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卒業論文の内容について。
大学生の卒業論文を見ていて思ったことがあるのですが、
論文ってたいてい、「○○と○○の関係について」とか「○○が○○に及ぼす影響について」とか
何かと何かを関連させたような論文が多いですよね。
ちなみに心理学なんですけど、先輩の論文のタイトルをみているとそのようなものばかりだったので。
やはり何かと何かを関連させたような論文が心理学には多いのでしょうか

A 回答 (2件)

内容的に何とも関連がないってことは、そのテーマに対する自分の思いをひたすら語るだけになってしまいます。


そんなものは科学的研究とは言えませんので、論文もないのです。
実験するんなら独立変数と従属変数がないといけませんし、調査であっても相関関係を想定する因子があるはずです。
例外はレビュー論文ぐらいでしょうか。

基本的に、タイトルは「これについて、こういう観点から調べました」ということが一目でわかるようになっています。
それなりに書き慣れてくれば、ちょっと遊んだタイトル付ける人もいますが、それでもサブタイトルでフォローはしますし、全体からすればごく少数派です。

そもそも、私は卒論以前のレポートのレベルから「○○が○○に及ぼす影響について」というタイトルをつけるように教育されましたが、そういったことは教わっていないのでしょうか。

この回答への補足

本などを読んでいくうちにそういったタイトルの論文が多いと気付きました。
そうですよね。やはり何かと何かを関連付けないといけませんよね。
例えば、私の場合は日記をつける人とつけない人の生きる上で大切にしている価値観の違いなどについて
調べようと思ってます。これだったら、日記と価値観という二つのことを関連付けながら論文が書けますよね。

補足日時:2010/07/08 13:09
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単なる慣例でしょう(^_^;) 要するにそれが心理学論文の中で、タイトルとしては差し障りのないタイトルだからです。



分野にもよりますが、もっと日本語文献と外国語文献(英語論文)とを比べてみると、日本のものでは確かに「血液型とパーソナリティとの関連について」といったようなものが多いかもしれません。一方で海外のものだと「A型の人間は几帳面な性格である」というものが多いのです。

1つは日本タイトルでは「AはBである」という言い切りがあまり好まれない。もしくは、心理学という領域からして断言できるほどの結論を得られていない。そういった事情があるからでしょう。

例えばタイトルだけ見てみればよいのですが、神経科学や薬学の分野で「***薬は***を阻害する」とハッキリ書けば論文の重要度がすぐに分かりますが、「***薬が***に及ぼす作用」と書いただけでは「どういう風に作用するの(効果があるの)?」と論文の内容が意味不明・曖昧という悪い印象になるわけです。

だから、極端にいってしまうと、ある分野の心理学論文においてタイトルはあまり重要でない(全然、的外れ)なものである可能性もあるわけです。単にネーミングセンスがないからではなくて、結果自体が曖昧だから><;

心理学系以外の分野での「論文の書き方」に関する参考書を読んでみると、そういう意味で非常によい勉強になります。いい論文を書くためには心理学論文だけ読んでいてはダメというわけです(←大きなお世話ですが・・・)

この回答への補足

国や分野によってもタイトルのつけかたというものは変わってくるのですね。
確かに心理学というものは「○○だ」というように断定できない部分がありますから、
曖昧なタイトルになるのかもしれません。

補足日時:2010/07/10 12:16
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