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高周波特性の良いリッツ線でコイルを作製し、コンデンサで共振をとります。これを常温の場合と、液体窒素下で測定するとQが変化するはずですが、抵抗の減少に幅に対して、Q値の増加が小さいです。(Q=ωL/R)
撚り線なので、表皮効果による抵抗増加の影響は小さいと思うのですが、かなり密に巻いているため、近接効果の影響でもでているのでしょうか?

A 回答 (2件)

No.1 tanceです。



ちょっと紛らわしい書き方や、ミスがありましたので補足訂正させて
いただきます。

リッツ線で渦電流損を減らせると言いながら、渦電流が流れるので
Qが上がらないと、一見矛盾のように書いてしまいました。

真意はこうです。リッツ線を使えば同じ断面積の普通の線を使うより
渦電流は減らせますが、無くなりはしません。従って、直流のRの
値だけから計算したQは誤差を含みます。

渦電流のことをエディカレントとも表現していますが、同じ事です。

最後の行に
「・・・共振回路としてのQはあまり下がらないはずです。」と
書きましたが、「上がらないはずです」の間違いでした。

ややこしくしてしまってスミマセン。
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この回答へのお礼

tanceさん ありがとうございました。
訂正の方も確認致しました。

お礼日時:2010/03/26 12:52

周波数にもよりますが、近接効果も無視はできないはずですが


それだけではありません。

リッツ線でコイルを作るメリットは、空芯の場合、表皮効果よりは、
エディカレント防止がメインになります。

空芯コイルでは、近くの線から出た高周波磁界が巻き線自体に
交差します。そこで渦電流が生じてQが下がります。低温にして
Rが減っても、渦電流はむしろ流れやすくなるので、共振回路
としてのQはあまり下がらないはずです。
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