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 妻の母親75歳と食事をすると必ず、一口ほど残します。外食でも残します。大好物の甘味だけはたまに全部食べますが、だいたい、容器の底に少しだけ残してあります。このことについて義母に質問すると、残すと安心だからとの返答でした。実は、16歳の娘も幼少のころから義母と同じ行動をとっていました。食べ物は残さず食べようと教育してきましたが必ず、一口残します。お菓子もです。娘がダイエットからこの行動が生じているとは考えられません。遺伝なのかなと妻とは話していますが、食べ物を無意識に必ず残すという心理状態はどんなものなのでしょうか?
 義母は躁鬱病で5年前まで入退院を繰り返していました。今は、安定して普通の暮らしができるようになっています。娘は精神病にかかったことはなく明るく勤勉で高校生活を楽しんでいます。心理学などに詳しい方、ご教授頂けないでしょうか?

A 回答 (1件)

昔、一口残す習慣があった地域があります。


年配の方には結構おられるようですよ。

金沢の兼六公園の茶室に 「一口残す」という掛け軸があるそうです。
これは江戸時代に金沢の殿様が、長生きの秘訣を100歳を超えた僧に尋ねた時、その僧がさっと書いたものだそうです。
食事の乏しかった江戸時代に、「一口残す」ことは大変なことだったと思います。
また、107歳まで長生きした きんさんの食事は、いつもごはん7分目でしたが、必ず最後に一口残したそうです。
食べ過ぎると、食物の消化、吸収、代謝に多量のエネルギーが必要となりますが、その時に多量の活性酸素が発生します。
活性酸素は、前回述べました様に、発がん、動脈硬化、老化を促進しますので、直接寿命にかかわってきます。

この他にも、地域によっては神様の為に一口残す考え方もあったそうです。

ついでながら、中国で食事をご馳走になった時には、「一口残す」ことはエチケットです。これは、“十分もてなしていただいて満足です”という意味です。全部食べてしまうと、まだ足りないのかと思われてしまいますのでご注意を。

娘さんについてですが、もしかしたらお婆ちゃんに話を聞いて、残す事を取り入れたのかもしれません。
友達から「何で??」と聞かれた時に、自慢げに話す事が心地良いのかもしれませんね。

最後に、遺伝ではありませんので、ご安心ください。
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