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PICマイコンを立ち上がりの遅い電源で起ち上げなければならないのですが、起ち上がり不良で誤動作を起こしてしまうので74HC14を使用して以下のような回路を考えました。これでOKでしょうか?

 12V電源
GND   VDD
 |     |
レギュレータ7805
 |     |
GND   VDD 
       |
       ●-74HCのVDD
       |
       ●-74HCの1番ピン(入力)  
       |       |
       |  74HCの2番ピン(出力)
       |       |     
       | 74HCの3番ピン(入力)  
       |       |
       | 74HCの4番ピン(出力)
       |       |
        PIC   抵 抗   GND
         |     |     |
トランジスタ  コレクタ  ベース  エミッタ
(NPN) 
          

ICのスレッショルドレベル以下を0、以上を1とみなす性質を利用してPICに5V以上の電流しか流さないようにと考えた物です。
これなら「じわぁっ」と立ち上がる電源でもマイコンへの電源供給をきちんとできるのではないでしょうか?
ちなみにトランジスタではPICのGND側をON、OFFするようになるのでPICのGNDは他の部分のGNDとは独立させています。

疑問点
・74HCの出力に直接PICを繋いで駆動させる事は可能なのでしょうか?可能であればトランジスタは不要だと思うのですが。

・74HC14の1番3番への入力に抵抗は不要でしょうか?               
             

A 回答 (4件)

なかなか勉強してますね。

しか~し、おしい!。

ロジックICのスレッショルドレベルは電源電圧に依存するのです。(例えば1/3Vccとか)
ですから、示された回路では、74HC14が動作可能な電圧(3V弱)になった瞬間に出力がHiになります。

電圧基準で行うなら、電源電圧に依存せずに5V(よりちょっと低い4.7Vくらい)を判断する回路が必要です。

でも、リセット回路にHC14の選択は正解です。


VCC─R┬HC14─HC14─PICのリセットピン
     C
     │
    GND


この回路なら、入力のCRで電源の立ち上がりより、HC14の入力がもっと遅くなります。
電源が十分に立ち上がってから、スレッショルドレベルに達するように、遅らせてやればよいのです。

HC14を使用せず、直接リセット入力につなぐと、だんだん上がる電圧が加わってしまうので誤動作します、したがってHC14を使い、0→5Vの瞬間的な変化にします。これは「波形整形回路」と呼ばれます。

PIC側がもう完成しているモジュールであるなら、この回路とトランジスタで電源をスイッチングすればいいでしょう。
HC14の出力は20mA程度ですから、直接回路全体の駆動は止めたほうがいいですね。

この回答への補足

早速のご回答ありがとうございます。
図の中のRとCは抵抗とコンデンサのことでしょうか?
Cの容量を大きくするかRの値を大きくしてやればHC14への入力をより遅らせられるという事でしょうか?
RとCの目安はどの位でしょうか?
今現在のPICのリセットピンはVCCにのみ直結しているのですが、ご回答の方法ではVCCとは切り離してHC14からの入力のみをリセットピンに接続すればよいのですか?

補足日時:2003/05/18 15:43
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そのとおり、抵抗とコンデンサで、リセットピンをVCCから離して、前出の回路を接続します。



調べてみると、PICのリセット入力には波形整形回路が入っているので、HC14は必要ありません。

値は、
C=1000pF(これ以上大きくない方がよい)
R=10KΩ
これで約6mSの遅延です。これより電源の立ち上がりが遅いなら、抵抗を大きくしてください。
それでもダメなら「リセットIC」の出番です。

参考URLに「PIC18F84データシート」ってのがありますので、それをダウンロードして、43ページを見てください。詳しく解説しています。
マイコンを扱う場合、データシートに目を通すのは基本ですよ。

P.S
入出力ピンの増設はうまくいったんですかね?(笑)

この回答への補足

ありがとうございます。
抵抗とコンデンサであってるのですね。

HC14無しでよいということは

VCC--抵抗-●-リセットピン
        |
      コンデンサ
        |
       GND

の接続で、遅延時間を抵抗値で調節してやれば良いということでしょうか?

データシートは持っているのですが、意味不明な部分が多くて・・・途中で寝てしまいそうですm(_ _)m。

P.S
入出力ピンの増設はうまくいったんですかね?(笑)

そ・・それは・・聞かないで下さい・・・(^_^;)
やっぱり分かりやすそうなところから順番にクリアしていくのがドシロウトには一番確実かと・・

        

補足日時:2003/05/18 18:41
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その接続で結構です。


経験上、10~47KΩと1000pFの組み合わせで十分だと思います。

データシートに書いてあるダイオードとリセットピンの保護抵抗も入れてくださいね。

この回答への補足

ありがとうございました。
データシートの43P見ました。
リセットピン保護の抵抗は100Ω~1KΩですね。
ダイオードは小型の小信号用ダイオードで良いのでしょうか?

補足日時:2003/05/19 21:18
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> ダイオードは小型の小信号用ダイオードで良いのでしょうか?



それでいいです。要は電源を切った時にコンデンサに溜まった電気を速やかに放電できればいいのです。

そのダイオードが無いと、電源を高速に切ったり入れたりしたとき、リセットが不十分となり、動作がおかしくなります。
ファミコンなどは、この手でバグらせたり(バグっていうのかこれ?)してました。

以下、余談・・・・・
同じくダイオードが無いと、瞬間的に電源電圧が下がった時、リセットピンの方が電圧が高いことにより「ラッチアップ」という現象が発生してICを壊すことすらあります。が、この現象の発生原理は難しいので、今は名前だけ知っておいて、またいつか調べてください。
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この回答へのお礼

30KΩの抵抗で試してみました。
バッチリでした。
またお世話になるかもしれませんがその時もよろしくお願い致します。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/01 16:49

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