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地磁気シールドの穴と 強力な太陽嵐で、2011年あたりの極大期に、電力網に影響が出る可能性があるという話を聞いたんですが

極大期に向かっているのにもかかわらず太陽の黒点の数が異常に少ない、という話を聞いているので  
記事のようなことを心配する必要はないと考えてもよいですか?

A 回答 (2件)

電力網というのはかつてカナダであった送電線の事故のことだと思いますが、


黒点の数が少ないというのは一過性のことなので油断はできないのです。
そもそも黒点が少ないままならば太陽放射熱の減少を心配せねばならず、
14世紀から約500年続いたといわれている小氷河期の再来が懸念されます。

太陽風の正体はプラズマですが、地磁気シールドといわれているのもプラズマです。
つまり、太陽風のプラズマが地磁気に捉えられてドーナッツ状に固まっている部分がそうなのです。
このドーナッツ状の部分をヴァンアレン帯とよびます。

普段はヴァンアレン帯は危険な銀河宇宙線を防ぐ役割をしています。
強烈な太陽風はこのヴァンアレン帯を吹き飛ばしてしまうのです。
そして太陽風が治まる頃に太陽風によってプラズマが補充される形でヴァンアレン帯が修復されます。

ヴァンアレン帯が吹き飛ばされている間は大気圏にプラズマが届きやすいですから、
オーロラは出まくり、人類の活動上、あまり好ましくない状況になるのです。

ヴァンアレン帯の強さは地磁気と太陽風の力関係によります。
ところが地磁気は年々弱まっていることが観測されており、
数千年以内にゼロになるとさえいわれています。
N極とS極が反転するポールシフトもこの前後でおこるとみられています。

前回のポールシフトから70万年あまりが経つそうですから、時期的にもそろそろです。
ですが、ポールシフトによる影響はよく分かっていないようです。
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 今回の太陽黒点数の減少はどうも一時的なものらしく、やはり極大期はやってきそうです。


 http://news.goo.ne.jp/article/wiredvision/busine …
 とりあえず、地球の寒冷化なんて(文字通り)ぞっとするシナリオはなさそうですが、強力な磁気嵐によって直撃を食らった地域では大規模停電や電気-電子機器の故障には注意が必要かもしれません。とりあえず政府でもそうした危険が生じそうな場合は磁気嵐警報をだしたり対処方法に関する情報をだしてくるはずです。
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