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なぜ、歴史的に「2」のつく硬貨が外国のように広まらなかったかと言うと、日本は2進法の文化がないから、ダースとかそういう西欧的な数え方がなかったからだという考えがあります。それとともにそろばんの「5」を基軸とする数え方が一般的であったと。

それ以外に「2」のつく金が流通しなかった理由と言うのは何なのでしょうか?

A 回答 (6件)

というよりも、日本人が算数ができたからでしょう。



欧米に行くと、50ドルのものを10ドル出しておつりをもらう際、
10ドルの商品+20ドル+20ドルで50ドル→10ドル+20ドル×2
という流れで商品とおつりが来ることが多いです。レジなどで計算する場合を除き、決して最初から50-10=40で40ドルという形にはなりません。
なので、1と2と5だけあれば、
1、2、5・・・1枚
3、4、6、7・・・2枚
8、9・・・3枚
で済むので、数え上げる手間からいって合理的です。3や4がないのは、それがあったとしても手間がほとんど変わらないからです。


一方の日本人の場合、500円だして100円のものを買う場合、最初に400円という答が出ていますから、100円玉が4枚、としたほうが楽です。
1~4・・・判断一回(5以上か)、引き算なし=数だけ
5~9・・・判断一回(5以上か)、引き算一回
だったのが、2のつく貨幣を使うとすれば
1・・・判断二回(2以上か、5以上か)、引き算なし
2~4・・・判断二回(2以上か、5以上か)、割り算一回、引き算一回
5~9・・・判断二回(2以上か、5以上か)、割り算一回、引き算二回
と、かなり面倒になります。
こういったものは、自動販売機にも如実に表れており、10年程前までは50円玉すらお釣りで出てくることはほとんどありませんでした(多種の貨幣を扱うのは制御が複雑になるため)。

なので2のつく貨幣は日本人には合いません。実際、二千円札は全くと言っていいほど普及していないでしょう?
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明治時代には、2円金貨と20円金貨が発行されてましたね。


江戸時代は、1両=4分でしたから、2分金もありましたし、1分=4朱でしたから、2朱銀もありました。
因みに、1,000文=1分ですから、4,000文が1両になります。
その名残りが、2円、20円金貨として明治時代に発行されたのだと思いますが、流通量は1円や10円に比べると遥かに少なかったようです。
戦前にも、200円紙幣が発行されてましたが、現在の2,000円紙幣のように、ほとんど流通しなかったようです。
現在でも、1万円札⇒千円札⇒5千円札⇒2千円札の順番で流通量が最も少ないのは2千円札です。
流通しない、2の付く紙幣や貨幣を発行する必要がないと考えるのは、過去の実績が物語っています。
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単純に物の単位としてもお金の単位としても使い勝手が中途半端だからです。


2単位を基準に増えたり減ったりしても、計算がややこしくなることはあっても、しやすくなることは少ないです。

また、日本人が好んで良く使う数字に『3』がありますが、これは
『少な過ぎないと感じる最低限の数字』

だからです。

1つでは明らかに少ない、2つでは足りない、
3つあれば取り敢えず足りるかな、という感覚です。
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1年12ヶ月であることやダースなどの単位が要因なら、2進法ではなく、12進法では。

日本でも明治には、2銭、20銭、2円などの硬貨があったらしいです。戦後は無くなりましたが、5円を初めとして、著しい経済成長に合わせて次々と新たな高額貨幣が誕生したので、2円、20円、200円などの中途半端な貨幣が誕生するような息つく暇もなかったのでは。
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二進法はコンピューター用に考案されました


コンピューター以外に二進法を採用している国はないでしょう
あんな物を見ていると目がチカチカしてくる

20円や25円がないのは面倒だから
なぜかという疑問は何事にもつきまとう
海はなぜ海なのだ
6円硬貨がないのはなぜだ
11円も作ればいいのに
こんなの屁理屈です
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1円、2円、5円こんなに作ったって無駄だからとしか言いようがないのだが・・・


もし2円があったとしてもあなたはなぜ3円がないのでしょうと疑問を思うこと間違いなしです
5円がなかったら2円でもよかったかもね

それとアメリカにダースを基準とした12ドルや12セントなんて通過が有るとは知りませんでした
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