アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

年金受給者です。
私たちが受給している年金は若い人が負担しているということが良く理解できません。
当然に私たちが支払っていた保険料は先輩方の年金となっていたのでしょう。
自分たちが支払った保険料を自分たちが受け取る、という仕組みでないのは何故ですか?

A 回答 (6件)

なぜ日本の年金は賦課方式で、積立方式じゃないのか?ということですね。



理由は、公的年金の役割から、積立方式だとリスクがあるからです。
インフレなどによって価値が目減りしたり、運用環境の悪化によって積立金と運用収入の範囲内でのみの給付になってしまうからです。
公的年金というのは、老後の生活を支えなければなりませんから、価値が目減りすることは大きなリスクであり、避けなければなりません。
昔の10000円と今の10000円では価値が違いますが、積立方式だったら、昔に積み立てた10000円も今の10000円も同じ10000円になります。
同じ10000円でも価値が違いますが、積立方式だったらお金の価値が2倍になっても3倍になっても10000円払ったのなら10000円しかもらえないわけです。
今の10000円と未来の10000円は同じ価値ではない可能性があり、実際にそうなんです。

だか賦課方式にして、現代の世代が支えることによって、給付時の物価や生活水準に対応できるようにしているんです。
思い出してください。
質問者さんが働き始めた頃のラーメン一杯の価格を。
そして今のラーメン一杯の価格を。
昔のラーメン一杯の値段を今渡されて、「これでラーメン食べてください」って言われても難しいですよね?
    • good
    • 3
この回答へのお礼

有難うございます。
賦課方式・積立方式という事を初めて知り大変勉強になりました。

お礼日時:2017/01/20 16:03

制度を作った世代の人間が儲かるようにしたからそのツケが後の世代に残されているのです。


当時の高齢者=需給のみ
これは高齢者の数が少なく、若者の割合が大きかった為、若者で高齢者を支えようという理屈で丸め込む事ができました。
自分達が高齢者になった時は、その時の若者が出しているお金から出てくるという理屈です。
(当然自分たちの出したお金は当時の高齢者に使われています)
子供はどんどん増え、高齢者は当然寿命があるのだから、人口ピラミッドが△の形を保つという前提の理屈ですね。

ところが、実際は少子高齢化が進み、前提条件が崩れ、制度が破綻目前ですね。
何故自分達が支払っただけ自分達が受け取る仕組みではないかと言われれば、
制度の開始した時に高齢者だった人はお金を払っていないけど支給され、中年以上の人達も大して払ってないのに支給されていたからです。
少子高齢化に考えが及んでいなかったのか、はたまた分かった上で自分達が甘い蜜を吸う為に作ったのかは分かりませんが・・・。

たとえ時代の変化で1円の価値が変化しようとも、支払った額が戻ってくるならまだ分かりますが、支払った分返ってくるかも分からない状態で支払いを強制するのは増税と変わらないですよね。支払った分に満たない額は強制徴収されたということです。年金の受取開始を5年延ばすということは、その期間に受け取れるはずだった年金を全て強制的に奪われたということです。
これが保険会社なら、新規でかける人が居なくなり、倒産して当然の状況だと思います。
今の年金制度は廃止して、今までかけていた人には額に応じて今までのように支給するべきでしょう(不足分については別の財源から出すしかない)
でなければ、年金未払いで生活保護受ける方が結果的に儲かる制度になってしまいます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2017/01/20 20:14

制度としてはとても優れていると思います。


障害年金、遺族年金が用意されているのは
保険の相互扶助の思想があります。

かつ、老齢年金も受給でき、第3号被保険者
制度等、この保険料ではまかなえていると
いうところがすごいです。

ですが、それがたたってしまっている
所もあります。
日本の人口が少しずつでも増え続け、
経済が発展し続ける思想なんです。

その考え方に立つと財源が保証される
わけです。

現在でもざっくり言えば、成り立って
います。
現在の加入者が約40年弱の年金保険料で、
65歳から老後の平均寿命87歳までの22年間
の老齢年金をまかなえばよいのです。

厚生年金ならば、保険料の総額の約1.5倍
が賄えられればよいのです。
当然、年金受給者は死亡して徐々に減って
いきますし、保険料の積立金の運用で一応
着実に資産を増やしている状況にあります。

しかし、日本の人口のバランスが崩れきた
ことと、平均寿命が伸びていること。また
経済の成長が鈍化したことで、将来この
バランスが崩れることが、懸念されている
わけです。

ですから、自分が受取る年金は、自分の
保険料(というか掛金)で賄いましょうと
言う年金(確定拠出年金)が、今年から
対象範囲が一挙に広がったわけです。

マスコミや金融機関が吹聴しているように
自己責任のリスクが伴います。自分の掛金を
自分で運用するんですから。

ひとつ違った観点でリスクをご紹介しま
しょう。
確定拠出年金は投資商品が選択できます。
リスクを負うのは嫌だと定期預金を選ぶ
こともできます。

しかし30~40年もの長期に渡り、定期預金
で運用し、かつ黒田さんの言う、物価上昇
目標を達成したら、どうなるでしょう?

物価は30年で1.5倍となったが、受給でき
る年金は1.1倍という結果になるかもしれ
ないのです。

極端な例で40年で1200万になったから、
それで5年は暮らせると思ったら、3年で
底をつくので老齢年金受給までもたない
という結果になりかねないということです。

そういう意味では現在の国民年金、厚生年金
の制度がいかにまともに運用されているか
ということなんです。

もちろん、だいぶ無理がきていることも
否めません。
国民年金保険料の未納者の増加
賃金連動の改悪
社会保険加入者の条件拡大
そのうち第3号被保険者の制度も
廃止となるかもしれません。

いかがでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2017/01/20 16:04

積み立てているはずのお金を使い込んで回収できなくなったから。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございます。

お礼日時:2017/01/20 16:03

年金制度をスタートさせる時に、


賦課方式を取ってスタート時点から、
当時の老人に年金を給付したから。
其れが無ければ、
掛け金を掛けた者で給付条件を満たした者だけに、
給付する事が出来たんですけどね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難う御座います。
賦課方式ということを初めて知り大変勉強になりました。

お礼日時:2017/01/20 16:00

保険という名称だからそんな感想なんだろう。

事実上税金ですね。それで納得?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いやー、それでは納得できません。

お礼日時:2017/01/20 16:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す