海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

コンクリートの壁の断熱について。

壁の断熱、結露防止を、グラスウールを使ってDIYで施工したいと考えています。
大工さんが通常されている様な壁の断熱、結露防止の施工をしたいのですが、その概略を調べるのに精一杯で見当違いも多々あるような状態で、また、グラスウールの袋に解説されている内容だけでは、素人にはわからない点が多く、質問例でも探すことが今のところできず困っています。

既存のコンクリートの内側をグラスウールで覆いたいため、グラスウールとコンクリートの間に透湿防水シートをはさもうと思うのですが、この施工方法がわかりません。ボンドで止めるのか、垂木で上から押さえて固定するのかなど、端やつなぎ目なども含めどのようにするものなのでしょうか。

次にグラスウールは垂木の間に詰めていけば良いのでしょうか。一番内側はコンパネにしようと思うのですか、コンパネとグラスウールの間に石膏ボードを一般的には挟み込むものなのでしょうか。

アドバイスよろしくお願い致します。

A 回答 (4件)

1♯です。



グラスウールだと野縁の上に置かざるを得ず、従って隙間が出来るのです。スチレンボードを野縁の上に置いたでは野縁の厚さ分の空間が出来てしまいますでしょ?
下という書き方が悪かったですね。「野縁受けに野縁を並べ…」とは天井を壁に置き換えたとして、コンクリート壁に木下地(胴縁)と考え、室内側とお考え下さい。
防水(この場合は防湿と捉えても結構と思いますが)のためのポリフィルムは何のために使うのかというと、断熱材を濡らさないためと、気密性を上げるためです。スチレンボードは吸水しませんし、躯体がコンクリートですから、必要ないと割り切ることも可能かもしれません。
しかし、グラスウールは水を含むと重みで沈み、木材を腐朽させるので常に乾燥状態を維持せねばなりません。ですから一般木造住宅の断熱では常に室内側が防水(防湿)で、断熱層の外に防水透湿フィルムでラッピングし、通気層、外壁材となります。
ちなみに、壁の中でコンクリートと接触する木材は、事前に防腐剤を塗っておくことをおすすめします。

天井材とはもちろん表面にくる材料のことです。
コンパネは厚が12mmですから重いのじゃありませんか?何らかの仕上げも必要になりますし、天井材は断熱材の重量を受ける以外にはほとんど力がかからないと思います。下地の割付にもよりますが、ベニヤの4か5.5mmでも充分なのじゃないでしょうか?
シナベニヤを内装材として使っているお宅を見たことがありますが、なかなかいい感じでした。
ジプトンは高級感こそ無いかもしれませんが、それだけで仕上がりますし、見栄えも悪いものじゃありませんよ。事務所とか公共建築の廊下とか、よく見ればいたる所で使用されているのが分かるはずです。

開口部と天井は防湿層を作らず、通気性の高い断熱材を使用するほうが…の件は、私には断定できませんが、常識的には先の理由から吸水する断熱財は防水・防湿するものだと思います。通気性があるということは水蒸気を通すということですから、断熱層前後で湿度ははぼ差がないものと考えなければならないと思います。

梅雨時になる前に締め切っておき…の件では超高気密になれば可能かもしれません。そのためには窓はペアガラスの樹脂サッシでドアがガスケットのついた密閉ドアでなければなりません。たとえば川が氾濫しても全く浸水しないような構造です。引き戸ではまず不可能なことです。
だいいち結露というのは単に湿度だけできまるのでないことはご存知のはずです。

室内の湿度が高いとカビが発生しやすいのはその通りです。結露するような状況では特にそうでしょう。カビの発生をを防ぐ方法は雰囲気の乾燥と換気です。どうやっても湿度10%・20%なんて維持できるわけが無いのですから、換気や室内に気流を作ってやることもカビの発生防止には重要なことだと思います。冷房という意味ではなく、「除湿」の意味で梅雨時のエアコン使用は有効だと思います。

この回答への補足

ご返事ありがとうございます。天井についても、より良い方法で施工できそうです。


天井について・・・・・木下地を井桁に組まず、野縁受けの下に野縁を並べ→
野縁と野縁の間にスチレンボード→ポリフィルム→内装材  
という理解で良いでしょうか。

まだ少し理解できていない点ですが、「スチレンボードは野縁受けに両面テープで貼り付ければ充分だと思います。」というのは、野縁と野縁の間にスチレンボードをはめ込み、野縁受けに吊るすように両面テープを貼り付け、次に下からポリフィルムを貼り付け、ジプトンを使わず、シナベニヤや、横板などの内装材で野縁に釘やネジで止めて仕上げるということでよいのでしょうか。


壁について・・・・・コンクリート壁→スチレンボードと下地材→ポリフィルム→コンパネ で施工してみようと思います。

何度もすみませんが、ご回答お待ちしています。

補足日時:2010/07/28 01:07
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この回答へのお礼

適切な方法を詳細にご説明頂きまして、非常に助かりました。
ご説明頂いた施工方法は、検索しましてもほとんど無く、説明を何かしら見つけても断片的なものになってしまいます。私のような素人には何が適した方法であるかというスタートの時点からつまづいている者にとっては、いただいたアドバイスはたいへん有りがたいことばかりです。私のように行き詰っている方がこのご回答を閲覧されれば非常にためになると大いに思います。ご連絡のやり取りが「教えてgoo」上に限らずHP上など、もし出来るようであれば非常にうれしく思います。

お礼日時:2010/07/28 01:26

1♯です。


コンパネと石膏ボードの比較ですが、調湿効果の点ではほとんど差がないのでは無いかと思います。一番大きな差は石膏ボードが不燃材であることです。次いでコンパネに比較して石膏ボードの方がかなり安価であることです。
コンパネの方が有利な点と言えば、材料強度が石膏ボードとは比較にならないくらい高いので、例えば木造の軸組構造の壁下地板として使えば、耐震壁ではないですが剛性が格段に向上します。あと、木ねじが直接効きますので、軽微な棚程度なら下地位置にわずらわされなくとも良い、といったところでしょうか。
なので、居室などでは石膏ボード、火気のない倉庫などではコンパネを選択するのが良いと思います。
石膏ボードは材質的にもろいので、取り扱いに注意が必要ですが、色・柄のついたシートで仕上げた化粧ボードもありますので、仕上がりのレベルを気にしなければ、クロスや塗装などの内装仕上げを省ける、というのも考慮のポイントです。

天井板とその下地も更新されるつもりであれば何でもできますね。
下地まで進んだところで、内側(天井ですから下側)にポリフィルムをガンタッカーで留めます。周囲は壁に20~30cmくらいも垂らせば充分でしょう。高気密住宅なら合わせ目をテープ貼りしますが、そこまでは必要ないと思います。その上から天井材を張ります。
居室ではないので、特に考えがないのら、ジプトンで良いのじゃないでしょうか?
ジプトンは455×910が標準サイズですからこれが留めつけ出来るよう、木下地(野縁)を組む時点で割付しておく必要があります(まあ、455×455で井桁に組めば間違いないと思いますが)。また、断熱工事、電気工事などのため、点検口を設けておく必要があります。
余計なお世話かもしれませんが、天井裏で作業する場合も考え、吊木はしっかりととってください。また、どんな断熱をするかによりますが、天井断熱材の厚さは北海道のような寒冷地ではブローイングで200mm以上が常識です。野縁が隠れてしまうので、吊木に貫などを渡し、事前に足場板を渡しておくようなこともします(当然、置きっぱなしです)。
天井の断熱は最後になります。ブローイングが最良とは思いますが、業者依頼になりますし、関西であればそこまでの必要もまたないでしょう。
グラスウールなら隙間の無いよう敷き詰めます。
また木下地を井桁に組まず、野縁受けの下に野縁を並べ、それに天井材を張ることもできます。
この方法なら下地を組むのも少し楽なはずですし、Gウールやグローイングでなく、スチレンボードで断熱することもできます。この場合なら壁同様、ポリフィルムを張る前に断熱することになります。スチレンボードは野縁受けに両面テープで貼り付ければ充分だと思います。

以下も参考にしてみては
http://www.yoshino-gypsum.com/kouhou/ippan/index …
スチレンボードは野縁受けに両面テープで貼り付ければ充分だと思います。

>天井板の上にグラスウールなどを敷く方法は・・・あまり良くないでしょうか。

とのことですが、20年位前までは新築でもそれが普通でした。しかしこれだと木材・天井板・Gウールの三つが接する部分にどうしても三角形の空間ができてしまいます。これが断熱の弱点となりますし、染み汚れの原因にもなります。また、梁、桁などが邪魔で巻物のGウールを完全に敷くのが難しいこともあります。ブローイングは細かくちぎった状態のGウールをダクトホースで圧送して吹き込みますから、そうした弱点がとても少なくなる、ということと、断熱層を200mmが300mmでも自由にできる、というのも利点のひとつだと思います。

そもそもコンクリートやブロック造は木造と違い隙間がないですから(木造と言えど最近の高気密住宅はとても気密性が高く、24時間機械換気が必要なほどです)これに断熱・防湿層を施工すると倉庫・物置といえどどうしても換気が必要になってくると思います。居室ではないので24時間とは言いませんが、有効な換気ができるようにしておくべきです。関西ならばエアコンを設置するのでしょうが、エアコンの効きが格段にこうじょうするはずです。エアコン設置しなくても簡易的設備(例えば換気扇とか)だけでも設置しておくという検討もされてみてはどうでしょう。


そろそろ字数が限られました。
ポリフィルムは0.01が万能的ですが、この目的であればもう少し薄くてもいけそうに思います。
珪藻土については私の地域ではほとんど見ませんので知識がありません。本来は木舞下地に塗るのだと思いますが、石膏ボードとかクロスに直接塗れて、プレミックス状態になっているものが市販されているはずですので、別にお調べいただきたいです。

この回答への補足

ご返事ありがとうございます。

天井についても解決できそうで、深く感謝申し上げます。また、とても役立つ方法をたくさんお教えいただき助かります。

解らなかった点がありましたので、再度御うかがいします。

「木下地を井桁に組まず、野縁受けの下に野縁を並べ、それに天井材を張ることもできます。・・・この場合なら壁同様、ポリフィルムを張る前に断熱することになります。スチレンボードは野縁受けに両面テープで貼り付ければ充分だと思います。」

上記の方法は、吉野石膏のホームページのように野縁の下に石膏ボード(またはコンパネ)を貼るのでしょうか。それとも上でしょうか。下ですと両面テープでは適さないようですし、上ですとポリフィルムを先に敷いたあとにスチレンボードを乗せることになりそうな感じがします。どこかこちらが勘違いしていると思うのですが、ご指摘よろしくお願い致します。

上記の「天井材」というのはコンパネか、ジプトンのような仕上げ材料のことかいずれでしょうか。


その2. 「そもそもコンクリートやブロック造は木造と違い隙間がないですから(木造と言えど最近の高気密住宅はとても気密性が高く、24時間機械換気が必要なほどです)これに断熱・防湿層を施工すると倉庫・物置といえどどうしても換気が必要になってくると思います。」

上記について。倉庫建物の片側の長辺がすべて開口していて、もともとは木製の引き違いの戸がついていました。開口部と天井は、従来の木造の様にポリフィルムでの防湿層を作らず、通気性の高い断熱材を使用する方が良いでしょうか。ただ開口部以外の3面はコンクリート及びブロック造になっていますので難点があるとは思いますが、その3面をポリフィルムとスチレンボードでしっかり湿気と熱を押さえ込めば、木造の様にカビを押さえられる可能性もあるでしょうか。

素人考えですが、晴天の湿度の低い時に十分換気しておき、雨続きの湿度の高いくなる前に締め切っておいて、防湿と断熱を施工した室内の湿度を上がらないようにすれば良いようにも思えるのですがどうでしょうか。

晴天の日は換気を行ないますので、カビの心配はさほど無く、対策したいのは雨がつづく期間に換気が出来ませんので、そういった時期にカビが発生するのを極力防ぐことのできる施工を第一の目的に考えています。


たびたび恐れいりますが、ご返事よろしくお願いします。by cat777000 (諸事情で次回アクセスは7/27になります)

補足日時:2010/07/25 01:02
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1♯です。

コンクリートへの木下地の取り付け方法ですが
とりあえずスチレンボード30mmとすれば下地に使う製材は30×45mm。用途が倉庫ですから、棚を取り付けるとか何か予定があれば部分的に30×60~105を使うことになると思います。
下地の取り付け方法ですが、

(1)通常はノープラグビスが多いと思われます。
製材に300~450ピッチ程度でビスが通るバカ穴を開けておく(ビスが5mmなら6mmとか)。それを壁に立て掛け、製材下穴を突き通し今度はコンクリート(ブロック壁も)下穴(皿頭・ビス5mmなら4.3mm)を開け、ノープラグビス(Pレスアンカー)で留めつけます。ビス頭が製材表面よりわずかにもぐりこむくらいにしておくと事後が良いです。
(2)既存壁に最もダメージが無いのはコンクリートボンドで接着します。
コニシのK10あたりが代表的ですか(1K・3K缶あり)

既存の壁表面の状態によっては接着がうまくいかないこともあるかもしれませんが、まあノープラグビスとの併用が確実で良いんじゃないでしょうか。ボンド併用ならビスピッチはもっと広くて良いでしょう。
下地のピッチは仕上げ材により変わりますが、4mm以下のベニヤなら300mm程度。
9mm石膏ボードなら455mmですが下地は井桁にした方が良いと思います。
コンパネなら450mm(関西は910×1820でしたか?なら455で)で縦だけで充分ですが、パネルの継ぎ手部には横材も必要です。
スチレンボードを挟んだ後、ポリフィルムを張ります(高気密は必要ないでしょうからガンタッカー留め)。倉庫で断熱材がスチレンボードなら必ずしも必要ではないかもしれません。
ただ、パネル裏に隙間があると(例えばGウールだったりして)そこが通気ルートとなり、経年で(大抵、下地材に沿って)黒ずんだシミになることが多いです。暖房が必要な地区は大抵そうなります。
まあ、コンクリート造の倉庫は湿気やすいですし、フィルムははっておいた方が良さそうに思います。ただし、窓があればまだいいですが、換気は絶対に必要になります。

う~ん、天井はどうしましょう。私なら天井裏にブローイングなのですが。グラスウールでもいいかな?ただし、これは断熱材より下側に防水層としてポリフィルムを張っておかなければなりません。新築ならジプトンか何かの天井材を張る前にポリフィルムを張っておくだけの話ですが。
天井裏にどのくらいスペースがあるかにもよりますし、どんな下地の組み方をしているかもわかりませんしね。
そもそも天井裏では後施工でスチレンボードは無理です。

上向きの作業になってしまいますが、ここはコンクリート壁と同じやり方で良いんじゃないでしょうか?天井は40mm程度低くなります、また天井裏点検口がある場合は(出来れば断熱材対応型に)付け直しです。
天井に下からの作業ではスチレンボードは両面テープで貼り付けると保持が楽ですね。

灯具のための補強が必要かもしれません。電灯線を埋め込んだ状態にしてしまうと後が厄介になりますから。物置ですしメンテのことを考えると壁のコンセントなんかも含め、この際、露出としたほうが楽かもしれません。

えーとあとは・・・
コンクリートの床ならポリフィルムを敷き、そこにスチレンボードをぴっちり敷き詰め(寒気が入るなら45mmとか)そこに畳を敷いてもいいですね(畳とは目違いにしておきます)。

この回答への補足

ご返事ありがとうございます。
スチレンボードの取り付け方について解説いただきまして深く感謝申し上げます。

ご提案いただきました、コンクリート壁→スチレンボードと下地材→ポリフィルム→コンパネ の順の施工で、コンパネの替わりに石膏ボードを貼る選択の方が良いでしょうか。また、石膏ボードの方が調湿効果は高まるのでしょうか。

ポリフィルムは#10~#30のものがありましたが、壁、天井、床によって適した厚みはございますでしょうか。

また、仕上げに珪藻土を塗る(コンパネまたは石膏ボードに直接珪藻土の塗り仕上げ)予定にしていますが、こういう施工のケースでは問題点などございますでしょうか。


屋根裏ですが、普通の瓦葺の日本家屋の屋根裏という感じで、一番高い中央線上で1m20cmくらいあります。また、天井裏点検口のような、外気を通す通気口はございません。

天井板の部分はすべて取り替える予定です。板は劣化しているため、コンパネを新たに貼ろうか思案中で、天井の板を止めている下地材もついでに交換しようと考えています。天井については上記のような全体を取り替える条件で行なう場合よい方法お聞かせ下さい。

天井板の上にグラスウールなどを敷く方法は、断熱の完成度が落ちるような気がしますが、素人の考えでは作業が簡略そうなので当初検討していたのですが、天井板にポリフィルムを敷き、その上にグラスウールなどを敷くという施工はあまり良くないでしょうか。


下記は施工目的と使用目的の追加の説明です。
晴天の日は換気を行ないますので、カビの心配は無く問題は無いように思います。
対策する必要があると思うのは、雨がつづく期間に換気が思うように出来ませんので、そういった時期にカビが発生すること極力防ぐことのできる施工をしたいと考えています。


何度もお手数お掛けしますが、アドバイスよろしくお願い申し上げます。

補足日時:2010/07/24 17:26
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コンクリート壁といっても何の壁ですか?どの程度の断熱が必要ですか?


普通はコンクリートを打設する前にスチレンボードを型枠に仕掛けておき、コンクリートを流し込むものですが。
詳細不明のままざっと言えば

(1)もっとも良さそうなのはウレタン断熱です。
居室か何かを作るのならまず内装壁を張るためのめ下地を組み、(ここから先は断熱屋さんですが)透明なアクリル板を留めつけ、板にあいた穴から発泡ウレタン樹脂を注入します。アクリル板を外せば完了です。
この後、ポリフィルムを張り、継ぎ目を全て目止めすればいきなり石膏ボードが張れます。
この方法は音の跳ね返りが少し強いですが、断熱性が高くコンクリートと一体の隙間のない、従って弱点のない高性能な断熱が得られます。
ただし、これは寒冷地で、しかもある程度限られた断熱施工業者しか施工できないかもしれません。

(2)次に良さそうなのはスチレンボードです。
先ほどと同様、木下地を作り、その下地厚さと同じ厚さのスチレンボードをカッターで切り、はめ込んでいきます。
下地間にぴったりおさまるサイズに切断しますが、隙間ができたらスプレー式のウレタンフォームを充填してやります。ノズル先が細いものでなければ隙間には充填できませんよ。

(3)次はグラスウールをボード状に圧縮成形したものをスチレンボード同様にはめ込んでいくものです。これは私の住宅でも断熱の補強に使ったのですが、すみません、商品名は覚えてません。
ただしこの断熱材は寒冷地の建材屋さんでも在庫3で持っている所は少ないと思います。確か48K/m3くらいの密度があったと思います。このボード状に成形したものはそんなに厚さの種類がないと思いますので、下地材の厚さを事前に断熱材の厚さに揃えておく必要があります。

(4)次はBIB、いわゆるグラスウール吹き込みですが、天井裏に吹き込む物とは違い、グラスウールチップに弱い接着剤をまぶして吹き込みます。手順としては(1)に近いです。
そのため経年で断熱材が自重で下がり、上部に隙間が開いて減熱が切れるというようなことはありません。

(5)最後に、そしてもっともだめそうなのがGウールです。手順はお分かりですね?
最大の問題は、通常のGウールは厚さ100mmだということです(本州では50mmもあるかもしれませんが)
従って木下地の厚さが大きくなってしまうことです。Gウールは密度も種類があります、当然高密度の方が断熱性能は高いです。24K以下はあまり使われなくなってきました。

(3)(4)(5)は断熱材に吸水性がありますのでコンクリートとの接触面には防水層(シート)が必要です。この点ははっきりいえませんが多分「透湿」ではだめだと思います。
Gウール断熱を考えている位ですから、コンクリート外断熱、ってことはないですよね?…なので省略。

DIYとして向いているのは(2)(3)(5)、経済的には(2)(5)が有利でしょう。
なので、(2)のスチレンボード(代表的な製品はスタイロフォーム、ミラフォーム、カネライトフォーム)が最も適当な方法だと思います。通常品で充分な断熱性能があり、(高性能なものは多分ほとんどの扱い店では取り寄せ)入手も簡単、しかも安価。吸水性がありませんから特に防水層は必要ありませんが、高気密を狙う場合の室内側は(1)~(5)まで全て共通で、切れ目無くポリフィルムを床・かべ・天井丹施工しなければなりません。
スチレンボードはコンクリートにボンドで接着するのがより良い方法です。ボンドは水性の物を使用してください。

この回答への補足

ご返事たいへん感謝申し上げます。説明不足の点申し訳けございません。素人にも非常に解り易い説明で助かりました。2)の方法で施工しようと思います。

コンクリート壁は既存の壁になります。また、全体の1/4位がブロック積みの作りになっています。

木下地をコンクリート及びブロックに固定する際、それぞれどのような種類のどのくらいの太さのビスで、どのくらいの間隔おきに止めるものなのでしょうか。築40年ほど経過している壁になり、下手な施工でコンクリート及びブロックが割れないように注意が必要だと思うのですが、ダメージの少ない方法をお教え下さい。

スチレンボードをはめ込んだ後は、木下地の木枠にコンパネを貼り付ければOKということでしょうか。


天井の場合はコンパネ(天井に使用の板)の上に隙間なく乗せてボンドで固定するだけで良いでしょうか。

ご返事よろしくお願い致します。

補足日時:2010/07/23 03:17
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この回答へのお礼

適格な方法をお教えいただきまして、非常に助かりました。ネットでは全く調べられなかった方法で、たいへん感謝しております。

最初の質問にお答えするのを忘れていました。

コンクリート壁といっても何の壁ですか?-----もともと農機具の倉庫になっていましたが、家具や衣類、日曜雑貨を保管できる倉庫にしたいと考えています。

どの程度の断熱が必要ですか?-----上記の使用目的で一般的な住居程度の断熱によって防湿効果のある倉庫にリフォームしたいと考えています。地域的には関西で、海岸より約5KMのほんの少し湿度の高い地域です。瓦葺で、床の高さは住居とほぼ同じで畳を敷く予定です。

お礼日時:2010/07/23 09:32

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