【大喜利】【投稿~12/17】 ありそうだけど絶対に無いことわざ

二次の超指数分布を使って平均m=2、分散v=9の分布を表現せよ。

アーラン分布?指数分布?をつかうと思うのですが・・・
数学によわいので数学が得意な方解説お願いします。

A 回答 (1件)

1 準備



超指数分布というのは、その分布密度関数が「いくつかの指数分布の分布密度関数の算術平均」となるような分布をいいます。分布密度関数をg(x)とすると、具体的には、次のようになります。

  g(x) = p1f1(x) + p2f2(x) + ・・・ + pnfn(x)
  ただし、p1 + p2 + ・・・ + pn = 1、p1>0、p2>0、・・・、pn>0

各fi(x)は、指数分布の密度関数です。それぞれの平均をa1、a2、…、an(a1>0、a2>0、・・・、an>0)とすると、

  fi(x) = (1/ai)e^(-x/ai) (i = 1,2,...,n)

です。

g(x)の平均mと分散vは、次のようになります。

  m = p1a1 + p2a2 + ・・・ + pnan
  v = 2p1a1^2 + 2p2a2^2 + ・・・ + 2pnan^2 - m^2

2 ご質問への回答

「二次の超指数分布」というのは、多分、上の式でn = 2 ということなのでしょう。そこで、p1 = p、p2 = 1 - p、a1 = a、a2 = bと書けば、

  g(x) = p(1/a)e^(-x/a) + (1-p)(1/b)e^(-x/b)
  m = pa + (1-p)b
  v = 2pa^2 + 2(1-p)b^2 - m^2

となります。あとは、m=2、v=9の条件を満たすようにp、a、bを定めてやればよいことになります。この条件を満たすためには、

  pa + (1-p)b = 2
  2pa^2 + 2(1-p)b^2 - 4= 9

となることが必要十分です。これをaとbの連立方程式とみて解くと、

  a = 2 + (5(1-p)/(2p))^0.5
  b = 2 - (5p/(2(1-p)))^0.5

または

  a = 2 - (5(1-p)/(2p))^0.5
  b = 2 + (5p/(2(1-p)))^0.5

となります。a>0、b>0ですから、上の「または」は、pの大きさによって、片方だけが解になるときも両方が解になるときもあります。

例えば、次のような解があります。

  p = 0.5
  a = 2 + 2.5^0.5 ≒ 3.581139
  b = 2 - 0.5^0.5 ≒ 0.418861
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