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今就職活動中であり、気になっている発信型OEMのアパレル会社があります。

(1)発信型ということなんですが、どんなことをクライアントに提案したりするのですか?
OEMは指示された服を製造するというイメージがありましたので・・・

(2)「OEMは利益がでにくい」という情報をネットで拝見したのですが、
売上:9億7千万、 利益:2千7百万って利益でている方ですか?

調べてもいい情報が得られませんでしたので、どなたかご回答のほう宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

OEMメーカーさんに、製造を委託する会社で働いています。



(1)OEMと一口に言っても、「どこまでお願いするのか?」については、それぞれの会社が抱える部門、得意不得意があるので、本当に会社によって様々です。そこで考えたいのは、製品ができるまでにはどんなプロセスがあるのか?ということです。私の部門では、アパレルは扱っていませんがおおかた以下のような流れではないでしょうか。

1.戦略立案、コンセプト決定

2.製品仕様決定

3.原材料調達

4.製造

5.仕入れ

6.販売

相談者様は、OEM業者は3もしくは4から製造に関わるイメージをお持ちかと思います。しかし、2は会社にデザイナーがいなければできないですし、1も、販社がアパレル専門ならコンセプト立案もできるでしょうが、服飾だけでなく様々な商品を販売している会社であれば、担当が必ずしも服飾に特化したトレンドを熟知しているとも限らない場合もあります。

「発信型OEM」とは、上記プロセスの1や2にも関わりを持つ会社である、ということだと思います。販社に対し、業界の専門知識を生かしてトレンドやおすすめの方向性を提案し、効果的な戦略の立案をサポートします。仕様決定プロセスにおいても、販社の思い描くコンセプトを形に落とし込むには、やはり専門的知識が必要になるので、実際には「これ作ってね」とポンと図面を渡されるよりも、少なくとも2の後半あたりから関わるOEMメーカーのほうが多いくらいだと思います。

時には、3について、販社のほうから「この原料を使って製造してほしい」と支給されることもあります。5の仕入れの部分でも、たとえば機械で製造したものを箱や袋詰めする作業を、メーカーが行うのか、販社が自分の倉庫で手作業で行うのか、依頼の程度は様々です。

相談者様の気になられているOEMメーカーは、上記1~5のいずれのプロセスも対応可能、ということなのでしょう。そして当然、客先の販社が求めたときに、できる幅が広いほうがいいに決まっています。私は販社に勤めていますが、どうせならこちらの要求を聞くだけでなく、建設的な提案をどんどんして、エキスパートが意見してくれたほうが断然助かります。


(2)上でお話ししたように、OEMといっても、どこまでを依頼されるのか?によって、利益率はまったく違います。4の製造だけを請け負っていたら、そりゃ、利益率は低いでしょうね。要は、1~6は誰かがやらないといけないことで、「誰がやるのか?」というだけの話です。

また、財務諸表の見方ですが、その二種類ではなんともいえません。お金の動きは、点でなく線で見たほうがいいですので、できれば最低三年分の売上と利益(この利益も、経常利益と営業利益が分解された状態でわかるとなおいいですね。)を見ることはできますか?

本当はもっといろいろな要素がありますが、ザックリ言うと、突然利益が下がっていたり、売上が下がっているのに利益がぐっと上がっていたらちょっとヤバいかも、です。ずっとその利率で推移しているなら、まぁ安定していると言えるかもしれないですね。ちなみに一点のみでいうと、その比率は利益率35%程度出しているので、決して悪くないです。

ちなみに「利益」を見る時は、「経常利益」「営業利益」「特別利益」などがありますが、「特別利益」はその名のとおり、「予期せぬ一回かぎりの収入」くらいの意味(例えば、会社の抵当に入れている社長のおばあさんの家があったが、おばあさんが亡くなったので土地を売ったとか)なので、あまり気にしないでくださいね。

就活ファイトです!

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

売上げは
平成21年
売上げ:9億7千万、経常利益:2千7百万

平成20年
売上げ:8億5千万、経常利益:1千9百万

平成19年
売上げ:8億7千万、経常利益:4千1百万

mikenorth様が言うように、突然の変移がございます。
なぜ、ちょっと危険の可能性があるのですか?
リーマンショックの影響でしょうか?

あと、(1)納期などが存在するので、残業は結構されるのでしょうか?
(2)アパレルといっても営業職希望ですので、髪型などはオシャレ(常識の範囲内)できませんか?

再びご回答していただけましたら幸いです。

補足日時:2011/04/25 21:35
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(1)発信型(提案型)で、従来の受け身型ではないということ。

基本は指示された服を製造するということなんでしょうが、そこにコストダウンのエッセンスを加えたり、指示内容に大きく越脱しない範囲で付加価値を付ける提案をすること。OEMメーカ主導型でブランドだけを借りるやり方に近づくやり方でしょうね。
例えば、???。本業ではないので分かりません。

(2)商品製造の上流(デザイン等)ほど付加価値が高い(利益をとり易い)が、リスクも高い工程になります。OEMはどちらかというと下流工程ですから、リスクは低いですが利益も出にくいでしょうね。ただし独自の技術を以て高い利益率を上げている企業も業種に関わらず多数ありますよね。
定量的な評価は、こちらも本業ではないので分かりません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

商品に付加価値を加えたりするのが、発信型なんですね。

お礼日時:2011/04/25 21:37

1.


OEMは分かりますよね?他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業ですね。

従来のOEMは、クライアントからの要求・・・仕様やデザインコンセプト、イメージ等・・・ありきで製造しますね。発信型OEMというのは、お客に合ったデザインを自らが考案し、それをクライアントに提案。採用されれば自社の工場で製造し相手先ブランドとして納入する・・・といった形態の事のようですね。

要するに「製造部門(工場)のある服飾のデザイン会社」・・・と言う感じでしょうか?言われたものだけ作っていれば良いといった従来型に比べ、より高いデザインセンスが要求されるんでしょうね。

2.
OEMは利益が出にくいわけではないと思います。ただ、ユニクロ等々の価格破壊を推し進める企業があり、どうしても採算を出すのが難しい業種になりつつあるのが今のアパレル業界だと思います。こういった企業に対抗するため、如何に安く商品を仕入れるかが非常に大事になり、OEM企業はより一層の価格低減を要求され、結果として利益が出にくい状態になっているんでしょうね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

自社でデザインを企画・提案することもあるのですね。

こういった製造会社は残業することが多いですか?

補足日時:2011/04/25 21:41
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