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私はノンフリート等級が現在1等級です。
といっても自分では危険運転者とは思っていませんし、たぶんそうではありません。毎日運転していましたが、免許はゴールド、最後の事故から1年間無事故です。
初めて任意保険に入ってから6年くらいは無事故だったのですが、2回ほど連続でしょうもない事故を起こしてしまい、そのしばらく後に大きな人身事故(追突)を起こしてしまったため、等級を一気に落とされてしまったのです(保険会社の一存で等級を勝手に落とされてしまうのにも疑問があるのですが、ここではそれはおいておきます)。

という顛末はどうでもいいとして、1等級になるといろいろ差別を受けます。保険料が多少上がるのはまあ実質的には元を取っているわけだからまあいいとして、「保険に入れてくれない」のです。
代理店の方がいろんな損保会社に掛け合ってくれたおかげで(?)損保ジャパンに入っていますが、対物無制限にされたり、車両には入れなかったり、いろいろ条件付でのOKでした。
任意保険は文字通り「任意」であって、入る意思のある人は誰でも入れるべきではないのでしょうか?それとも、この「任意」とは損保会社の「任意」なんでしょうか?
確か国も任意保険への加入を推奨していたと思うのですが(推奨するぐらいなら義務化しろという話もありますが)、国が推奨しているものを損保会社の一存で加入を断るなどということが許されるのでしょうか?
事故というのは文字通り事故であり、そのために保険に入っているのであって、事故を起こした人は保険に入れないなどというのは本末転倒だと思うのですが、皆さんはどう思われますでしょうか?

A 回答 (4件)

こんにちは。

途中からお邪魔させて頂きます。

>等級1や2の人は任意保険に加入できなくても仕方ない。

 自分はそうは思いませんよ。そのための努力もしております。(現在1等級も無条件で受けられます。)
 事故には加害的事故と被害的事故がありますが、被害的事故は自分が注意するだけでは防げない場合も多々あり、不幸にして重なった場合もあります。それを加害的事故多発者と同等に扱うのは自分の信義には反します。加害的事故多発者は無論断りますが、被害的事故が重なった人は受けます。(お付き合いの度合いや事故の質によります。)

>損保会社も営利企業だから、それを拒否するのは自由である。

 確かに営利企業ですが、単なる利益優先とは異なります。保険の原点は相互扶助(助け合い)の精神です。それぞれが善意の集団から成っており、事故が無かった人の掛金が事故に遭った人に使われるという図式です。事故を多発する人をこの善意の集団に入れる事は集団利益(全契約者の利益)にも反することにもなります。集団にとって悪影響が懸念される場合には排除する役目も集団の管理者は負っているのです。

事故があれば実は殆ど赤字です。事故の支払明細は各契約者にも郵送されると思いますが、目に見える保険金しか記載されていません。事故解決に掛かる処理費用は想像以上です。(支払保険金の数倍掛かる事もあります。)これらを損失と考えるとその一個人から取り戻すのは不可能な場合も多いです。利益優先なら翌年から数倍以上の保険料になってもおかしくはないのですが、等級制度により一定の負担で収まる事になります。

大口のフリート契約と言う契約方式では等級制度は使っていません。支払った保険料に対して幾らの保険金を支払ったかと言う収支で翌年の保険料が決まる方式を取っています。(リザルトレーティングと言います。)
一部の保険会社ではこの方式を個人契約でも取り入れ始めました。
等級制度は簡便で広く一律に契約できるような制度ではあるのですが、あなたが主張しているような部分として必ずしも実態を反映していない面もあります。ITも発達して各社の処理能力も向上していますから、簡便な等級制度は見直して実態(リスク状況)に応じた契約方式に切り替えても良いのではないかとも思います。

余談ながら、1等級引受拒否の背景には色々な複雑な事情もあります。外資系やダイレクト系が優良契約者だけを狙い撃ちにし、元々不良契約者はお断りの姿勢です。従来の保険料体系は優良契約者から若干余分に、不良契約者(適当な表現が見当たらないのでごめんなさいね)の分は若干少なめにもらって収支の均衡を取っていたわけですが、それが崩れました。
実は米国テロも影響していないわけではありません。保険会社では引き受けた保険のリスクの分散を図るため再保険を使って他所にリスクの一部を転嫁しています。従来1等級は再保険に出したりしてたわけですが、テロ以降再保険マーケットは一変しています。保険料の高騰や引受拒絶が増えました。1等級の引受がしにくい理由にもなってると思われます。

国が任意保険の加入を推奨ですか。確かに国土交通省がタクシー会社に任意保険の加入を義務付けると言う動きはありますが、広く国民に任意保険に加入するような呼び掛けは無いと思いますが。加入推進の為に保険料控除と言う節税優遇措置がありますが、自動車保険は対象にはなっていません。

最後に、事故は損失以外何も生みませんから是非防衛運転を心がけてください。(早めのライト点等、早めの方向指示、黄色信号で加速しない、過剰なスピードは出さない、車間距離を空ける、etc。考えるときりが無いですね(^^;)

この回答への補足

書き忘れましたが、私が保険に加入できたのを「ラッキー」と表現されていた方がおられたと思いますが、

>>等級1や2の人は任意保険に加入できなくても仕方ない。

>自分はそうは思いませんよ。そのための努力もしております。(現在1等級も無条件で受けられます。)

Pigeonさんのような方の努力があって私も加入できたんでしょう。そのことに感謝たいと思います。

補足日時:2003/05/27 08:53
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この回答へのお礼

懇切丁寧なご返事どうもありがとうございます。
なんとなく、損保会社の内情がわかってきたような気がします。

>集団にとって悪影響が懸念される場合には排除する役目も集団の管理者は負っているのです。

もちろんこのことは理解できます。
しかし、簡便な「等級制度」に依存しているため、排除すべきでない人を排除し、排除すべき人を排除できていない、という面は否定できないと思います。
現在の「等級制度」で「当たり屋」を排除できるでしょうか?できないと思います。

>簡便な等級制度は見直して実態(リスク状況)に応じた契約方式に切り替えても良いのではないかとも思います。

期待します。ぜひそのようなシステムの商品を開発してください。

>国が任意保険の加入を推奨ですか。(中略)加入推進の為に保険料控除と言う節税優遇措置がありますが、自動車保険は対象にはなっていません。

そうでしたか。生半可な知識で語ってしまい申し訳ありません。しかし、私の勤務する会社では、対人無制限・対物1000万円以上の任意保険への加入を義務付けています。
ホントは国も推奨すべきだと思うのですが・・・。無保険車に撥ね殺されて、自己破産されて賠償金がもらえなかったら目もあてられません。そのために「無保険車障害」特約があるのだと思いますが、無保険で走っている馬鹿どものために保険料を負担するのもなんか変な話です。

>最後に、事故は損失以外何も生みませんから是非防衛運転を心がけてください。

アドバイスありがとうございます。そのことは3度の事故で痛いほどわかったつもりです。現在は安全運転を心がけています。

しかし、事故をした人は免許の点数や罰金・自分の車の修理費などの社会的・経済的罰をすでに受けています。その上、任意保険にも入れてくれないというのは泣きっ面に鉢です。逆に、事故をした人のほうがその後気をつけるようになるような気がするのですがねぇ・・・。

お礼日時:2003/05/26 22:37

考え方は人それぞれで、daibutsudaさんの意見を否定したり、それに反論するつもりはありません。



>国すら加入を推奨しているものに・・・
どいったことでしょうか?そういった認識はもっていません。しかし実際問題として事故の解決には大きく寄与していますし、ドライバーの意識も顕在化していることも事実です。

>免許を持って運営している以上・・・
土地を売買するのにも免許がいります。酒を売るのにも免許がいります。免許=公益性というのは思い過ごしだと思います。

現行の制度や法律から判断すると、すでに回答のあるようなことになっています。
それがおかしいということであれば、ここでは何も解決しません。国(財務省)や損害保険協会に意見されることをお勧めします。
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この回答へのお礼

>現行の制度や法律から判断すると、すでに回答のあるようなことになっています。
それがおかしいということであれば、ここでは何も解決しません。国(財務省)や損害保険協会に意見されることをお勧めします。

もちろん、最終的にはそのつもりなのですが、ここで皆さんの(特に損保に勤めておられる方の)見解をお聞きし参考とさせていただきたかったのです。
みなさん、現状にそれほど疑問は抱いておられないと言うことがなんとなくわかりました。

皆さんの意見を総合すると、
等級1や2の人は任意保険に加入できなくても仕方ない。
損保会社も営利企業だから、それを拒否するのは自由である。
と言ったところでしょうか。

危険運転を繰り返して何度も免停になっている人でも、保険を使わなければ保険の等級は下がりません。こういう潜在的な事故の可能性のある人を放っておいて、たまたま運悪く事故してしまった善良なドライバーには保険加入を拒否する・・・。これはどう考えても私には不条理です。

客観的な判断基準がないから等級至高主義になるのであって、これは私に言わせれば損保会社の手抜きです。生保のように、ドライバーの運転倫理・運転技術などを調査した上で、客観的に決定すべきものを、機械的に数値化して決定しそれによって保険への加入を制限すると言うシステムは、どう考えても変です。

お礼日時:2003/05/26 15:50

現在の保険業界の状況から判断すると、継続ができただけでもラッキーだったとなるでしょう。


「任意」ということを自分側のほうからのみ捕らえていますが、保険会社のほうから見ても「任意」なのです。
保険契約に限らず、任意契約とは双方の合意があってはじめて成り立つわけです。このような結果になるのも仕方のないことだと思います。

ちなみに「自賠責保険」(強制保険)は、契約者にも加入を強制していますが、保険会社や代理店も契約者からの申し出があった場合は断ることが禁じられています。

初めのほうの文章については無視させていただきます。
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この回答へのお礼

>「任意」ということを自分側のほうからのみ捕らえていますが、保険会社のほうから見ても「任意」なのです。

おっしゃるとおりです。
ですが、国すら加入を推奨しているものに入れない、と言うのはどうでしょうか。最大限の努力をして、入れてあげる(あげると言うのも変だが)べきではないでしょうか。
お店で、風体を見て「あんたには売らない」って行っているのと同じじゃないですか(刺青の方お断り、っていうお風呂屋さんは多々ありますが)。
あと、法律には詳しくないのですが、損保会社は何らかの免許をもって運営していると思います。免許のない人は損保の営業は(たぶん)できません。
そういう免許を持って運営している以上、会社の利益だけでなく公共の福祉にも貢献するような姿勢が求められると思います。
#1の方のコメントにも書きましたが、私は私のためだけに言っているのではありません。もし事故してしまった際、被害者の方はどうなるんでしょうか?
損保会社は、自分たちの利益のためだけに、そういう人たちの救済は放棄している、ともいえるのです。

お礼日時:2003/05/26 11:38

こんにちは ご立腹もつともですが今回契約が出来たことはラッキーだと思います。

任意保険は契約者全体の問題ですので支払い保険金が多くなりますと保険料が上がってしまうという可能性が有りますので保険会社としましてもできるだけ支払いを少なくして利益(営利会社ですので)を出そうと致します。今回のような場合が多くつづきますと今でも赤字のところが多いいのですが赤字になり倒産ということになります。それを防ぐには事故の多い方には保険料を上げさせていただくか、契約を拒否するということしか出来ないのです。外資系又は代理店組織の無い保険会社はもっとシビアーにしています。最後の事故を起こした日とは保険に入れないということはどちらも言い分があるでしょうか保険の国アメリカではもっと厳しく保険に入っていない人又は、入れない人が多いそうです。その分罰則も厳しくすぐに刑務所というケースがあるそうです。それと任意ということは契約者の方の任意ということです。それに対して保険会社も契約者を選ぶということもも有ると思います。知人で同じようなことで保険に入れない人がいました。
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この回答へのお礼

早速のコメントありがとうございます。
保険料が上がるのはやむをえない面があると思うのですが、「入れない」って言うのは道理がとおらないと思います。
「こいつは間違いなく事故をする」と言う前提で撥ね付けてるってことですから・・・。
今の保険に入るときも、「事故しないよう気をつけてください」って言われたけど、誰も事故しようと思って運転なんかしてないですよね。気をつけていても事故することがあるから、お金払っても保険に入るんじゃないですか。
要は、1等級のヤツは車運転する資格なしだから運転するな、ってことなのかな・・・。
無保険で運転して、巨額の賠償金が払えず、債務履行不能でお金が払えなかったら、泣くのは本人じゃなくて事故に遭った人なのに・・・。たとえば無保険で事故をして、2億円の損害賠償を求められたら自己破産するしかないです。そうなったら、被害者は泣き寝入りです。これって、入る意思がある人を保険に入れなかった保険会社のせいにはならないんでしょうか?

お礼日時:2003/05/26 11:31

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