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担当教官がアカデミックへ進んでほしいと願うのはなぜですか?



私はいま、博士課程の学生ですが、
修士過程のときに、担当教官にアカデミックへの道を進んだ方が良い、
或いは進んでほしい、といったニュアンスのことを言われました。
特に自分の研究室に残って仕事をしてほしい、(つまりソルジャーがほしい)
という感じではなく、他の上位の大学に移って良いので
博士課程へ進んでほしそうな感じでした。


大抵の担当教官は、自分の教え子にアカデミックへの道を進んでほしいと気持ちをもっていると思いますが、
一方で自分の担当教官以外の教官に話を聞くと、アカデミックの道は極めて難しいですよ。
という話を聞きます。
なぜ、自分の担当教官かそうでないかで、ここまで意見が変わるのでしょうか?

A 回答 (5件)

>大抵の担当教官は、自分の教え子にアカデミックへの道を進んでほしいと気持ちをもっている


大間違いです。
大体、東大のドクターが全部アカデミックポストを選んだら、他の大学でドクターを取る人は一人もアカデミックポストに就けません。
あなたはその先生に嘱望されるだけの才能か情熱などアカデミックポストに就くにふさわしい何かを見そめられたのでしょう。
羨ましいことです。
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1.あなたが本当に優秀だから。

アカデミーの世界からいなくなることは損失。
2.自分が教えたことが無駄になることを嫌っている。大学院での研究がアカデミー界と直結することは稀です。
3.激励の意味も込めて。「就職がきつい」と言うと、研究を辞めてしまうかもしれない。
4.自分達の研究分野を守るため。他大学に移ろうが、同分野の研究者の数を揃えて研究の質と量を同業者で維持することは大切。ひいては将来に就職口を残すことにもなります。
5. 単なる脳天気、世間知らず。あなたの将来は何も考えていません。
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>大抵の担当教官は、自分の教え子にアカデミックへの道を進んでほしいと気持ちをもっていると思いますが



相手がそこそこ優秀な大学院生であっても,そんなことはほとんどないでしょう。ただ,基礎科学なら,実社会で重宝する知識・技能・探求心などは水準が低いので,「おれが教えたものを,そんなドブで腐らせるのは辛いな」と内心で思うでしょう。

でも,他人の将来がかかっていますから,「企業や高等学校などに就職したい」といわれれば全面的に賛同します。その後「勤め口がみつかった」といわれれば,満面の笑みでお祝いを述べます。こちらから学生・院生に「残ったほうがいい」とは決していいませんし,いうべきではありません。彼らから「将来がどうなってもいいから研究を続けたい」といってくれば,「そうですか。どうなろうと君の責任でやってくださいね」とだけ返事します。
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基本的に教員がアカデミックに進んで欲しいというのは,


その人が才能豊かでアカデミックで活躍出来ると確信しているからでしょう.
才能豊かな学生が就職してしまうと「もったいないなあ」と思ってしまいます.
他の教員が言うとおり極めて厳しいのも事実ですが,
才能がある人ならば乗り越えていくと思いますよ.
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あなたが優秀だから学会に残って欲しいと思うのは他の方も指摘してみえますが,優秀な弟子を育てたというステータスも欲しいのです.優秀な教え子も企業に行って埋没したらそれまでで,やはり弟子が学会に残って論文などを発表してくれたら,彼の教え子は優秀だということになり,学会内の立場も良くなります.


他学に散っても,学会の研究発表会の場で,教授を囲むような光景は良く見られますし,懇親会などで,弟子を紹介している姿は嬉しそうであり,自慢げに見えます.それは,その教授のテーマが研究価値が高いので,弟子が増えても論文が出続けるというのも自慢のひとつになります.
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