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ヒステリシスコンパレータのしきい値について教えてください。

一般的なヒステリシスコンパレータ回路なのですが、入力から+端子の間にある抵抗がR1、出力から+端子にフィードバックする間にある抵抗がR2とします。
また、しきい値をThH、ThL(ThH>ThL)、出力電圧をVhigh、Vlow(Vhigh>Vlow)とすると、

ThH=-(R1/R2)Vlow
ThL=-(R1/R2)Vhigh

となる理由を教えていただけないでしょうか。ネットで1日中調べたのですがどうしてもわかりません。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

これはおそらく、コンパレータのマイナス入力がGND(0V)なのでしょう。


ThHやThLの極性が曖昧ですが、次のように考えられます。

コンパレータ自体はあくまで+入力端子の電圧が0Vのときに出力が
反転します。ここにはヒステリシスはありません。

そこで、入力端子とコンパレータの+入力端子間の電圧に着目して
ください。この電圧はR1の両端の電圧そのものです。

そして、このR1の電圧が入力端子に加わればコンパレータの
+入力が0Vになるわけですから、これが入力端子における
閾値です。

閾値は、コンパレータの出力が"H"か"L"かによってちがう電圧に
なります。

出力が"L"から"H"になる瞬間の状態を見てみましょう。
入力にThHが加わっていて、まさに出力反転する直前では
出力は"L"なのでThHとVlowの電圧差のなかにR1とR2が直列に
つながっています。そして、R1,R2の接続点が0Vにて反転
するのですから、この条件を式にするとご質問の式が出てきます。

"H"から"L"の瞬間はThLとVhighで同じことが言えます。

何故ヒステリシスが生じるかは理解されていて、式の誘導だけが
疑問だったとして回答しました。
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この回答へのお礼

理解することができました。
わかりやすい解説ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/18 23:22

>一般的なヒステリシスコンパレータ回路<とのことなので、


考え方は理解されておられるので、+端子にR1/R2で分圧された電圧が印可されると考えてください。
>しきい値をThH、ThL(ThH>ThL)、出力電圧をVhigh、Vlow(Vhigh>Vlow)とすると、

>ThH=-(R1/R2)Vlow  ←*
>ThL=-(R1/R2)Vhigh ←*

ThH=-(R1/R2)Vhigh
ThL=-(R1/R2)Vlow
Vlow、Vhighが逆の誤植か何かではないでしょうか?
 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/18 23:23

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