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【競売物件を購入後、20年住んだ後の売却額について】

不動産屋が買い取った競売物件を、不動産屋から紹介されています。
戸建中古です。
立地条件や家の程度など申し分なしなので、購入を検討してます。が、
これに20年ほど住んで売却する場合、家の価値はほとんど無くなって
いると思いますが、土地も元競売物件だったという事がハンデになり、
相場より安くしか売れないのでしょうか?

A 回答 (2件)

建築及び宅建業者です。



競売物件が安いのは、様々なリスクを背負うからですが、そのリスクの中には土地に起因する問題もあります。境界トラブルの問題、瑕疵の問題、権利の問題、その他色々あります。
通常、業者が買いとった時点では権利関係は少なくとも解決していますが、決して境界トラブルや瑕疵の問題が消えている訳ではありません。
但し、それは別段競売物件だからと言ってある事ではなく、通常に販売している土地物件でも存在する問題です。

つまりは、元競売物件だからといってマイナスになる事はありませんが、上記で記した問題について、不動産屋から十分に説明を受ける必要があります。特に重要事項説明を注意深く読み、測量図などから土地の広さや登記との整合性、過去の土地の利用状況(病院とか工場とか)、複雑な権利関係が無いかなどを確認してください。
真っ当な不動産屋なら、問題点は解決して販売しますが、競売物件を扱う業者の中には安く買って問題点を隠ぺいしながら高くたたき売る業者もいるので注意です。
もちろん通常の物件でも同様ですが…。
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その不動産屋が買い取って売りに出しているという事は、競売に絡む権利関係はなくなっていると思いますので、その時点で競売であった事はもう関係ありません。

そりゃ縁起を気にする人もいるかもしれませんが、だからと言って売れにくい事もないし。さらに20年も先ならば全く心配ないと思います。

今の売値が相場より安いのだとしたら、競売物件だから安くしか売れないのではなくて、競売物件だから安く仕入れられたので相場より安く売っても儲かる、という事です。
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