アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 私は大学生です。

 私は中学校(公立でした)までの歴史の授業で、「戦前日本軍は侵略を行い、アジア諸国の人々に非常な迷惑と大きな損害を与えた。日本は素直に自らが行った行動を深く反省して謝罪しなければならない。再びこのようなことを起こさないためには決して軍隊を持ってはならないし、戦争してはならない」というようなことを教えられました。
 私はそれをその通りだと素直に受け入れ、「日本はしてはならないことをしてきた」「戦前に日本が取った行動はまちがっていた」「日本のせいで被害を受けたと主張する人がいるならば、時間がたった今でもきちんと謝って許してもらいたい」と考えてきました。
 メディアで「憲法を改正して軍隊をもとう」「日本は侵略戦争などしていない」「南京事件はでっちあげだ」「嘘八百を並べる中国や韓国に騙されてはならない」などと主張する人に対しても、「悪いことをしてきた日本を正当化して恥ずかしくないのか?」とか「また軍隊をもつなんて、どうして悲惨な歴史から学ばないバカな人なんだろう」などと本気で考えていたし、そういう主張をする人を危険視してきました。

 しかし、大学生になって、歴史にとても詳しい人と知り合いました。「南京事件で犠牲になったといわれる人数は中国のねつ造で、そもそも’南京事件’という事件も東京裁判で突如現れてきた。裁判で、日本を有罪とする証拠が思った以上に少なくて、そういう事件があったことにしなければ日本を悪者にできなかったという背景からでっちあげられたんだよ」「中国が日本兵の行った残虐行為の証拠として挙げている写真は一枚として本物と認められていないし、数々の写真は中国が日本を悪者にするためにねつ造した。事実でないことだからねつ造しなければならなかったんだ」「従軍慰安婦も、日本軍が強制的に女性を連行したのではない。それを表わす資料も出てきている」「日本を悪者にして批判することで中国も韓国も国をまとめる手段にしているだけだ」と私に話しました。

 私は歴史や政治に全然詳しくありません。今も昔も本当に恥ずかしいくらい無知です。が、その人の言葉を聞いてまずは反発しました。そんな都合よく考えることが許されるのかという気持ちでいっぱいでしたが、反論しても様々な筋の通った答えが返ってきました。徐々に、その人が言う話のほうが説得的に思えてきたのです。よく考えると私は学校で教わったあいまいな知識を検証することもなくぼんやりとしたイメージで肉付けしてきたのかもしれないと思い、本当のことを知りたいと強く思うようになりました。しかし、何が正しいのかわからないのです。その知人から聞いた話を家族にすると、「この子はどこでそんな恐ろしい知識を刷り込まれてきたの?」という冷たい目で、怪しげな宗教に洗脳されてしまったのかという目で見られ、とてもつらい気持ちになりました。私も知人に出会い、学校で教わってきた内容に疑問を持つ前であれば家族と同じ反応をしたと思うのですが、愛する家族に理解されないどころか、恐ろしいものを見るような目で見られるのはショックでした。
 私は日本を正当化もしたくないし、不必要に恥じることもしたくありません。ただ本当のことが知りたいのです。どうしたら本当のことがわかるでしょうか?

 長くなり申し訳ありません。ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (19件中1~10件)

読ませていただきました。


私も同じような教育を受けてきました。
残念ながら、
本当のことは謎のままだと思います。
ただ、
本当ではないけど、
ある程度は本当かもというところまでは
到達すると思います。
太平洋戦争、大陸進出、
いろいろな説がありますよね。
でも、
曖昧なままでいいものも
あると思います。
そして、
今の民主主義で資本主義の
日本で
そこそこ平和に暮らせるのは
あの戦時中の
沢山の方々の
犠牲のもとに
成り立っているものと思います。
参考になれば幸いです。
    • good
    • 0

 いろいろな疑問はあると思いますが、映画東京裁判を見ることをお勧めします。

映画といっても東京裁判の記録映画で、編集は行っているもののその当時の状況が出ています。
 日本の侵略が犯罪行為かどうかについては、米国人弁護士が見事にその職務を果たしています。”戦争は犯罪ではない””条約を破ったソ連こそ被告席に座るべきだ””本当の戦争犯罪は長崎、広島である、私はそのパイロットの名前を知っているし、その司令官の名も、そしてその国の大統領の名も知っている”と見事に弁護しています。そのほかの参考資料としては当時の人の永野護の敗戦の真相もいいです。
 また、当時の日本の犯罪は侵略行為ではなく、そこの住民に対する圧迫が問題であり、それが敗戦の遠因(国民の支持を失った)になったともいっています。そもそも、国民を守る力をなくした国家に仕掛けた戦争になんの問題があるのか?という疑問があります。
 また韓国、中国の態度はまったく異なり、中国に関して言えば日本の自虐マスコミに踊らされているのではないか?という気がします。中華民国政府は”怨を恩で返す”ということで大陸内の全日本人の無事帰還を保障し、そのための組織も編成しました。(賠償金も放棄)実際に中国人に殺された人もいれば助けてもらった人もいます。昔のコクヨの経営者は敗戦のとき中国人に囲まれて死を覚悟した瞬間知り合いの中国人(その人の会社の従業員)に助けられたそうです。
 次に中華人民共和国ですが、”日本国民も、中国人民もおなじ軍国主義の犠牲者であり、賠償を請求することは犠牲者が犠牲者を苦しめることで没義道である”ということでこれも賠償を放棄しています。反面、当時の軍国主義の正当化や、南京大虐殺の否定には非常に敏感です。(これを認めると、賠償問題が出て、政府が国民から突き上げられるためだと思います。この点については質問者様のいわれるようにはっきりしたいと思いますが、はっきりしたいけど賠償金請求は嫌だとはいえないでしょう)
 中国は常に侵略国家が主権をとというお国柄(元、清など)だし、お茶の代金を麻薬で清算されたり、海賊を捉えたら主権侵害だと軍事行動を起こされたという体験があるので、それよりましだと思っているのかもしれません。

 事実としては、
1.日本は中国の領土を支配化に入れるべく戦争を起した。(それのどこが悪いか?は別問題です)
2.中国はそれに関して抵抗し、連合国側として戦勝国になった。(だからどうしても悪く言われます、これは仕方ないでしょう)
3.二つの中国とも国家間の問題は解消した。また、その際に、賠償放棄の前提として、”日本国内の一部の軍国主義者が日中両国民に多大な被害を与えた”ということを暗黙のうちに了解した。(中国首脳の公式発言であり、条約の前提となっているので、”それを了解したつもりはない”とはいえないでしょう)
また、私の調べた限りでは
4.南京大虐殺の人数、規模についてはかなり誇張があるものと思われる。(人口からみると考えられない)ただし、証拠写真の検証というのは”アンチ南京虐殺派”によりバイアスのかかったものであり、その判断が本当かという疑問は残る。
 正直あれだけの日本軍に犠牲者が出て、しかも、敵に民間人に偽装した中国兵士がいたという事実からもなにもなかったというほうがおかしいかという気がしますが、100年200年にわたってもめる大規模な事実か?という気がします。最近の言葉で言うと”民族浄化”なんていまだあっちこっちでやっているようです。

 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 東条英機が主人公の「プライド」という映画は見たことがあります。その中では、連合国側の検事が有罪を印象付けようとしている姿や、弁護人の必死の弁護の様子、東条英機の弁論の様子(とても雄弁な人だったようですね)、裁判所での弁論の日本語翻訳が途中でとぎれ傍聴しにきた日本人の大半が内容を理解できなくなったことなど描かれていて、これが本当ならあまりにも不条理だと感じました。東京裁判という映画もぜひ見たいと思います。
 反日を前面に主張する中国人や韓国人を見ると、すべての中国人韓国人がそう考えているのではないと思いながらも、その時はそれだけで中国や韓国全体が嫌いだという気持ちになってしまいます。感情に流されずに事実を受け止めようとすることは難しいですね。でもそれができないと、ただ感情に振り回されるだけの人間になってしまうとわかっているので制御できるようになりたいです。
 回答いただいた内容には私の知らないことがいくつもあったので、今後調べてみたいと思います。丁寧なご回答ありがとうございました。 

お礼日時:2009/08/05 23:15

南京大虐殺といわれているデッチ上げだけについて。



私の叔母(父の妹)は戦前日本赤十字の看護婦でした。
南京陥落の次の日には南京に入城して病院勤務をしていました。
つまりいわゆる南京大虐殺が行われているときに入城したことになります。
赤十字は国際機関で敵味方を問わず治療しなくてはいけないという義務があります。
しかしその期間只の一人も虐殺で難を逃れたけが人は来なかったそうです。
30万人殺しているのですから最低でも10万人くらいは怪我をして病院に来るはずです。
中国国民党軍の兵士や中国義勇軍のアメリカ兵は治療した事はあるが南京大虐殺といわれる殺戮の被害者は一人もいなかったと言っていました。
第一南京陥落の時南京には17万人しか人口がいないのにどうやって30万人を殺せるのでしょうか。
南京陥落後は平和になり地方に逃れていた中国人が戻ってきて人口が増えているのです。

叔母は今でも言います「南京大虐殺は嘘だよ」と。

小林よしのり氏のゴーマニズム宣言「戦争論」でも読んではいかがですか。

質問者様は目からうろこかも知れませんよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 叔母さまのお話はとても参考になりました。ますます、どうして中国があり得ないほどの犠牲者数を主張するのか疑問に感じます。日本軍による占領によって南京は中国でも評判の治安のよい都市になり、移住してくる人もいて人口が増えたという話も大学の知人から聞いています。大学で受けた授業の中でも、30万という数はありえず、多くて4~5万、あるいは2~3万人が妥当な数字ではないかと先生は言っておられました。
 ゴーマニズム宣言は、高校生の時に高校の図書館から借りたことがありました。司書の先生に「その著者は過激で思想が偏りすぎているから真に受けるのはだめよ」と言われた覚えがあります。でも私は軽く読みました。筋が通っているなあとやはり思ったのですが、「私も危険な思想の持ち主になりかけている?」とあわてたのを覚えています。あらためて読んでみます!貴重な実体験を教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2009/08/05 22:40

事件は人の記憶と記録によって歴史となります。


言い換えれば、記憶を教育によって、記録を改竄によって強引に変えていけば実際の事件と違った歴史を残すことも可能なわけです。
日本は戦時下において過剰な昭和天皇の神格化、そして敗戦後にGHQによる「指導」のもと過剰な戦前の歴史の否定という教育を受けてきました。
これにより、日本は「大東亜戦争以前の日本人が何をどう考えていたか」を知る術が無くなったのです。
ご家族の皆様は幸か不幸か、現在に至るまで学生時代に受けた教育を疑う機会が無かったのでしょう。

つい先日、「ゴーマニズム宣言 天皇論」を読了しました。
そこには作者の主観からものすごい悪人面、馬鹿面に描かれた左翼や天皇に関する書籍を書いた作者の論旨を
一刀両断していく作者の姿がありました。

もちろんこれを鵜呑みにするわけにはいきませんが、そういった対決的な姿勢で発言する人々の言葉を拾っていき、
それぞれの真偽を判断していくしか真実に近付く方法は無いでしょうね。
例えば
「大日本帝国憲法の下では天皇を国家元首としながら、行政において天皇には決裁権しか無かった」(昭和憲法において天皇が行う業務と大差は無く、否決権も無い)
「非戦闘員に対する攻撃である原爆投下も戦争犯罪者を裁いた東京裁判も日本国憲法の樹立におけるGHQの関与も国際法違反」
といったことは学んだ人間からは当然ですが、
初めて聞かされた人にとってはまさに寝耳に水の暴論ですよね。

対立する国の思想について言及すると編集の対象になりそうなので避けますが、
それぞれの国々がそれぞれの思想で歴史を紡ぎます。
その中からどれだけ信頼できる真実を掘り起こすことが出来るのか。
かなり大変な作業ですね。

あまり根を詰めることなく、余暇に行うライフワークのつもりで調べてみれば良いのではないでしょうか。
私もそんな感じで本を読み漁っています。


・・・しまった、回答を書いてるうちに他の回答者さんと「ゴーマニズム宣言」がかぶったw
    • good
    • 0

義勇アメリカ兵が中国で戦うのは太平洋戦争開戦後なので、記憶に混乱があるのかもしれませんね。



簡単に納得せず、とことん調べる行為に意味があると考えます。
よく調べもせず信じてしまう質問者様の考え方を、大いに心配してしまう私でした
白だと信じても黒だと信じても、よくよく調べ考えてからでないと意味ないのでは?

とりあえず、↓でもみて考えてください

http://beauty.geocities.jp/nankingharuhi/
    • good
    • 0

広島のとある高校が、韓国への修学旅行において、


韓国人に向かって生徒に土下座をさせているという

http://yaplog.jp/framboise-k/archive/748

以前のあなたなら喜んで土下座させて頂いていたでしょう
あなたのご家族は喜んで土下座なさるのでしょうかね

学校で教わった歴史認識が確かに事実であったとされれば、
ご家族揃って韓国に土下座旅行に向かわれますか?


この世の中には、謝って水に流してくれる者と、
それに付け入る者がいます

韓国がそのどちらなのか、見極める必要があります

もし後者であったのならば、
例え事実であったとしても一歩も譲ることは出来ないのです

これは暴力団にゆすられるのとまったく同じ原理です


日本を正当化する必要もないし、恥じる必要もありません
本当のことなんてタイムマシンでもなきゃわかりません

ただ、悪意を持つ者に対してはきちんと身を守る必要があるというだけです
例え自分に非があったとしてもです

でなければ骨の髄までしゃぶりつくされて
死ぬだけです


あと一言付け足すとすれば、
私はこの高校の生徒でなくて本当に良かった
ということです
    • good
    • 0

わっほい



肝心のURLが添付ミスでしたよっと
http://yaplog.jp/framboise-k/archive/748

よろしゅう
    • good
    • 0

>どうしたら本当のことがわかるでしょうか?


まずは、あまり他人の言うことを鵜呑みにしすぎないことが大切です。
人から言われたことをハイハイ信じているようでは、何時まで経っても本当のことは分かりません。

そもそも、歴史や戦争で「どちらが悪い」とか言うのは無意味です。
戦争なんて言わば「正義VS正義」の戦いなんだから。
大学生になったんだから、「正義の味方が悪をやっつける」とか、そういう少年マンガ的な世界観からは脱出しましょう。
あなたのお話を聞く限りでは正義役と悪役がひっくり返っただけで「正義VS悪」という構図がそのまんま残っている印象を受けます。


>中学校まで
ということは、高校では歴史を勉強していないのですね?
それならまず、高校用の日本史の参考書を勉強することをお勧めします。(明治維新から第二次世界大戦が終わるまでくらいでいいです。)
当時の世界情勢や当時の戦争国の双方の言い分が分かれば私が「どっちが悪いかなんて言うのは無意味」という意味がわかると思います。
また、世界史も最低でも1900年代前半の東南アジアの独立運動だけは勉強しておきましょう。
おそらく、質問者様のいう「歴史に詳しい人」の言うことが嘘ばっかりだということがわかるんじゃないかと思います。


遠回りのようで面倒だと思うかもしれませんが、それが一番の近道です。
結論を言えば、あなたの受けてきた歴史の授業もあなたのいう「歴史にとても詳しい人」のいうことも間違っています。


あとは、体系だったホームページを見ることですね。
http://members.at.infoseek.co.jp/tou46/index.html
このページは手ごろにまとまっていて、とてもよいページだと思うのですが、少し難しいので、やはり教科書で勉強してからの方がいいと思います。
あと、No.5さんの挙げているページは好き嫌いあると思いますが最後まで読む価値はあると思われます。
    • good
    • 0

mn3さんこんにちは。

とても重要なことに気がつきましたね。大学時代にそういう疑問を持つことができたことを、先ずは祝福いたします。ここにいろいろな事を書くと書ききれないですし、私もまだまだ勉強中なので割愛させていただきます。ただ、これだけは事実としてあったという事は念頭においていただき、高校生までの教科書を疑わない「お勉強」から、「脱お勉強」に進んでいただきたいと思います。


戦後、日本でGHQがすぐに行なった事に「公職追放」というものがあります。戦前右より(保守派)だった人で国の重要ポストや国民に影響力のある大学の学長や教授、政治家の大物などがそういうポストから追放されたんですよ。そして代わりに戦前、共産党活動をしていた人や天皇に対する不敬罪で捕まった人など、左よりだった人々が刑務所から出所させられました。そしてそういう人たちが政界に復帰したり、大学の教授や学長になったりしました。当時少なくとも日本の大学をはじめ、教育に関する需要ポストはほとんど左よりの人たちが席巻したといって間違いないでしょう。

これにより戦後の日本がどうなったかは、あえて書きません。ただ、戦後日本の歴史や、私たちが高校卒業まで教え込まれてきた歴史は、そういう左よりの人たちが作った教科書を一生懸命に「お勉強」してきたんだという事はわかって頂きたいとおもいます。当然文学賞を受賞した本や有名な映画やテレビ番組など、一般大衆の目に触れる教養や娯楽にもその影響は非常に濃い。その是非はこれからmn3さんが勉強して決めてください。色々な事が解って面白いですよ。そして場合によっては日本が心のそこから大好きになり、日本国民として生まれたことを誇りにさえ思えるようになるでしょう。

ちなみに私は勉強したことにより、「戦争責任」という十字架から開放されました。30過ぎてからでしたが、それまで長い長い苦痛でした。

ちょっと問題提起をしておきましょう。なぞなそみたいで恐縮ですが、いつか答えが出せると思いますよ。

国体として短くとも1400年も続いた世界に類を見ない、天皇という存在。なぜ1400年も滅ぼされないでずっと国民に愛され、尊敬されてきたのかを説明できない教師や大人たち。


60年代の学生運動はどうして起こったのか?


(最近の話では)国歌すら歌えない南国のO県民。個人主義の行き過ぎが招いた毎年収拾のつかない成人式。どうしてあの県だけあんなガキばっかの成人式なのか疑問に思いませんでしたか?今後、あの県以外でもああなると予言しておきましょう。それはなぜでしょうか?

まだまだ時間は沢山あります。ゆっくりじっくり楽しく勉強してみてはいかがでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 丁寧なご回答ありがとうございます。歴史の教科書は事実をそのままうつしたものではないということに気づいたのもかなり最近のことでした。教科書だけでなく他のいろいろなものも疑うべきだということにも。
 他の回答者の方々からのご指摘にもあるように、自ら調べる姿勢が欠けていることや情報を鵜呑みにしがちなこと(教科書の内容が間違っているわけはないと信じていたころはそうでしたが、今は違うつもりです。日本が絶対的に悪かった・悪くなかったと白黒をつけようともしていないし、悪い・悪くないとそう言い切ることはできないと考えています)も自覚しているので、tamutamu79さんのおっしゃるように、これから「ゆっくりじっくり楽しく」勉強したいと思います。
 tumutamu79さんは勉強なさった結果、きっと「日本が心のそこから大好きになり、日本国民として生まれたことを誇りにさえ思えるように」なられたのでしょうね。私は母国である日本を好きだとか誇りに思うだとかいう気持ちを感じたことがほとんどなかったように思うのですが、大学の知人に会ってからは、そう感じられるようになるかもしれないと少し希望がわいてきました。(知人の言うことが真実だと考えているのではなく、教科書で習ってきた内容に検討と修正が必要で、その内容とは別の可能性がありうると思ったからです。)
 自分で勉強した結果、あなたのおっしゃるようになれたらとてもしあわせでしょうね。10年後か20年後かには提起していただいた問題にも答えが出せるようにきっとなろうと思います。あなたのおかげで勇気づけられました。数々のアドバイスにも感謝いたします。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/08/06 09:43

 最初に習った歴史は、内容の裏づけよりも事実に愕然としたのでしょうね。

そして、大学生で知った事実は、いろんな裏づけの上に、捏造の事実を知ったのでしょう。どちらが正しいかというのは、これは難しいご質問です。っというのは、正確な事実を把握している人が一人もいないからですよ(笑)。ただ、歴史全般そうです。日本の過去の歴史を見ても、歴史資料というものは勝者の御用作家が書いたものが多く、事実はゆがめられて書かれていると思ってよいでしょう。

 私の考えですが、日本は侵略戦争を起こしました。ただそれだけの理由で、アジア各国に対して謝罪せねばならない立場にいます。その謝罪が充分でないことは明らかです。であればこそ、未だに納得のいかない人たちに責められるのですから。
 ただ、日本が戦争責任を持つことに対して後ろめたさがあり、その心理を利用して、なかったことをあったことだと主張する小汚い精神が中国や朝鮮にもあります。それが事実の捏造や、実数の改ざんです。

 ちなみにですが、家族に話すのはやめておいた方がいいと思いますよ。私の母などは昭和7年生まれのせいで、日本が起こした戦争の責任について話しても、いつの間にか空襲の話題になります(笑)。理解できない年代もいますから。
 私は思います。日本は許されないことをしでかしたのですから、謝罪はしなければなりません。しかし、卑屈になってまでする必要はないのです。それを行ったのは我々ではなく過去の人間です。海外の被害者の遺族と共に、日本の過去の間違った人間を非難し続け、我々は戦争と無縁な世の中を作っていくことを心がければよいのではありませんか?
 一部の方は、中国の捏造の事実を拡大解釈して、日本の行った罪をなかったことのように話します。これは、中国が日本の罪を拡大解釈しているのと同じことです。あなたのお知り合いはそのような方だと私は思いますよ。そのやり方では、両国共にお互いを責めるだけで和睦はありえません。

 さて、私としては一冊本を紹介したく思います。

 侵略戦争ー纐纈厚(こうけつあつし)

 侵略戦争がどのような思想の元に起きていったのか、当時の新聞記事までを使って研究されています。ちょっと読むのが難しくて苦痛かも知れませんが、参考になる本です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!