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発電所の発電能力以上の電力需要が増えると、電圧降下だけでなく、電力設備に損傷が生ずるのですか?

A 回答 (3件)

電力会社では多数の発電機が並列につながっています。


交流電力なので、全ての発電機が同じ周波数、同じ位相で運転する必要が有ります。
発電機の負荷が増えると、この、同じ周波数、同じ位相を維持できなくなり、周波数や電圧が大きく変動する事になります。
(二人三脚でペースが合わないとこけてしまう状態)
同じ周波数、同じ位相を維持している状態を同期運転、維持できない状態を脱調と言います。

送電網に一台でも脱調した発電機が接続されていると送電網全体が不安定になるので脱調した発電機を送電網から切り離す必要が有ります。
送電網の能力が目いっぱいの時に過負荷になる発電機が有るとその発電機を切り離します。そうすると残りの発電機で電力を供給できなくなり、ドミノ倒しのように全部の発電機が停止してしまいます。

2003年には北米で大停電が発生しました。
http://www.sakon-eco.info/teiden_hokubei.htm
同期運転については
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/1809785.html
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この回答へのお礼

有難うございました。大変よく分かりました。お礼が遅くなりすみませんでした。

お礼日時:2011/03/29 06:25

大停電が発生します。


メインブレーカが落ちた状態になります。

よって、電力需要が超えないように、変電所単位にて計画停電や強制停電で、電力供給範囲を減らして防止します。
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損傷を起こさないために保護装置が付いています



家庭用で言えば ブレーカ・フューズです
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