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位相の意味について

辞書で意味を調べましたが、下記の文章での位相の意味が分かりません。

父親というものの『位相』はどうしようもなく生じる浮世の苦しみをかみつぶし、かみつぶす役割を
になっているかのようである。

どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

たしかに「位相とは、動きや変化の中に現れる、ある特定の状況や位置のこと」です。


位相とは何かを調べると、このような「~~~」連続した波のような図が出てきて何やら難しそうな説明がされています。
しかし、少しも難しいことではありません。
国語カテだから、「位相」という言葉を国語的に説明します。
「位」は位置や順位などの言葉に使われていますように、置かれている場所や階級です。
「相」は人相や手相、面相などの言葉に使われていますように、表面に出ている特徴とか顔つきです。
要するに「同じものであるが、その位置によって表面上の形が違う」ということです。
大事なことは、違って見えるけれども同じものであるということです。
ですから、単純に「状況」ではなくて、「側面」、「一面」、「もう一つの顔」などのほうが、よく位相という言葉を表していると言えます。「phase」という英単語を字引で引いて見てください。感じがわかると思います。
質問文の「位相」を「もう一つの顔」に置き換えてみてください。感じがわかると思います。
父親というものは単純なものではなく、見る角度などによっては、いくつもの違った面が見えてきます。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明をどうもありがとうございました!!!

お礼日時:2010/08/23 14:39

 「位相」とは「動きや変化の中に現れる、ある特定の状況や位置」のこと。

したがってここは単純に「状況」と読みおい。替えるとよい。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/08/23 14:41

「phase」の訳語である「位相」という学術用語を詳細に理解してあてはめようとすると、わけがわからなくなります。


むしろもとの「phase」の方が分り易い。
そのまま「フェーズ」でもいいし、「側面」、「一面」、「もう一つの顔」などの方が当たっています。
どうですか。感じ、わかっていただけたでしょうか。
原文の『位相』を「もう一つの顔」に言い換えて見てください。
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この回答へのお礼

言い換えて覚えるようにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/23 14:42

> 辞書で意味を調べましたが、下記の文章での位相の意味が分かりません。



私に言わせれば、「位相」で調べるから分かんないんですよ。「位相幾何学」「トポロジー」を調べましょう。(ウィキペディアは書き換えられることがありますが、)よくできた「コーヒーカップからドーナツへ」のgifアニメが載っていたので、ご覧ください。

位相幾何学 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%8D%E7%9B%B8% …

「コーヒーカップとドーナツは全然別物じゃん」と言っても、トポロジー的には両者は区別されません。一方から他方へ連続的変形する際に、変わらず保たれる性質があります。これを位相的性質と呼びます。
さて、世の中いろいろ、家庭もさまざまです。しかし、一応父親(的存在)がいる場合、さまざまと言っても、その違いはコーヒーカップとドーナツの違いのようなものです。父親が「どうしようもなく生じる浮世の苦しみをかみつぶし、かみつぶす役割をになっている」ことは保たれているようだと、その文章は述べています。
逆に言うと、それを保つなら、失業してても不在がちでも父親なのであり、なんなら女親でも「父親」の役割を果たせるということでしょう。また、それを保ってないなら、男親であっても「父親」ではないということでしょう。
ついでに、たとえば国土地理院で「位相」とはどんなものかは、下記をご覧ください。

5・8 位相とはどんなものですか? - 国土地理院
http://www.gsi.go.jp/GIS/stdind/nyumon_0580.html

また、ちょっと社会科学・人文科学系の論文名の検索をすると分かるのですが、「位相」という語はいろいろな専門分野の論文の表題にも登場します。それらすべてについて、ここで説明した意味で割り切れるとはとても思えません。
それについてなんですけどね。私は教養がないのでよく知らず、小耳に挟んだだけですが、「位相」は「構造主義」と関係があるらしいです。構造主義といえば、マルクス主義の後、インテリ業界(?)で一世を風靡しましたね。一時は、ほとんど何にでも構造主義を適用していました。その名残で今も「位相」という言葉が使われてるんじゃないでしょうか。ただし、それほど多用されたインテリ用語なので、もはやはっきり定義しにくく、辞書の説明で採用されてないのでしょう(載っているのは、数学・物理学・言語学における各意味)。
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この回答へのお礼

いろいろな方向からのご説明、例文なども挙げてくださり、ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2010/08/23 14:47

全体の文脈が分からないので、100パーセント正確なことは言えないが・・・。



推測するにこの「位相」は、回答No.1にあるような用例に似ているが、「言葉の違い」と言うよりは、一種の隠喩として「(母親や子どもなど、他の立場の家族のメンバーと比較したときの)役割の違い」として用いられているのだろうと思う。

つまり、この文章を比喩を避けた形で言い直すと、
「家族の中での父親というものの役目の一つは、家族に発生して避けることのできないような、人生の苦労や苦痛を和らげることのようだ」
という風になる。
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この回答へのお礼

ご説明をどうもありがとうございます。

お礼日時:2010/08/23 14:48

こんにちは。



私は理系の人間ですが、その文では下記の辞書リンクの2番の意味にはなりえません。
何しろ専門用語ですので、著者が国語学に明るい人であれば3番、数学の専門家であれば1番の意味で使っていることと思います。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E4%BD%8D%E7%9B …
わざわざ専門用語を使っているのは、ユーモアのつもりかもしれません。
(学者さんには、そういうタイプが多いので)

たぶん、1番でもなくて消去法で3番だと推測しますが。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2010/08/23 14:50

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