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弱視の治療にアイパッチは使わないのでしょうか?

6歳の子供の母親です。
先日子供が「不同視弱視」と診断され、これから治療にはいっていきます。
今、通っている病院で先生が「不同視弱視の場合、アイパッチをすると斜視になりやすいからアイパッチは使わないようにします」と言われました。
しかし、ネットで検索しても、弱視=アイパッチの治療が有効的のような書き方をしています。(もちろん、眼鏡も)

教えていただきたいのが、弱視の治療の場合アイパッチはしない方がいいのでしょうか?
子供の年齢も高くなっているのでできるだけ、いい治療法を探しています。
よろしくお願いいたします。。

A 回答 (1件)

眼鏡屋の店員です。



アイパッチの使用についてですが、非常に難しい問題だと思います。

お子さんの度数や視力バランス、両眼視機能の程度によって様々なケースが考えられますので、
一般的な意見を述べさせていただきます。


アイパッチを使う場合
普段使っている方の目にアイパッチをして、弱視側の目を使わせることによって、
弱視側の目の力を付ける事になるかと思われます。

いい点として、確実に弱視側の目を使わせる事が出来ます。

逆に悪い点としては、常に片目を使わないため両目で物を見る機能が付かない可能性があります。
そのため、両目が同じ物を見ようとせず、斜視になる可能性があります。
一般に、アイパッチは一日中しないよう言われているのはこの為です。


アイパッチを使わない場合
恐らくメガネかコンタクトレンズでの治療を行うのだと思われます。
これはお子様の目の状態によって大きく左右されます。
例えば、弱視側の目が強度の遠視の場合、遠視のレンズを通すと物が大きく見えます。
左右の度数差が大きく違う場合、左右で見る映像の大きさがかなり違ってきます。

人間の目は「両目ともだいたい同じように見えているとき」に両目で物を見る事が出来ます。
弱視側の目にメガネやコンタクトレンズをする事で両目とも視力が出ても、
「両目で見えている物の大きさが違う」ため、両目で見た物を一つの映像に出来ない場合があります。
この場合も片目のみで物を見ようとしてしまうため、斜視になる恐れがあります。

もちろん、お子さんの目や処方する度数によって「両眼視機能」と「弱視の矯正」の両立ができれば
非常に有効な方法でもあります。


色々と書きましたが、
結局はお子さんの目の状態を正確に見極め、最も適切な方法をされるのが一番です。

まず、一番大事なのは時間です。
人間が両目で見たものを一つの映像にする力、両眼視機能を養える年齢は6歳前後が限度と言われています。
治療には時間がかかりますので、大変かもしれませんが急がれた方がいいかと思います。
あと専門の病院など、信頼できる先生にお願いするほうが不安も少ないでしょう。


非常に読みにくい文章で申し訳ありませんが、
少しでも参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
とても丁寧な説明をしていただいて本当にわかりやすかったです。
とにかく今は逆さまつげの治療をしているので(目に傷がついていて視力が測れないそうなので)完治させて出来るだけ早く治療をしたいと思っています。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/05/29 14:54

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