
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
Ano.1です。
ANo.2の回答を拝見して、先の回答では私の解釈が間違っていたことに気が付きました。
揚げ足を取るような補足要求で終わってしまって反省してますので、外国での小中理科教育について少し調べてみました。
……ですが今のところ判りませんでした。
従ってご質問に対する回答としては不十分ですが、ANo.2のご回答を補足する意味で、調べた課程で判ったことや考えたことを以下に記します。
日本では中学の理科教育で力の単位としてN(ニュートン)が教えられるようになったのは2002(平14)年度からで、それ以前はkg重でした。
これは国際単位系に合わせるために文科省が決めたものですが、中学生の学習段階では「ニュートン」の正しい概念を理解するのは無理なので、結局「ニュートンという単位はどのようにして導かれるか?」の定義が無いままに教え込むことになっています。
ですので、中学校では「質量1kgの物体に働く力を1kg重とする」とした従来の定義の方が生徒児童の発達段階には合っているし、「ニュートン」の正しい定義は高校物理で運動方程式を習う課程に合わせて学習すべきだ、という現場の先生たちの意見もありまして、私もそれには賛成です。
ANo.2のご回答にある通り、「重さ」と「質量」は違うと言うこと、「重さ」は「力」のことである、ということを生徒児童に理解させることが肝心だと私も思いますし、kg重かNかという単位の使い方もそれとセットに教えないと、混乱が続くと思います。
諸外国での状況が判らないため推測でしかありませんが、児童の発達段階に沿って考えるならば、小学校ではやはり「kg重」で教えている所が多いのではないのでしょうか。
学習が進んだ時に「重さ/質量」の区別を理解しやすいかどうかは、使う言語にもよるかも知れませんね。
weight/massはどちらもよく使われるコトバだと思いますが、日本では「質量」はあくまで科学用語・専門用語で、普通の生活では使われませんからね。
回答有難うございます。
>日本では中学の理科教育で力の単位としてN(ニュートン)が教えられるようになったのは2002(平14)年度からで、それ以前はkg重でした。
>ですので、中学校では「質量1kgの物体に働く力を1kg重とする」とした従来の定義の方が生徒児童の発達段階には合っているし、「ニュートン」の正しい定義は高校物理で運動方程式を習う課程に合わせて学習すべきだ、という現場の先生たちの意見もありまして、私もそれには賛成です。
詳しい説明有難うございます。
No.6
- 回答日時:
重さは、ある質量のものを地球の重力のもとで計った値を指します。
質量の単位はグラムで表現されます、物理では重さといわれる、一種の力を「グラム重」と表現します。
したがって、同じ質量の物を月の地表で計れば四分の一になります【口で言うのは簡単ですがどう表現すればよいのかな(グラム月重)とでも・・・・】。
逆にニュートンは重さの単位ではなく力の単位では、地球の重力圏以外で生活することのない一般の人にとっては質量=重さのほうが理解しやすいのでは。
参考 Kg重とニュートンは単位の大きさは異なりますが、内容は同じです。
No.5
- 回答日時:
そもそも重さというのが何なのかと言う話ではないですかね。
小学生にとっては重さは質量なのでグラムでよい。
中学では重力と質量の関係を習っている(はずですけど違いましたっけ?)ので、
質量がグラムで、地球上での物体にかかる力を重さとしてニュートンとしているのでは無いでしょうか。
中学で重力と質量の関係が分かっていればまあ何でもいいと思います。
海外はちょっと知らないのですよね。
No.4
- 回答日時:
海外の事情はわかりませんが、それがなされていなければ、やはりそれは厳密言えば誤りであると言うことになりますよね。
質量とある質量を持ったものが重力加速度で受ける力と言うものが違うと言うことを、きちんと区別して教えていないとすればいずれも誤りですよね。しかし海外では質量の単位さえポンドや、オンスをいまだに使っているところが多いですしどこまで、一貫してやっているかは甚だ疑問ですね。回答有難うございます。
>しかし海外では質量の単位さえポンドや、オンスをいまだに使っているところが多いですしどこまで、一貫してやっているかは甚だ疑問ですね。
アメリカやイギリスは平気でこのような単位を使っていますね。
No.2
- 回答日時:
確かに厳密にいえば誤りですが、通常我々が重さといっているのは質量のことである場合が多いので、重さと言うのがある質量を持つ物体が、地球の重力加速度において鉛直線上に及ぼす力のことですから、こちらは厳密に言うのであれば力の大きさです。
したがって、もし訂正するのであれば重さと言う言葉を使わずに質量と言う言葉を使うべきで、今まで重さと言っていたものが、力の大きさであると言うことを教えるべきなのかもしれませんね。
1Kg=9.8Nではなく1Kgf=9.8Nであると言うことですが、これには質量といわゆる重さが違うものであると言うことをまず教える必要がありますし、重力加速度の概念も教える必要が出てくるでしょう。正しく理解するにはこれらの概念が必要になるので、これらを習うまでいわゆる重さの単位は教えられないと言うことになってしまいます。これでは色々と支障があるでしょうから、重さと言うSI単位系では使われていない言葉の使用をやめて質量と言う言葉に置き換えるのが適当でしょうね。少なくても理科の授業では質量と言う言葉と、重さと質量は違うものであると言うことを教えるべきでしょうね。
こういったことが根付くには、普段から目にするものがそういった表記であることが重要だと思いますが、たとえば色々な商品の重さの表記も重量ではなく質量に替えるべき(一部ではすでに替っている物も見かけます)なのかもしれません。
回答有難うございます。
>重さと言うSI単位系では使われていない言葉の使用をやめて質量と言う言葉に置き換えるのが適当でしょうね。
>たとえば色々な商品の重さの表記も重量ではなく質量に替えるべき(一部ではすでに替っている物も見かけます)なのかもしれません。
英語圏でもweightをmassに置き換える方向なのでしょうか?
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