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ロンスキアンと一次独立性について

f(x)=x^3, g(x)=|x^3|
という関数があり、これの一次独立性をロンスキアンを用いて調べてみようと思います。
f'=3x^2(x:任意実数), g'=3x^2(x>=0), -3x^3(x<0)
よりロンスキアンW(f,g)=fg'-f'g=0 (-∞,-∞)となります。
これはf,gが一次従属であることを示します。
しかし一方でA,Bを定数として任意の実数xに対して、Af+Bg=0
となるようなA,BはA=B=0しかありません。つまりこれは一次独立であることを表しています。

どこが間違っているのでしょうか?「ロンスキアン≠0⇔一次独立」は微分方程式を絡めたときでないと成り立たないなどと書いてあるものもありますがよく分かりません。
何か大きな勘違いをしているような気もします。
是非ご存じの方いましたら回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

n×n型のロンスキアンが ≠0 であることは、


n連立1階斉次線型微分方程式のn個の階が一次独立であるための条件
であって、それ以外のことは判定できない。

この質問の f, g は、2連立1階斉次線型微分方程式の解にならない
(そのような微分方程式が存在しない) ので、
ロンスキアンを用いて独立性を判定することはできない。
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この回答へのお礼

なるほど・・・そうでしたか!
ありがとうございます!!

お礼日時:2010/08/07 10:49

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