プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

名前の前に付く「お」の意味
終に、敬之進の娘で、この寺へ貰われてきているという、そのお志保の話も出た。
文平はまた、時々お志保の方を注意して見た。
人の名前に「お」を付けるのは、その人に対して尊敬の意を表すのですか。それとも単に呼び方を親しくするためですか。教えてください。

A 回答 (2件)

一般的には下の辞書の(2)の通り呼び方を親しくするためです。


女性にしかつけません。
志保という名前に「お」をつけて「お志保」
しかし、人によっては初めから「お」がついている場合もあります。「お志保」が本名。
それからエライ人の奥方である場合には尊敬の意をこめて「お」を付ける場合があります。「お志保の方様」
まあ、一般的には呼び方を親しくするためですが、例文の場合の「お志保」は本名かも知れません。

Goo辞書 お 【▽御】 (接頭)
補足説明「おおみ(大御)」が「おおむ(おおん)」「おん」を経て「お」と転じてできた語
(1)名詞に付く。
(ア)相手や第三者に対する敬意とともに、相手のもの、相手に関するものであることを表す。
「あの方の?帽子」
「?子様」
(イ)丁寧の意を表す。上品に表現しようとする気持ちをこめても用いる。
「?茶」
「?しるこ」
「?値段」
(2)(「阿」「於」とも書く)女性の名前に付けて、親愛感を添える。
「?菊」
「?富さん」
    • good
    • 1
この回答へのお礼

女の名前に限るんですね。勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/02 22:54

「急がんでも」は方言ではないですよ。


少し昔の言い方です。「急がなくても」です。

言葉というものは、言葉の流通の激しい所から変わって行きます。
大都会から変わって行きます。
地方に古い言い方が残ります。「方言周圏論」

「急がんでも」は昔の標準語です。
あなたの読んでいるものから(多分戦前の明治大正期の読み物)そのように思いました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

そうですか昔の標準語ですね。私の読んでいる小説は確かに明治時代のものですね。ありがとうございます。勉強になりました。

お礼日時:2010/07/02 22:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!