遅刻の「言い訳」選手権

塾でトップでも学校の通知表は最悪、またはその逆

不思議なので質問します。
おい(小3)は、塾ではトップクラスです。が、学校の通知表はクラスの下位、ひどい成績です。
おいは、1回説明するとさっと理解します。応用も利きます。
めい(小5)は、塾では下位です。が、学校の通知表はクラスの上部です。
めいは、数回説明しないと理解しません。応用は利きません。

なぜ、塾ではトップでも学校の成績が悪く、またその逆になるのか不思議でなりません。
なぜなのか教えてください。

A 回答 (3件)

現場の実態を暴露いたしますね。

私は25年間小学校の教員をしてきましたので、全て内部の事情が分かります。まず、通知表と言うものは法的には、必ず作らなければならないものでは
ありません。学校内部には、指導要録というものがあり、この中に生徒の実際の成績が記載されています。通知表は、どちらかといいますと「励ます」という意味合いを持っています。
ところが、この通知表についての考え方や付け方も、学校によって又は都道府県によってずいぶん異なります。また、何よりも各教師によって強烈に差があります。通知表の書き方は、各学校の教務主任等が評価基準等を示して、先生方に共通理解を図るようにします。ところが、先生方と言うものは、ピンからキリまであります。きちんと会議で提案された内容を吟味して
学期の初めから、毎日記録を保存してしっかり評価をしながら学期末を迎える先生。こういう
先生はまじめで、評価も信用性があります。ところが、180度反対の先生もいます。単元が終わっても、その学習した単元のテストをすることすら忘れて学期末になって、あわてて一日何枚もテストをする先生・・・。中学校や高校ではありませんから、学期末になったからといって、毎日3枚も、4枚もテスト漬けになるようなことは本来はありえません。テストの実施を忘れて、ためてしまったツケがまわっているだけで、先生の責任です。通知表をつける段階になって、何も資料が無いことに気付きあわててテストをするような先生も、たくさんいます。
普通通知表と言うのは、各教科の成績、特別活動、生活面というような3つ位の部分が記載されます。
ここで、各教科の成績は、学習に対する評価なわけで生活面とは異なります。例えば、算数であれば、知識・理解とか思考とか技能というように、項目がそれぞれありますが、その項目に対して、どれだけの到達度があるのかを評価しているわけです。例えば、とっても意欲的に手を上げる子がいたとすれば、「意欲・感心」が◎というようについてくるかもしれません。全く手を上げない子がいたとして、「算数が大嫌い!」と口で言っている子でも、日頃の学習内容の理解度がよければ「知識・理解」が◎というようについてくるはずです。テストというのは、その単元の学習内容をどの程度理解しているのか調べるものです。それは子供の理解度をはかると同時に、指導した教師の指導力も測られます。平均点数が低いということは、教師の指導力不足です。
毎日きちんと記録をとっている先生は、自信をもって通知表をつけます。ところがです。これまで、私は何度も見てきました。ひどい先生は皆さんが想像している以上に多いと言う現実。教室の棚の中には、未処理のテストがたまっている。
テストだけして、丸付けすらしていない。さらには、テストをしないでこっそりゴミに捨てる先生。通知表提出の前日まで、全くできていないのにあっという間にできあがって持ってくるいい加減な評価しかしない先生。本当に、子供がかわいそうになるくらいいい加減な先生が多いです。大抵そういう先生は職員室で仕事をしません。職員室で通知表を付けると
周りの先生方にもその様子が見えるので、まったく資料を見もせずに、作品を見もせずに自分の主観だけで通知表に◎○△等をつけているのが、丸見えになるからです。普通通知表は担任が記載して、学年主任が目を通して、その後教務主任、教頭というように目を通して
いきます。私は立場上、多くの先生方の通知表に目を通していましたので、だいぶ主観が入った評価をしている先生が多いことを知っています。
小学校の通知表の内容をあまり気にしないことです。それよりも、もっと良い方法があります。お子さんが学校から持ってくるテストを、きちんと保管してチェックしてください。
親御さんが評価してみてください。
(1)教科書の単元の学習情況とテストを実施した日にちをチェック。
(2)テストには左上に大きく番号が振っているので1教科1番~5番位まであるはず。抜けているものはないかチェック。
(3)テストは点数が割り振りされています。例えばテストの左半分は、「知識・理解」などのように・・・。教科ごとに、その知識・理解とか技能とか書いている項目ごとに集計して
最後に到達度を計算してみる。%計算でよいです。9割以上なら◎とみてよいでしょう。

若い先生は、子供とのスキンシップは良いかもしれませんが、まだまだ評価に対する
しっかりした考えを持つことができません。評価している先生自身が、自信をもって評価
していません。
あまり、小学校の通知表は気にしないほうがよいでしょう。どの程度信用してよいものか
普通の方には全く見えないことでしょう。よくありますが、学年が上がったら急に成績が
よくなったとか、逆に下がったとか・・・。何故かもうわ
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この回答へのお礼

私自身も、小学生時代、自分が得意な音楽の科目でも成績が最悪で不思議でしたが、回答を読むとなるほどなと思いました。
とても参考になります。
ありがとうございました。
他の回答者さんもありがとうございました。

お礼日時:2010/08/22 12:55

学校の成績って、特に小学校時代(更に、公立だと)はテストの点数だけじゃないですよね。


コンスタントに小テストや宿題を消化していくことも求められると思います。
「人間教育」という側面がありますし、生活態度がかなり重視されるかと思います。
塾でトップクラスなら、学校のテストなんて常に満点付近を連発するはずです。そうでなければ、また別の問題かと思いますが。
誤解を恐れずに言えば、生活態度が悪いのではないかと。

塾は、単にテストで良い成績を取るためのところなので、テストで良い点が取れさえすればトップが取れます。
目的も運営方針も違いますので、お書きのようなことが起こります。
私も高校時代、大学には受かるだろうけど卒業できるかどうか・・・というような生徒でした。別にそこまで不真面目なつもりは無かったのですが、定期試験は不得意、模試は結構得意だったもので。

この回答への補足

おいは、学校ではいい子で、担任もいい子だというほどです。でも、成績表が悪いです。

補足日時:2010/08/21 23:16
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たとえば、旺文社の模試と河合塾の模試では同一人の偏差値が大きく異なりますが、受験者層が大きく異なるのが原因です。

「塾」という母集団が小さすぎて、その平均レベルが年度により(あるいは月により)大きく変動するため、アテにならないというのが実情でしょう。
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