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抗うつ薬の副作用と周りの対応の仕方

はじめまして。

姉がうつ病と診断されました。 (姉は結婚して他県に住んでおり、家族構成は旦那さんと小4・幼稚園年長の二人の男の子です。)

姉は今年の初めくらいから不眠や食欲不振などで精神科に通っており、ドグマチール・リーゼ・マイスリー・ロヒプノールを服用していました。

しかし先月中旬位から、身体が重い、気力がない、物事が決められない、何をするのも億劫などの症状が出てしまったため、今週の月曜日の診察で医師に話したところ、うつと診断されたそうです。(姉はうつと言われて落ち込んでしまったようですが…)

薬はアモキサン25ミリを朝・晩に処方されたそうですが、口の渇きがひどいそうです(母が電話で聞きました。) 薬について調べたところ、確かに口の渇きや吐き気など、色々な副作用があることは判りました。

そこで質問なのですが、飲み始めて3日目ですが、医師に相談して口の渇きを理由にこの薬の服用を辞めたほうたいいのでしょうか? それとも水を飲む・氷を口に含むなどして対処して、一般的に薬の効果が出始めるといわれている二週間くらいは服用し続けたほうがよいのでしょうか? また、副作用というのは、飲み始めて期間が経てば軽くなるものですか?


もうひとつ、姉は(私もなのですが)、一般的な人にとって何でもないようなことが負担に思えたり、過剰に不安になる傾向があります。 姉はリーゼを処方してもらっていますが、母に電話で、「不安の原因が取り除けないのに、抗不安薬を飲んでよくなるのかなぁ…」と悲観的になっているようです。 
こんな状態の姉に、どういった対応を心がければよいでしょうか?

皆様のお知恵をお貸しいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 

A 回答 (4件)

アモキサンは三環系抗うつ剤の中で、唯一気分を高揚させる序列を持った薬です。


基本的に抗うつ剤も安定剤も睡眠薬もそうですが、気分を落ち着かせたり不安や緊張を取り除く薬が多いのですが、アモキサンは例外的に気分を上にあげて行く感じになります。
もちろん個人差がありますので、確実に上がるかどうかは一概には言えません。(150mgを三週間以上服用した結果、私にはあまり効果がありませんでした。)

この「三環系抗うつ剤」と言うものは、抗うつ剤の中では古い部類に入ります。
古いから最新の物よりもいいのか、と言われると、それは違います。
副作用は確かに多いです。主に口渇、便秘、手の震え等があります。これは三環系抗うつ剤の抗コリン作用が引き起こしている副作用です。
「三環系」は抗コリン作用があるので口渇を引き起こす、と言い切っても良いくらいです。
しかしながら、長年使われているという事は、それなりの実績と信頼がある薬でもあると言う事です。臨床例も多くありますから、医者としては安心して使えます。
また、副作用は多いのですが、重篤な副作用はそれほどありません。(全ての薬には副作用があり、人によってはアナフィラキシーショックを起こしてしまう場合もありますが、これはどの薬も同じくあるものです)

口渇が長期服用である程度解消される人もいれば、私のように数年間続けて飲んでいても、いまだに口渇が酷いなぁと思う人もいます。(私が飲んでいるのはトリプタノール200mgですが)

対応としては、反対意見を言わないこと。責任が発生するような大きな決断をさせないようにすること。基本的にどんなに鬱々とした内容の愚痴等を聞いても、絶対に反論したり、見放したりしないこと。
そして、医師と相談しながら、現状の維持または緩和を得られるようにすること。

薬は生活を楽にする為のツール(道具)です。
医師はそのツールを提案してくれる職業です。(特に精神科の場合)
また、医師は薬以外のツールとして、カウンセリングや認知療法等を行ってくれます。
ただしカウンセリングは本分ではありませんので、こちらを使う場合は専門のカウンセラーへ。臨床心理士の資格を持っているカウンセラーだとある程度信頼出来ます。

あと、性格にもよりますが、メモを取ったり音声を録音したりすると良いかも知れないですね。
特に酷く憂鬱な時に、その時思っている事をメモにするか録音する。一行、一言で構いません。
後で読み返して、自分がこんな考え方だったのか、と言うのを確認出来ます。
また、一行でも一言でも、数日、数週間、数ヶ月間の間には完全に文章として出来あがるでしょう。それをつなげていくと、自分の中で抱えてしまっている問題点が見えてくるかも知れません。

しかしそれはもう少し落ち着いてからですね。
今はまず、薬をきちんと服用して、きちんと眠り、休養することが大切です。
現実逃避のように言う人もいますが、それでいいんです。逃避して下さい。今が危ないのですから、回避しましょう。

先の話になるかも知れませんが、原因が自分で分かっている場合は、それを潰すのではなく、どう付き合っていくかを考えるように促すと良いかも知れません。恐らく原因が分かっているけれども解消出来ない悩みと言うものは、数年~数十年必要な悩みだと思います。
これは、潰すですとか紛らわしても結果的には徒労に終わる事の方が多いです。
うまく付き合う方法を考えた方が建設的かなと思います。

自分の中でくすぶっている部分を整理する事が最良の手段です。
その手伝いをするのが精神科の医師やカウンセラーです。

ちなみに、私は友人に一日数百通のメールをしていた時期があります。
友人は、一切否定せず、全てのメールに返事をくれました。
今でも感謝しています。支えがなければ、折れてしまっていたかも知れません。
家族でも婚約者でもないのに、そうした対応が出来る人は非常に少ないです。
ですから、もしあなたへ多くの愚痴をこぼしたり、鬱々とした話をするかも知れませんが、そうした対応を取れると恐らく最良です。

長文失礼しました。参考までに。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

お薬に関する詳しい説明をいただきまして、ありがとうございました。 口渇が数年間も続くこともあるのですね…

> 対応としては、反対意見を言わないこと。責任が発生するような大きな決断をさせないようにすること。基本的にどんなに鬱々とした内容の愚痴等を聞いても、絶対に反論したり、見放したりしないこと。

そのように接してみます。

>先の話になるかも知れませんが、原因が自分で分かっている場合は、それを潰すのではなく、どう付き合っていくかを考えるように促すと良いかも知れません。恐らく原因が分かっているけれども解消出来ない悩みと言うものは、数年~数十年必要な悩みだと思います。
これは、潰すですとか紛らわしても結果的には徒労に終わる事の方が多いです。
うまく付き合う方法を考えた方が建設的かなと思います。

とても貴重なご意見、ありがとうございました。 これは私も参考にさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/16 23:06

抗うつ薬の副作用は説明書に書かれてますので一度目を通しておくといいでしょう。


人によっても副作用が出たりでなかったりしますし、抗うつ薬は1種類ではありません。
通常、本人がどうしても我慢出来ない副作用が出る場合は量を加減したり抗うつ薬の種類を医師は変更します。
最も効率のよい治療ができるよう本人とコミュニケーションを取りながら最適な薬を探します。


>「不安の原因が取り除けないのに、抗不安薬を飲んでよくなるのかなぁ…」
これはとても核心を突いていますよ。
抗うつ薬とは読んで字の如く、うつ病の治療薬ではありません。
症状をやわらげるだけで直接治しているわけではないのです。薬について調べたり医師に確認されるといいでしょう。
悩みなどの根本的な問題を本人が抱え続けている限り、永遠に投薬し続けることになります。
せっかく治療しててもなかなかコレに気付ける人が意外と少ないんですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

薬の副作用のことや、我慢できないようであれば変更してもらえること、姉に伝えました。


抗うつ薬は症状をやわらげるだけで、直接治せるわけではないのですね。 色々調べていると、認知行動療法などが有効なようですね。 もう少し状態が良くなったら姉に話してみようと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/16 23:22

口の渇きは薬の副作用です。

たぶん、口の中がいつも苦く感じているはずです。
まだ3日目なら身体が薬に一生懸命慣れようとしているところです。

個人差はありますが、3~4週間で副作用にも慣れてきますよ。
個人の勝手な判断で薬を辞めるのはしないでください。

薬は、あくまで状態をこれ以上悪くしないために服用します。
不安を取り除くために飲むのではなく、「不安をやわらげるために飲む」との事です。

鬱と言われてショックでしょうけど、苦しんでいるのはお姉さんだけじゃないよ。
みたいに柔らかく接すればいいかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

副作用は飲んでいるうちに慣れてくることや勝手に辞めてはいけないこと、不安を”取り除く”のではなく、やわらげるために飲むことなど、姉に伝えました。

本当にショックだったようですが、柔らかく接していきたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/16 01:09

精神科の看護師です。



口渇は、比較的多くみられる副作用です。
2週間くらい飲み続けると、おさまってくる場合が少なくないので、勝手に服用をやめたりせず、飲み続けた方が良いと思います。
もし、どうしても副作用が辛ければ、勝手にやめずに医師に相談して、他の薬に変えてもらった方が良いです。

抗不安薬で、不安の原因を取り除くことはできません。しかし「不安に思う」その気持ちを抑える(コントロールする)ことはできると思います。
もし、抗不安薬で不安が軽減しなければ、これも種類がたくさんありますので、他の抗不安薬に変えてもらった方が良いと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。 お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

2週間くらい飲み続けると治まってくることもあること、どうしても辛かったら医師に相談して他の薬に替えてもらうことなど、姉に伝えました。

同様に、抗不安薬も、不安に思う気持ちを抑えることはできると思うよ。 もし不安感が軽減しなかったら、ほかにも種類がたくさんあるらしいから替えてもらうこともできるみたいだよ。と伝えました。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/16 01:01

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