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TKAにセメントの使用と不使用では、術後のリハビリでくれくらい差があるのか知りたいです。
部分荷重や全荷重の時期、退院の時期を教えてください。

A 回答 (3件)

ちょっと読み返してわかりにくかったので、たびたびの登場で申し訳ありません。



<セメント使用>
メリット:固定力がある。安定性があるため、後に痛みが出にくい。
デメリット:交換することになった場合、交換がしにくい(TKAの寿命は15-20年)

<セメント不使用>
メリット:固定力がセメント使用より劣る。後に緩みが出た場合痛みが出る。
デメリット:TKAの寿命がきた場合、交換がしやすい。

簡単に答えれば以上です。

この回答への補足

ご丁寧な回答ありがとうございます。

THAもセメントの使用と不使用では、術後のリハビリでくれくらい差があるのか知りたいです。
部分荷重や全荷重の時期、退院の時期を教えてください。
メリット・デメリットもご教授お願いします。

補足日時:2011/02/08 23:26
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セメント使用の場合固定力が強いため安定性があります。


セメント不使用の場合は固定力が少ないです。

わかりやすく言うと、痛みが出にくい・歩きやすいといったところでしょうか。
固定力が少なければ緩みなどで痛みもでやすい場合はあります。

年齢的にもし60歳であった場合、TKAの寿命はわりと長いですから15年から20年。
女性であれば、交換時期が75-80歳になります。すると、女性の平均寿命は現在86歳程度ですかね?
86歳まで生きるとすると、TKAの再置換術(交換)が必要になりますので、セメントを使用しない方がよいということになります。70歳程度であれば平均寿命までTKAが持つということになるわけです。

現在の年齢と今後の生活上での運動量にもよると思います。
運動量が多ければそれだけ膝に負担をかけますからね。

リハビリの仕事をしていて思うのですが、セメント不使用・使用というよりは、現在の変形性膝関節症の進行の度合いの方が術後の経過に影響している気がします。重度であれば、それだけ運動量が減っていますから筋力もかなり落ちている方が多いですし、膝だけでなく腰も曲がっていたり、股関節・足関節も固くなったり変形している方がほとんどですからね。

術後のリハビリとTKAの場合、膝を130度以上曲げないようになどの今後の日常生活の注意点もあります。
その後、どれだけ筋力を回復するか、また合併症・既往などの影響もあります。

どちらにしても、現状より痛みは取れることは間違いないです。
術後のリハビリをぜひ頑張ってくださいね。

また、TKAの手術を何回もされている医師を選ばれた方がいいですよ。
こんなこと病院ではとても言えませんが、
左右同時TKAの手術をされる患者さんがよくみえるのですが、その場合左と右とで同時に2人の医師で行うので、左右の術後成績が明らかに違うんです。熟練医師の方が後に痛みがでません。これは間違いないです。
なかなか聞きづらいとは思いますが、一生を左右することですから、
「先生は今までどれくらい手術をされてるんですか?」とか「もういつ頃からTKAの手術を行って見えるんですか?」
など聞かれてみると多少参考になるかな…と思います。

また、痛みがどうしても耐えられず、歩けないような状態でないとTKAはお勧めしません。そう言ってくれる医師にかかった方がいいですよ。病院によっては、我慢できる痛みであっても痛いのだったらということで、どんどん手術を勧める病院があります。病院も金儲けですからね(^‐^;

この回答への補足

ご丁寧な回答ありがとうございます。更にお聞きしたいのですが
TKA(人工膝関節)のノンセメント固定法による術後リハビリで
CPM訓練・松葉杖歩行・階段訓練は術後どれくらいから始めるのでしょうか?

補足日時:2011/02/11 20:03
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セメントの使用・不使用は年齢的な問題もありますし、膝関節症の進行具合などもありますので、なんとも言えませんがセメント使用の方が強固な安定性があるといわれています。

THA(人工股関節)より寿命も長いと言われていますから、70歳‐80歳の年齢でしたらセメントの選択になるのではないでしょうか?

また術中でTKAの安定性の問題があるかどうかを医師が確認されますので、状態が良ければ、術後翌日には全荷重可能です。疼痛の様子をみて歩行練習も可能です。不安定性があれば、1週間程度の免荷後、全荷重開始となるでしょうか?現在、部分荷重を行う病院は少ないと思われます。医師の方針によっても異なりますが。

TKAを受けるということは、年齢的には高齢にあたる方なのかな?と想定で申し上げて申し訳ないですが、手術をすること自体が負担にもなりますので、TKAの手術自体が問題ではなく、それ以外の身体的な症状により安静が長引く方も見えたりします。

大学病院や整形外科病院にて積極的に手術を行ったり、連携病院へ即転院となる病院ですと、1-2週間程度で退院。その後、転院先で2-3週間程度で退院というところでしょうか。トータル的に1カ月程度診てもらえば十分かと思います。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。とても参考になりました。
さらにお聞きしたい点があります。
セメント使用のメリット、デメリット。不使用のメリット、デメリットも教えてください。

補足日時:2011/02/06 22:02
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