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熱力学の反応速度論という講義についての質問です。

レポートで「~を半減期法により求めろ」という問題がありました。半減期法とは何なのでしょう?

講義では「初濃度Cの物質の濃度が半分になるまでの時間を半減期τという」ということと、τの導き方ぐらいしか述べていません。1次反応の場合、

τ=(ln2)/k  (Kは速度定数)

となることは1次反応の速度式を変形すれば導くことができます。でも半減期法が何なのかわかりません。教科書にも載ってません。ネットで検索しても出てきません。一体、半減期法とはどのような解法のことをいうのでしょうか?

A 回答 (1件)

私も「半減期法」という言葉は知らなかったのですが、どうやらこれは半減期の式を用いて反応速度定数kや反応次数nを求める方法のようです。



1次反応ならばτを
   τ=(ln2)/k
に代入してkを求めます。

n次反応ならば
   τ={2^(n-1)-1}/{(n-1)ka^(n-1)}
であるので両辺の対数をとって式変形すると
   lnτ=-(n-1)lna+ln[{2^(n-1)-1}/(n-1)k]
となります。これよりτとaを両対数プロットすることにより
傾きからnを求め、次いでそのnと切片の値を用いてkを求めることができます。
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この回答へのお礼

どの文献を調べても載っていなかったのでとても有難いです。ありがとうございました。

お礼日時:2003/06/28 18:05

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