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チベット仏教の祭具「頭蓋骨杯(カパーラ)」について。

何故そのようなものが作られたのか。

それを使ってどのようなことをしていたのか。

この2点について詳しくお願いします。

A 回答 (2件)

 チベット仏教について質問者が、いわゆるダライラマのゲルク派を指し示す限りは、カバーリャについての回答はできませんが、他のチベット仏教での位置づけならば、現地で聞いた話で紹介できます



カバーリャは、頭蓋に魂ようなものが宿ることから、世界的に広く確認できるようです。
実際、仏教において頭蓋は最後に骨壷に納める様式などが規定されているようですし、諸外国でも、特別扱いされています。
 その起源は不明ですが、人類共通のようです

さて、チベット仏教のニンマ・サキャ派・ボン教においてのカバーリャですが、
主に宗教儀式において利用されたそうです。
その儀式に関しては、占いに属するものが多く、杯をとして飲み物を入れて、経口摂取するものではなく、
供物の器として利用するに留まるようです。
なお、酒などの水分以外では血や体液全般が中に溜められることもあるそうです。
ただし、あくまでも器ではなく、装飾品の意味であって、呪術的な儀式の置物でしかないようです。

戦国時代に信長がガバーリャを杯にした伝説があったように思いますが、真贋は不明らしいです。

なお、オカルトの部類ですが、人骨以外で動物の頭蓋は盛んに装飾に利用されますので、そんなに特異なものでもありません。
 私が知るマグリブのある地域では、頭蓋を蝋燭立てにしていましたし、頭蓋を器にした旧石器時代の器もあるそうです
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 カパーラとはチベット密教の法具のひとつで高僧本人の遺志に基づきその頭蓋骨からつくられる杯ということです。



 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%91%E9%AB%8F% …

 下記にはその写真が出ています。

 http://www.potalagate.com/Qstore/Qstore.cgi?CMD= …
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この回答へのお礼

ありがとうございます

お礼日時:2010/07/14 16:46

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