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財務会計の概念フレームワークで、
過年度の包括利益をリサイクリングした場合はどのような仕訳をきるのでしょうか?
その他有価証券評価差額金を取り崩すみたいな事をテキストには載っているのですが、
その他有価証券評価差額金100/???
貸方には何が入るのでしょうか?
あるいは、他に良い例を教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは


私も勉強不足なので間違っている可能性もありますが
参考にしてみてください。

単純にリサイクリングの処理の仕訳を書くなら
その他包括利益累計100/リサイクリング100
となると思います。

リサイクリング(組替調整額)は過年度に計上した包括利益が
翌期以降に当期純利益に計上された場合におこる仕訳です。

以下の例を考えてみたので参考にしてみてください。
取得原価1000、×1年度評価額1100、×2年度9月売却1500
なお、当期純利益は上記の売却益を除いて毎期1000とします。

×1期の仕訳はご存知の通りこうなります
投資有価証券100/その他有価証券評価差額金100

×1期貸借対照表上
その他有価証券評価差額金100

そして×1期包括利益計算書は以下になります。
当期純利益1000
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金累計100
その他の包括利益計100
包括利益1100

×2期期首
その他有価証券評価差額金100/投資有価証券100
×2期売却時
現金1500/投資有価証券1000
    /売却益500

×2期貸借対照表上
その他有価証券評価差額金0

×2期包括利益計算書
当期純利益1000+売却益500=1500
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金累計100(前期のもの)
その他の包括利益計100
包括利益1600
となります。

ここままでは間違いがあります。
売却益500に注目してみてください。
その500の内訳は
前期のその他有価証券評価差額金100
当期の評価増分400に分けられます
そして
前期分の100は既に前期の包括利益に計上されてますよね?
このままでは包括利益という大きな枠組み上100分が
二期に渡って二重に計上されることになります。
また、その他評価差額金累計はもう売却して0になるはずです。

なので
リサイクリング100/その他評価差額金累計100

×2期包括利益計算書
当期純利益1000+売却益500=1500
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金累計0
リサイクリング(組替調整額)△100
その他の包括利益計△100
包括利益1400
とします。

以上となります。
ちょっと長かったですね(汗
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました、
しっくりきていないので、もう少し質問させてください。
その他の包括利益計、包括利益という勘定というのは概念上の話なのでしょうか?
一般に企業とかが用いているものなのでしょうか?

お礼日時:2011/03/28 23:33

返答が遅くなり申し訳ございません。



そうですね。
その他の包括利益計、包括利益という勘定は概念上の話だと思います。
包括利益計算書は株主資本等変動計算書と同じようなものだと考えてみてください。

株主資本等変動計算書を作る際ってその計算書を作る時に独自の仕訳は切らないですよね?
たしかに、資本等の増減の仕訳は切りますが、それを利用して貸借対照表と並行して株主資本等変動計算書を作ります。

それと同じ考え方だと思います。
仕訳はその他有価証券の売却仕訳しか切らないと思います。
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この回答へのお礼

お礼入力が遅くなりスミマセンでした。
自分なりに勉強した分で教えていただきたいのですが、
下記のものはリサイクリングとは言わないのでしょうか?

・前期末に時価が500円上がった場合
その他有価証券500/その他有価証券評価差額金500

・期首に振替仕訳
その他有価証券評価差額金500/その他有価証券500

・売却時に時価400円上がったその他有価証券を売却
現金1,400/その他有価証券1,000
    /投資有価証券売却益400

このような売却した400円の時価上昇分をリサイクリングとは呼ばないのでしょうか?
よろしくお願いします。

お礼日時:2011/05/08 10:06

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