プロが教えるわが家の防犯対策術!

生まれて間もない赤ん坊は、
全ての欲求を泣く事で伝えようとしますよね?
少し成長すると、満たされないジレンマからなのか
怒ったりスネたり。

成人した人は見ていると、
やたらと怒る人。恐ろしいほど全く怒らない人。などなど
かなり個人差が大きく思えます。

怒るとはどういう心理作用がもたらしているのでしょうか。
怒りとは泣きはどういう関係にあるのでしょうか?
怒りにも色々種類があるのでしょうか。

A 回答 (4件)

人間は自我を持っていて


日常の行動の多くは自我の安定の
ために行われていると言えます。

たとえば、人にバカにされたりすると
自我の安定が崩れるので、それを
立て直そうとする行為が怒りです。

つまり、怒りっぽい人というのは
自我の安定が崩れやすい人とも言えます。

この回答への補足

少々迷いましたが、こちらの方をベストアンサーにさせて頂きます。
とても参考になるご回答の数々、ありがとうございました。

補足日時:2011/03/23 05:45
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この回答へのお礼

なるほど・・
沢山のストレスを抱えていて、不安定になっている程
素で怒りやすかったり、一時的に怒りやすくなったりしますね。

自我の安定・・感情の表れ。
ここを理解しないとしっかりと理解する事はできない?
という事でしょうか。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/22 09:29

怒る、泣く、この2つは感情の発露です。


人間の理性以前に獲得した生きていくための原始的な機能です。

怒る は当人を大きく強く見せて攻撃のときに用い、相手を圧倒します。
社会性を持つ以前の人間が生存するには便利な行動だったでしょう。
現在はさほどの利便さはないようです。

泣く は当人を哀れみ深く見せ、他人の同情を誘います。

両方とも最近はまともな大人には見られないはずです。

私見です。
ご参考になれば。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに泣いても怒っても、平常時の社会ではかなり無意味ですね。
しかしそういう感情に動かされる人もじみに沢山 と。

違った視点で捉える事ができました。
ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/22 09:26

こんにちは。


「怒り」と「泣く(悲しみ)」は「欲求が阻止されたとき」に発生するという点では共通ですが、目的が異なります。「怒り」といいますのは攻撃や威嚇という行動を伴い「問題解決」の手段として用いられますが、「泣く」というのは諦める、あるいは救済といった道筋になります。

「怒り」は成長に伴って「泣くこと」から分岐したと考えられます。赤ちゃんは「満足」と「不満」の二種類を「笑う」と「泣く」で表しています。欲求が阻止されるから泣くわけですが、最初は「親(他者)」にそれを訴えているというわけではありません。ですが、これによって親が面倒を見てやりますと、それが問題解決の手段であると学習します。このため、子供の内は困ったときはすぐに泣きますが、やがて自分で何とかしなければならない年齢になりますと泣くだけでは収まらなくなります。このように、我々は成長に伴い、状況に応じて「泣く」と「怒る」を使い分けられるようになるわけです。

怒りといいますのは悲しみと同様に欲求が阻止されたことによって発生する「最も基本的な感情」であり、状況や結果によって以下のように変化します。
「憎しみ:継続される怒り」
「憤り:共感を伴う怒り」
「悔しさ:受け入れられない怒り」
「恥:受け入れられた怒り」
「嫌悪:怒りの対象を拒否する」
「軽蔑:怒りの対象を無視する」
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この回答へのお礼

とても勉強になります。
怒る事と泣く事はそのような違いが有り、
怒りにも色々な種類があるのですね。

ご回答、感謝致します。

お礼日時:2011/03/22 09:24

赤ん坊は世界と自分がひとつなのだそうです。



だから母親も自分の一部という認識なのだそうです。

ほぎゃ ほぎゃ と泣いていて黙ったとき、母親が赤ん坊の泣き声をまねて「えーん えーん」と言うとキョトンとする。
自分の肉体的なもの、のどの辺りの感覚と自分が発する音が通常一致しているわけですが、喉の感覚が無いのに、音だけがするわけです。
それで、声が自分から発していないことに驚く。
自分はやっていないのに、音(泣き声)が聞こえることで、他者の存在を把握しだすのだそうです。
でもまだ他者と自分の境界線はあいまい。

キャビネットのドアをひっぱるという身体感覚、キャビネットが自分がやっていないのに閉まるという現象。
ティッシュをひっぱると出てくるという感覚。
そうやって遊んでいるうちに扉に指を挟む。
なんだ これは?・・・・・ 痛い・・・・・・・・・ ほぎゃーーーー!となるわけです。
しばらく肉体の感覚を処理するのに時間がかかる。
だから指を挟んでもしばらく泣かない。
そうやって、「これは危険なもの」とか認識しだして、自分とは異なる世界を把握(分離)していくらしいです。


で、、、クリミナル・マインドのシーズン5のエピソード8<蘇ったキツネ>の冒頭でこんなシーンがある。
学者が講義をしている場面。

だぁ 早すぎて書ききれない。

要約すると、、、、、

例えばですね、異常に支配することを好む男がいたとしますよね。
彼はどういう相手とペアを組むか。
自分より勝っている男を選ぶか、それともなんでも「はいかしこまりました ご主人様」と決して男の命令に対して口出しせず、言われたとおりを実行するおとなしい自分の意思の無い人形のような女を選ぶか。

威張り腐ってわが天下で満足したければ、後者を選ぶわけです。

女はなるだけ感情を抑えることで、その過酷な環境を生き抜こうとする。 
その環境に適応するには、脳が男に反抗してはいけないわけです。
落ちつかせる物質を脳が放出する、セラトニン。
異常なまでにセラトニンを放出することで、感情を抑えられるわけです。

ところが脳が多量にセラトニンを放出するとおなかの中の胎児は、その多量のセラトミンを浴びて、なれてしまい、セラトニンに対して反応が異常に低くなるわけです。
自分の脳が感情を落ち着かせようとセラトミンを反応で出しても、脳は慣れているので、それが利かないわけです。
つまり 興奮が収まらない。
かっとなってもセラトミンが出れば、攻撃を躊躇するが、ブレーキが利かないものだから、そのまま相手を怒鳴ったり殴ったりしてしまうわけです。
ずっと利かないので ずっと怒り狂い続けるわけです。
アドレナリンが切れるまで。


10年間富山で軟禁されていた女性。
救急隊が毛布に女性が包まっていたので声をかけると「ここから出てもいいんですか?」と許可を求めた。
なぜ彼女は逃げようと思えば逃げられたのに逃げなかったのか。
セラトミンを多量に放出することで、活動的にならないようにして、困難な環境において反応をすごく低くすることで生き延びようと脳がしたのではないか と。

彼女の場合生まれつきではなく、環境でそうせざるを得なかったので、もう抑圧する男がいないとわかると、感情を爆発させた。
男に対する憎しみや男全体に対する怒りや恐怖という感情を蘇らせた。


このように遺伝子・胎児の頃の環境・成長途中の環境により、脳の特徴が固まっていくのではないか と。
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この回答へのお礼

なるほど。
生まれる前からの個性はその様な規模のものが
影響している可能性があるのですね。

赤ん坊の話。そのように世界を認識しているのですね。

違った視点で参考になりました。

お礼日時:2011/03/23 04:50

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