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 年金は若い人が次の老後を支えると聞きますよネ。これおかしくないですか。
 納めたのに自分は老後になればもらえるのかって誰も思いますよネ。
だから自分が納めた分を自分がもらうシステムだったら問題は無い訳ですよ。個人年金だって納めてない人は貰えないんだから。
 これって自民党が納めてない人に、票が欲しさに“さぁ年金ですヨ”と先にあげ始めたことに問題があると思っているんですが、どうでしょうか。

A 回答 (7件)

>年金制度が出来たときに、なぜ年金の掛け金を納めていない人に年金を支給し始めたのか。


これは、確かにもっともな疑問です。半分は政府の言い訳かもしれませんが、以下のような説明がされます。

1世代目の時代には、年金制度がなかったとします。1世代目は、自分たちの親の面倒を見てきた人たちです。
2世代目の時代に年金制度ができた。2世代目の人たちは、年金保険料を支払い、老後には自分の年金を受給するが、同時に、1世代目の人たちに対して同居して面倒を見たり、仕送りしたりする。
3世代目以降の人たちは、年金保険料を支払い、老後に自分の年金を受給する。

つまり、年金制度が始まった2世代目の人たちは、自分たちが将来年金を受給するための年金保険料の支払うのと同時に、年金制度がない前の世代への仕送りや面倒を見るという、二重の負担を追うことになるから、これを回避するために、保険料を支払っていない世代にも福祉年金などの年金を支払う、という理屈です。「世代間の仕送りシステム」の考え方を取る以上は、論理的に当然なのかもしれません。
>早くいい制度を創ったと感謝されたいと、支給を焦ったのではないか
制度創設時にそういう意図があったかどうかは分かりませんが、結果として感謝された(その政党が支持を受けた)かもしれませんね・・・。

「自分が納めた分を自分がもらうシステム」と「世代間の仕送りシステム」は、それぞれメリットとデメリットがあります。少子高齢化が進む現代では、欠点ばかりが目立つ「世代間の仕送りシステム」ですが(出生率に影響されるということも欠点の一つですね)、発展途上の社会(日本にも発展途上国のような時代があったわけです・・・)では、それなりに役割を果たしたのかなと。

ただ、以前「年金制度を通じて前の世代に還元している」と書きましたが、現在では、やや過剰なのかなとも思います。そういう意味では、ちょっと今回のご質問と関係ないかもしれませんが、現在の日本の社会制度は、年金にせよ、税制にせよ、退職世代に手厚く、現役世代に厳しい傾向があると思います。どの政党が政権を取ったとしても、声が大きい(=人口が多く、投票率が高い)世代を向いて、政治をせざるを得ないでしょう。高齢者世代は投票率が大変高いですね。もっと若い方が政治に関心を持って声を上げていくべきなのではないかと思います。
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この回答へのお礼

さすが専門家の人からは良い意見が聴けますネ。
2世代の納めた掛け金を、最初の1世代のためには、無いことから始めたのだから1/3使い、2世代のために2/3残しておいたら良かったのではないかと個人的には思っています。
ここのボタンの掛け違いがいけない。
2世代が1世代を支え、3世代が2世代を支える、それは家庭内のこと、国単位で行う理屈ではないと思います。
こんなことするから、早く子供を産めなど、変な政策を言いようになる。大臣が自分で産んでどうなる。
狭い日本の人口どうすりゃ気が済むんだと云いたくなる。
子供がいるいないは個人的なこと大きなお世話、と怒りたくなる。
ブッブッ・・・
詳しい説明ありがとうございました。

お礼日時:2009/07/26 11:19

年金制度はその時代の民意を反映した仕組みになっていると思います。

今、あなたの考えに近い年金制度改革を公約とする民主党が政権を取りそうです。中身は政権を取ってからだそうですが。
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この回答へのお礼

マニフェストなど見ないのでわかりませんが、お見かけすると一般人というか、かなり専門家のようですネ。
昨日テレビで見ましたが、年金とか消費税は政権を取った方が変えるのって好ましくないと思いますよネ。
与野党集まって協議して方針を決め、政争の具して欲しくない分野かなと思います。
最近、ここのサイト見つけたのですが、沢山教えてもらえて面白いですネ。

お礼日時:2009/07/26 15:52

#3です。


日本のバブルのころをおもいだしてください。
預金の利率は最大6%程度だったのですが、物価上昇はそれ以上です。
インフレ率は常に預金利率を上回ります。

>貯金のままでおいていたらそれは目減りもするでしょうが、そんな人いませんよネ。
日本においては投資の教育が行き届いてないため、まだまだです。
私どもの窓口にいらっしゃるお客様でも投資信託でさえ、敬遠する人がいます。

>わたしは下手な株をしてますが、リーマンショックで半分になった投資も、今は元に戻っています。
現在、年金基金も株で運用されてますが6兆円穴が開いているそうです。
先進国の中で株で運用しているのは日本だけです。
個人と違い、機関投資家は構成などに気をつけて運用しなければならないため、元に戻すのもままならないそうです。

>年金が少なくても、政治が悪いなんて言わずに済むと思いませんか。
私はそう思わないです。
なぜなら、政治の失敗が経済に回ってきますから。

>少なくて腹が立てば自分の頭を叩いていれば済みますし。
自分で運用しているのであればそうでしょうが、実際は国が運用しますから結局は同じことです。
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この回答へのお礼

色々教えて頂いて有難うございます。

<インフレ率は常に預金利率を上回ります。>
そうなんですか、預金利率が悪いのは知っていましたが、
トヨタやパナソニックの株とかと比較すれば、どんなかまた教えてください。

<私どもの窓口にいらっしゃるお客様でも投資信託でさえ、敬遠する人がいます。>
そしたら何が良いのですか、見るところ金融機関にお勤めのようですが、私、ピクテとソブリンしてるんですが、迷ってしまいますよネ。

<現在、年金基金も株で運用されてますが6兆円穴が開いているそうです。>
経済も分からず、情報の取り方良く分からないですが、19年度は確かそうみたいですネ
20年度はもっと赤が出ているみたいで、通算すれば2.5兆の黒字かもしれませんネ。
でも、21年度は持ち直すかもネ。しかし、余り芳しくありませんネ。

<自分が納めた分を自分がもらうシステム>
わたしが一番聞きたい、と思うことはここなんですが、また教えてくださいネ。

幼稚な考え述べると、皆から叩かれますネ。色々知らないことが分かるようになりますが、時間もかかります。でも今日は雨、まっ、いいか。

お礼日時:2009/07/26 10:00

QWE008さんの回答がとても分かりやすいですね。



>>なのに年金制度が出来たときに、なぜ年金の掛け金を納めていない人に年金を支給し始めたのか。何故、年金の掛け金を納めた人から順に年金を支給しなかったのか。

掛け金を納めていない人に支給してはいないですよ?それとも、福祉年金のことですか?

初めは、各制度ごとの積立方式だったが、集めた保険料だけでは、給付するのに足りないため、賦課方式に変わったかと思います。
財政方式とあなたの給付額は、そんなに関係があるのでしょうか?
あなたは、どういう財政方式で、どんな給付の仕方が良いと思っているのですか?
例えば国民年金でいえば、保険料額が上がっていますが、20年前の人と今の人の給付額を計算する際に、納付した「額」が給付に影響するようにすべき、と考えているのでしょうか?
それであれば、今も言われるように、これっぽっちの年金で暮らしていけるか!?みたいな国民が多く出てきやしませんか?

>>早くいい制度を創ったと感謝されたいと、支給を焦ったのではないか私は思うがどうだろうか。

そう考えるのは自由ですが、その考えに固執しないでくださいね。
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この回答へのお礼

色々教えていただいて有難うございます。
<あなたは、どういう財政方式で、どんな給付の仕方が良いと思っているのですか?>
どういう財政方式と言われても、私の頭ではわかりません。

 私の疑問点は今働いている世代が、今の老人の年金を支えている、と云う点がおかしいと思うことです。
これって、出だしの時は納めてない人に支給していた、と理解されますよネ
自分が働いている間に収めた年金を国が運用して、老後になったらそれを支給する。これは当たり前の原則だと思うのですが、どうでしょうか。
この方針を守っていれば“年金を支えるために子供の出生率を上げなさい”なんて変な政策はとらなくていいのではと思います。

 <QWE008さんの回答がとても分かりやすいですね。>
さすが専門家いい意見言いますネ。

ところで話変わりますが、来週は株下がりますかねぇ。
しばらく上げが続きましたからねぇ。オールスターや相撲・年金も大事だけど、気になりますがどうでしょうか心配しています。

また教えてくださいネ。

お礼日時:2009/07/26 09:24

>自分が積み立てた分を自分が年金で貰う。


これならば、何も自分で貯金するだけでいいのです。
しかし物事はそう単純ではありません。

たとえば、今1000万円あったとします。
しかし、30年後物価が10倍まで跳ね上がったとします。
貯金が10倍になればいいのですが10倍にはなりません。
5000万になったとしても物価が10倍になっているので増えたことにはならず、逆に減ってしまうのです。
こういうことは他国で起こってます。
払った分を戻す方式だと目減りが起きます。
年金はあくまでも保険なのです。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。
経済が良く分からないのですが、10倍には成らない理由が分かりません。
そしたら個人年金は目減りするから成り立たないと思うんですが・・・。
30年後物価が10倍まで跳ね上がったときには、年金として積み立てたものも10倍になるように運用するので、
同程度は上がると考えるべきでないですか。
貯金のままでおいていたらそれは目減りもするでしょうが、そんな人いませんよネ。
わたしは下手な株をしてますが、リーマンショックで半分になった投資も、今は元に戻っています。
上手な人なら倍にはなっているかもしれません。国も年金資金は投資や運用してますよネ。
何兆円儲かったとか、損したとか、時々は言っていますよネ。
自分が納めた分を自分がもらうシステム(運用は国でしてもらう)だったら、掛けた期間が25年あるとか無いとかの問題も無くて、
年金が少なくても、政治が悪いなんて言わずに済むと思いませんか。
少なくて腹が立てば自分の頭を叩いていれば済みますし。

お礼日時:2009/07/25 17:35

>自分が納めた分を自分がもらうシステム


というのは、経済成長が終わって安定した現代だけを考えれば、確かに最も合理的な考え方だと思いますが、少し年金の歴史を考えてみることも必要だと思います。

現在、年金を受給している方が若かったとき(昭和20年代~40年代)は、保険料が大変低く抑えられていました。逆に言えば、この時代は、国民全体が貧しく、これだけしか負担できなかったわけですね。このときの自分で納めた保険料を運用して、どれだけの年金額になったのか、現代で老後を生き抜くための年金額を確保できたかは疑問です。
現在の年金は、「世代間の仕送り」システムにより、現役世代の所得の増加(経済発展)に伴い、(自分たちが納めた保険料以上に)年金額も増加させてきました。このため、負担した保険料と受給できる年金額に世代間の格差があるのも事実ですが、経済発展の果実を、次の世代だけが独り占めせずに、年金制度を通じて前の世代に還元しているとも言えます。(言いたいのは、「世代間の仕送り」にも、これまでは、意義があったということです。)

 ただ、もしかしたら今後は、現在の「世代間の仕送り」システムから、「自分が納めた分を自分がもらうシステム」へ転換していくことも必要なのかもしれません。しかし、この場合には、移行期に多額の財源が必要になると思いますので、どう確保するのかが課題ですね。

この回答への補足

明治の人も大正時代の人も年金なしに生きてきた。その間物価も上がってきた。
なのに年金制度が出来たときに、なぜ年金の掛け金を納めていない人に年金を支給し始めたのか。
何故、年金の掛け金を納めた人から順に年金を支給しなかったのか。
年金は半端な金額で無いから、収めた人に支給するこれは基本の原則であると思う。
そのボタンの掛け違いが分からない。
早くいい制度を創ったと感謝されたいと、支給を焦ったのではないか私は思うがどうだろうか。
これが問題を大きくしていると思いませんか。

補足日時:2009/07/25 18:45
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この回答へのお礼

詳細な説明ありがとうございます。
日本は今は先進国なので多くの国民を狭い国土で養っていけます。
 しかし、アメリカの技術が日本に次に中国に広まるように、
今後も引き続き先進国の有利な立場を維持できるとは思えません。

そうすると狭い国土の中でもやっていける様に人口は段々減らして行かないと困るのでは、と思ったりします。
なので人口増の政策って大丈夫かなぁと不安になります。

お礼日時:2009/07/25 13:49

単に、年金は老後だけではありません。


もし、不幸にも怪我をして身体障害者になったとします。
障害者年金は、年齢に関係なく出されますが、成人している場合、年金を掛けてなければ障害者年金は支給されません。

年金を払うのが義務ですから、払う事です。
しかし、拒否して最終的に御自分に年金がないと老後生活にも影響があります。
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この回答へのお礼

 障害者年金って云うのもあるんですネ・・・でも、若い人が次の世代の老後を支えると云うのは同じですよネ、そこがよく分かりません。
 私としては、自分が積み立てた分を自分が年金で貰う。そこに国が幾ばくかを援助すると云う、仕組みが分かりやすいのですが・・。

 ★あなたの老後が危ないので、早く子供を産みなさい・・・なんておかしいと思うんだけどなぁ。  そうは思いませんか。

お礼日時:2009/07/25 10:15

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