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大正時代の女学校が舞台の某アニメを見ていたのですが
授業が終わって、礼をした後に委員長らしき生徒が「はい、おじゃんでございます」と言って、皆が拍手をする場面がありました。
ここでの「おじゃん」とはどういう意味なのでしょうか?

私は「おじゃん」を、計画していたことがダメになった様な場面で使用する言葉だと思っていましたが、それだと意味が通らないので質問させてもらいました。

A 回答 (2件)

原作小説にこのように書いてあります



>授業が終った。
>「おジャンでございます!」
>最後の授業が終わると、級長の宗谷雪が声をかけた。
>教室内で拍手が起こる。
>「おジャン」というのは、もともと学習院での言葉で、
>授業が終わったときに鐘が鳴るのでそう言ったらしい。
>最近はどこの学校でもすっかり流行って、授業が終わると
>「おジャン」と言って拍手するようになっていた。

神楽坂 淳『大正野球娘。』徳間書店、2007、P23


起立・礼を無言で行う代わりに
授業終了の鐘にひっかけて
「おジャンでございます!」の合図と共に皆が拍手していたようですね

ここでの意味としては
「授業終了、お疲れ様でした」ってところでしょうね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
作品がわかってしまいましたね(笑)
原作には説明がかかれていたのですね、鐘の音に模するというのがNo.1の回答者様の答えとも一致します。たしかに用務員(?)のおじいさんが鐘を鳴らす場面がありました、納得です。

お礼日時:2009/09/12 08:25

良く聞く語源では、江戸時代の火事の際に半鐘を連打して、鎮火した時に「ジャンジャン」と半鐘を2回鳴らせば火事が終わった合図でしたが、この時の「ジャン」という音を「おしまい」の意味からおじゃんにしたとされています。



ただこれでは意味的にやや違いがあるので、別の説として江戸時代に使われていた「じゃみる」という動詞がありまして、意味としては物事が途中で駄目になるとの事でしたので、「じゃみる」の連用名詞形「じゃみ」に接頭語「お」が付いておじゃんになったとの説が妥当だと考えられています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
話の流れから、「おしまい」の意味であることは想像できたのですが、それが何故「おじゃん」であるかが不思議でした。
なるほど半鐘の音から来ていたのですね、よくわかりました。

お礼日時:2009/09/12 08:22

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