 (2件)

結論から言いますと


韓国は第二次世界大戦中は日本の一地域ですので、戦争賠償には値しません。あるとするならば、戦争中無理な戦争で民を疲弊させたという賠償でしょう。
中国に関しては日本と戦争をしていませんので、戦争賠償がありません。
便宜上、日中戦争と言っていますが、当時の日本、中国の利害上両国とも宣戦布告をしていません。国際法上は戦争状態ではありません。それだけに泥沼で悲惨な現状はあると思いますが。
あるとするならば、勝手に侵略してきて国土を荒廃させた迷惑料でしょう。
いずれにしろ、国としては話が終わってます。

っと言いつつも、その後も具合が悪いので、ODAやらなんやらかんやらとお金を出しています。だらだらと金を出すので余計ねだられるのでしょうけど。

ちなみに、他の回答者さまも説明されていますが、日本は戦後解体されたわけではありません。

>戦後は一応民主主義の国家になりましたよね。
教科書ではそうなっています。農地解放、財閥解体。これで経済発展の基礎ができました。でも実際には良いか悪いかは置いて、三権分立はろくに機能せず、議会制民主主義もまともに機能しているとはいえません。
この問題は今回の主旨とは違いましたね。失礼いたしました。
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>日本は戦後、国家として解体されたわけですよね


ちがいます。

戦後の講和条約としては、サンプランシスコ講和条約がありますが、その調印国には韓国、北朝鮮、中国は含まれていません。
 韓国、北朝鮮の場合は日中戦争以前に日韓併合がありましたので、本来は敗戦国です。
 また日本が戦ったのは中華民国であり、中華人民共和国とは戦争をそしておりません。
 ですので、サンプランシスコ講和条約に上記の国は含まれておりません。ですので本来上記三国には戦後賠償を求める権利も、又日本がする義務もありません。
 しかし、それらの国がしつこく金を求めてくるので、日本は韓国には賠償という形で・・・
 中国にはODAという形で賠償をしました。

正直、国際法、及び各種条約に照らし合わせても日本が上記の国家に金銭を譲渡する必要はまったくありません。

 で、なぜ戦勝国が賠償を求めなかったというと、第一次大戦後のドイツの失敗をみているからです。第一次大戦後、ドイツは戦後賠償と戦後復興のせいでドイツの国粋的思想が強まり、ナチスの台頭をゆるしたからです。

>あるならもっと実際被害を受けた人々に賠償される形じゃないと
 違います。
 日本と韓国との条約では、日本が韓国の国民に対し賠償するとという形で賠償が行われましたが、韓国政府が国民に配らすに勝手に自国政府で使用したのです。

この回答への補足

日本は戦後、GHQによって解体されていない、ということについてききたいんですけど。
戦前と戦後で、憲法が異なるものになっているのに、国家として解体されていないといえるのですか?解体という言葉がふさわしくないのでしたら何が言葉として正しいでしょうか?
ちょっと私詳しくないのでくだらない質問ですがすみません。

補足日時:2009/05/25 21:57
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