【お題】王手、そして

重量鉄骨の外壁の取り付けは、地震で、落下しませんか?

先日の東日本大震災での地震中のテレビ画像を見ていたら、7-8階建てビルは、表通りに面していると、隣のビルとの空間が、約1m程度しかありませんし、となりのビルと接触しそうなくらい、揺れてました。

また、外壁も、地震の揺れに対して、多少のひずみをカバーできるように、ずれても落下しないように、余裕があるはずですが、そのずれの想定をはるかに超えたひずみが、外壁にかかっていたように、見受けられました。

もちろん、軽天などは、そこまで、上下左右の動きを予想している訳でもなく、ずいぶん、天井落下事故が起きてましたし、外壁の強化ガラスも、古いものは、耐えられなくて、割れて落下してました。

同じ階数のビルでも、構造設計の違いから、ゆれの状況がまったく違うようです。

建築設計士のプロは、もっと、となりのビルとの空間を取ったり、耐震構造が違うビルでも、となり同士、干渉しない設計をしたり、主構造部材以外の外壁、サッシ、ガラス、軽天など、落下したら、事故につながるものの安全基準を上げたり、ずれても、落下しない、接続部材を至急開発しなくても、よいのでしょうか?

確かに、主構造体が、壊滅状態になったビルは、思ったより、少なかったように思いますが、基礎との接合部や外壁の接合部などは、思ったより、弱くて、こんな設計で、ビルのオーナーになり、事故の責任を追及されるとなると、今の日本のゼネコンに、ビルを発注することは、非常に、怖いことと思いました。

大手ゼネコンさんや、構造設計と外壁デザインに関与している設計士さんに、今後の主構造部以外の地震での落下防止策について、意見をお尋ねしたいです。

A 回答 (10件)

素人のあんたの思ってるレベルなどすべて考慮されている。


もっと複雑な解析をしているわ。
それでも計算通りにいかないし設計通りに施工してくれない。
今の規準で想定外なのは揺れの長さが60秒以上だと言うことくらい。
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この回答へのお礼

残念ながら、「すべて考慮されている」と言う、すべてとは、私には、よくわかりません。
「設計通りに施工してくれない」ということは、ないと思います。施工管理をして、工事前に、施工図、原寸図をチェックして、承認印を押さなければ、工事できませんから。。

当然、施工管理できない施工業者は、外されてしまいますが。。揺れの長さが、長周期でも、短周期でも、一応、シュミレーションは、パソコン上で、検証しますので、想定外ということは、ないと思いますが。。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/21 21:05

全然わかっていないようですね。



>Sでも、鋼材の厚みが変わって、トン数が増すので、即コストに響きますよね。

質問内容を満たすためにはコストがどんとかかる。だから他の回答者もそうやって答えています。

>極端に無駄な設計も、どうかと思いますが、正直、基礎とS鋼の柱の接合部と、
>ALCの壁の貼り付け方法、そして、屋根構造を、強化すれば、単純な躯体だけは、
>地震には、耐えそうにも思います。微妙に、部分的に強化すれば、新耐震での
>設計であれば、壁は落下しても、躯体は、残りそうには、思えますが。。

今の基準で普通にたえれば、このようになります。ALC落ちても躯体は倒れていないでしょ?
今の法は、構造体を守ることが第一です。そうすれば少なくとも倒壊で人が死なないからです。あなたの質問はこの先の非構造部材の話では?

非構造部材の落下を防ぐのに一番良いのは構造体の動きを少なくすることです。つまり揺れを少なくすればよいのです。非構造部材は揺れに追随できないから落ちるのです。

1.5倍の設計といったのは多少オーバーですが、今の法では大地震時に大きく揺れることを許容しています。この揺れを防ぐために構造体を固くすれば結果的に非構造部材の落下を防げます。


>今度、依頼するときは、性能倍率を、数種類提示して、見積もってもらうことにいたします。

そんな見積り出るわけないです。出たら、あくまでも目安の数字で概算の概算レベルです。

この回答への補足

今の基準で普通にたえれば、このようになります。ALC落ちても躯体は倒れていないでしょ?
今の法は、構造体を守ることが第一です。そうすれば少なくとも倒壊で人が死なないからです。あなたの質問はこの先の非構造部材の話では?

>>>>そうです。その非構造部材の落下による業務上過失致死罪が、問われている例が、非常に、増えてますよね。東京のホールでの天井落下。屋内プールや大浴場の天井落下、ALCやラスモルタルの壁の落下で、責任を問われています。

躯体が残っても、ビルの所有者には、重い責任を追求されています。
構造体が残れば、ビルの所有者に、過失はないとか、新耐震での確認申請と検査済証があれば、刑事責任は問われないとか、そういう時代ではなく、刑事も民事も、訴訟されてしまいますから、建物費用にお金を掛けるか、損害賠償補償にお金をかけるかの違いと、刑事責任を問われるか否かの問題ですね。

この揺れを防ぐために構造体を固くすれば>>>>RCでは、そうなんでしょうが、Sでは、揺れるに決まってますから、想定される揺れに対して、壁が落下しなければ良いのですが。。

全然わかっていないようですね>>>>>

そう、わからないから、質問しているのですけどね。
解っていたら、お尋ねしません。剛構造で、固める方法から、柔構造に移行してきている分、よく判らないってことです。

そんな見積り出るわけないです>>>>そうですよね。きちんと、見積もるには、きちんとした図面が必要でしょうが、なかなか、工法も種類が増えてしまって、営業段階の説明だけで、どういう工法にするのか、決めかねているというのが、正直な感想です。

実際、見積もりに入ったら、とんでもない数字になれば、施工OKになりませんしね。

少しのコストで、自分のビルの落下物で、死者を出さないようにすると言うのが、第1の目的ではありますが。。。

ありがとうございました。

補足日時:2011/05/27 19:29
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次にビルの設計を依頼する機会があれば、この一文をつけて設計依頼をしてください。



「この建物の構造設計は、建築基準法で要求される性能の1.5倍を満足させてください。」
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この回答へのお礼

1.5倍ですか。
そういう依頼方法もありますよね。
ただ、RCなら、やはりコストと有効面積や有効容積を考えると、1.4倍なら梁が90cmでよいけど、1.5倍だと、1m20cm必要とか、と、微妙に違えば、階段の長さも変わるし、全体の設計も、変わりますよね。

Sでも、鋼材の厚みが変わって、トン数が増すので、即コストに響きますよね。

極端に無駄な設計も、どうかと思いますが、正直、基礎とS鋼の柱の接合部と、ALCの壁の貼り付け方法、そして、屋根構造を、強化すれば、単純な躯体だけは、地震には、耐えそうにも思います。

微妙に、部分的に強化すれば、新耐震での設計であれば、壁は落下しても、躯体は、残りそうには、思えますが。。

今度、依頼するときは、性能倍率を、数種類提示して、見積もってもらうことにいたします。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/24 21:17

10数棟のビルを発注したご経験のあるお施主さんの、建築担当者さんの若手の方で宜しいですかね。

建築系の勉強をされたことがある方かもしれないですけど、現在は技術者ではないようですね。いろいろ勉強されているようですけど、他人からの受け売りのようであまり詳細がわかっていないようですね。

あなたが思っている以上に、各社検討していますし、性能は一昔前に比べれば格段によくなっています。だから地震被害は年々減っているのです。

 あなたが心配なのは施主の立場として責任を追及されると困るので、ゼネコンなんとかしろよということかと思いますが、ここであなたが要求する設計のクライテリアをしっかり明確にして、設計者に伝えて設計させてください。そうすればあなたの望みに近い建物になります。基礎がどうとかガラスがどうとか、デッキがどうとか中途半端なことを言わずに、今回の地震と同等の地震が起きても、ガラス一つ割れないように設計してくれと頼んでください。(多分、あとで金額が出たときに上司に怒られるでしょうが。笑)
 設計は施主が要求しない限り、オーバースペックな設計はしません。ゼネコンも設計図書に書かれた仕様以上の性能の外壁に変更なんてしません。設計図がお施主の意思なんですから。

あとからあとから文句を言うのではなく、要求をきちんと設計に伝えてください。こんなところで専門家の意見など求めずに、リアルの専門家に聞いてください。
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この回答へのお礼

リアルの専門家に聞いてください>>>>

リアルの専門家の意見をお尋ねすることほど、難しいものはないです。
どこの医者に罹れば、自分の病気が早期発見され、無事、治癒に至るか。と、同様の質問でしょうから、基本的に、特定のゼネコンとは、繋がっていない、独立した設計事務所で、建築確認申請から、構造設計、構造計算、設備設計、云々と、すべてに、卓越された建築設計士さんに、めぐり合うのは、非常に困難ですね。

正直、設計士さんと一緒に、建築期間中、監理業務として、週1回以上、打ち合わせに同席して、1-2年間は、お付き合いしないと、どの部分が、得手で、どの部分が、不得手なのかは、わかりません。

一般に設計士さんは、ビルを工務店から施主に引き渡しし、調印してしまば、もう、ほとんどのお付き合いは、終わってしまいます。

設計士さんの技術や能力も大事ですが、自分の設計に、反省点を見つけて、次回の作品に、反省点を、正しく直せる、仕事に正直な、設計士さんと、長く付き合うことにしていますが、特定建築物の発注が多いので、建築物の種別によっては、その分野は、不得手と言う場合も多いですし、消防法のクリアーについても、初めての特定建築物設計者は、設計もれが多く、入札後も、追加工事が発生したりと、当初予算を狂わす結果が多かったです。

今まで、お付き合いした設計士さんが、別に、特段、悪かった訳でなく、すべてに精通した人は、居ないのだろうと、思います。

性能は一昔前に比べれば格段によくなっています。だから地震被害は年々減っているのです。

>>>>これは、そのとおりだと思います。
地盤図だけから、地盤耐力があるものと仮定して、独立基礎を作って、建築した時代から、RCくいを無理やり、打ち込んだ時代、ベントナイトを使った時代、基礎梁を連結して、強度を増した時代、免震構造をつけた基礎設計と、どんどん、進化はしていますが、やはり、ビルとしては、比較的小規模な物は、
まだまだ、充分な総合設計が出来ていないと思います。

今回の震災でも、基礎くいと地中梁がうまく連結して、壁が、ALCでない、建物は、ほとんど、躯体は、大丈夫のように思えました。

施主側としては、基礎部分や仮設費用は、目に見えないところ、残らないところなので、予算がとりにくいのですが、やはり、建物が全壊することを避けるには、そういう部分にも、予算をかけないといけないし、内装のように、後日、直すことが難しい分、非常に、やっかいです。

つまり、設計前に、自分の思った設計をしてくださる設計士集団と、ご縁がないと、難しいのですが、この縁を作るのが、施主として、もっとも、難しいところです。

能力のある設計士さんや施工業者さんとうまくご縁があれば、基本的な安心、安全な設計は、出来るとは思いますが。。

オーバースペックとは、どのレベルをさして言うのでしょうか?

少なくとも、津波でなく、地震で、ALC板が、落下したような建物は、オーバースペックとは、言わないでしょう。

やっと、高さ10m以上の建物くらいから、まじめな構造設計が出てきているようですが。。

この震災を機会に、デザイン優先から、基礎も含めて、多少、不細工でも、しっかりした建築物を設計してくださる方を地道に探してみます。

ありがとうございました。

(今まで、予算を、基礎や構造に使うべきと言うか、構造をわかっていて、最初の設計打ち合わせ用図面を描いてきた設計士さんは、ほとんど、居なかったように思います。やっぱり、外観デザインとか、内装設備を優先される設計士さんが多かったです。)

確認申請だけで、以前と比べ物にならないくらい、予算を食いますから、当然、地震、即、解体しないといけないビルは、作りたくないのが、本音です。コストは、頭が痛いところですが、コスト配分を提案される設計士さんも少ないですね。

積算設計が、わからないからでしょうか?

ありがとうございました。

他人からの受け売りのようであまり詳細がわかっていないようですね>>>
これは、肝心のところは、各ゼネコンさんが、特許というか、権利を持っていて、実際、発注しないと、どういう物かは、営業サイドの説明だけでは、わからないことの方が、多いので、仕方ないでしょうね。

耐震構造計算プログラムでさえ、ようやく、何点かに、落ち着いてきたようですが。。

確認申請が通る構造=安全、安心とは、限らないですから、怖いのです。

リアル設計士さんは、今は、仕事がほしい立場ですから、何でもお任せくださいと言う、営業トークが目立ちますから、別な視点で、物事を考えるには、現役ではない設計士さん?などのご意見など、いただけるなら、こういうサイトも、ありがたいと思ってます。

なお、後から、文句を言ったことは、今まで、ありませんよ。週1回の打ち合わせの場では、もちろん、お互い理想を求めて、意見交換はしましたけどね。

設計士さん達とは、今でも、お付き合いはありますし。。(ゼネコン付の設計士さんとは、あまりお付き合いはないですけどね)

お礼日時:2011/05/24 14:44

私は不動産業なので専門家ではありません。

今回の被災地仙台で営んでおりますので書かせていただきます。
やはり建築コストを考えなくては、机上の空論になると思います。
ビルや商業建築物など、ほとんどはそれを収益目的として事業性を持たせて計画されるわけですから、最初の計画段階で建築コストはおおよそ決まってしまっているわけです。
それをあまり意識しないで安全性を求める事が出来る、築年数の新しい区役所や県庁などの公共建築物や一部の上場企業の自社ビルなどは、ほぼ被害が無いといっても良かったと思います。(天井などの崩落はありましたね)
これは、やはり発注者側の意識も重要で、発注時に「こんな設計で、ビルのオーナーになり、事故の責任を追及されるとなると、今の日本のゼネコンに、ビルを発注することは、非常に、怖いことと思いました。」と言う条件を提示すれば、それなりに万全の建築物は建てられるでしょう。
利回りが下がっても、そこにポイントを置いて発注される、また借りる側も万一の際の安全性など多少賃料が高くとも、それを求めるような考え方に変わっていかないとむずかしいと思います。
特に今回顕著だったのは、郊外の商業施設の2~3階程度の鉄骨造の店舗のALC板の崩落だったと思います、具体的な数字が出ていませんが、亡くなった方もあり、怪我人はかなりいたようです。賃借している先は、ほとんどが上場企業ですから、このあたりから早急に考え方を変えて、対処してもらいたいと思いますね。
素人ながら、合板張りの木造住宅が地盤の影響を受けない場合は、ほとんど被害が無かったのに対して、(廉価な一○設さんの建物でもほぼ大丈夫だった)綿密な構造計算や耐震工法(RC)などと謳った大手のマンションなどが躯体にひびが入っており、「どうして?」となるのは一般の方なら当然だと思います。
原発と同様で、国の基準をクリアしていればOK・・・・な考え方だけでは、安全を提供することはむずかしいのだと感じています。発注者、請負側、借りる側、皆がコスト意識だけでなく、安全性を第一と思わない限り、改善しないでしょう。回答になっていませんね・・・・・すみません。
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この回答へのお礼

郊外の商業施設の2~3階程度の鉄骨造の店舗のALC板の崩落だったと思います、具体的な数字が出ていませんが、亡くなった方もあり、怪我人はかなりいたようです。>>>>この点は、ひじょうに、重視しています。重量鉄骨のビルは、床に、波の鉄板を溶接して、コンクリート床を作るのですが、外壁は、RCやSRCと異なり、一体化しないので、多少、揺れても、外れない、ジョイント金具を使って、ALC板を接合して、溶接したりしていますが、このジョイント部分での、地震の揺れとひずみを吸収する能力が、まったく足りないので、ALC板は、津波が来る前に相当数、落下してしまったと思ってます。

たしかに、営利目的ですから、儲からないといけないのですが、損害賠償など、ビル所有者には、危険回避義務と避難誘導義務、消防法を守る義務など、ずいぶん、重い責任が、課されています。

それらを無視すれば、安価なビルを作って、テナント料をいただければ、最高ですが、今日、そんな簡単な状況にはないってことだと思います。

ビル所有者、防火管理者などの責任は、非常に、重くなりつつありますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/22 18:05

コストと大地震の確率による被害との費用対効果の考えによって違うのではとおもいますが。


今回のような大地震M9の場合にも破壊されないような、構造材以外の2次部材まで被害をなくすようにすると
すれば大幅な予算アップや構造規制が必要ではという気がしますが。
すんでいる地域が震度6強、弱 その後の余震がある場所。鉄骨建物で外壁 ALC,押出し成形セメント板
等鉄骨本体から受鉄骨を出し金物を止めるような外壁使用のものは金具部分が破断されたり、引抜かれりしています。
また屋上の機械を固定されている12mm 程度金属拡張アンカーも引き抜かれれいます。このような力を2次部材まで大地震に対応するのは難しのではと思います。住宅のように間仕切りが多くあり、抵抗部分も大きくとれ変位も少なくおさえられば
外壁金具にもそれほど大きなちからが働かないのでもつとは思いますが。
地震のたび基準がかわり、それに大きな被害がでなくなるいように構造部を規制しずっときたように思います。
昔は大地震がきたら逃げる時間をかせぐ。その後神戸からは大地震でもこわれないように。
今回の東日本大震災では、地盤液状化、津波による被害と当初あまり想定さえていないことががらが発生したと思います。
完璧にすべて被害無というのは難しのではと思いますが。
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この回答へのお礼

屋上の機械を固定されている12mm 程度金属拡張アンカーも引き抜かれれいます。>>>>

これは、今回のゆれの大きさと長さや、半端でない、余震の数からして、余震のたびに、穴がスカスカになる、アンカー止めは、無理でしょう。

なんらかの防水をして、躯体から立ち上げた、鉄筋に、溶接するとかですね。

防水層を破るからと、屋上、防水層の上の部分の取り付けは、もっぱら、アンカーだよりですが、400回も余震がくれば、落下しちゃいますね。

看板とか、屋上の柵とか、危ないものばかりです。今後は、きちんと、考えないとね。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/19 08:29

だからあんたの思ってることぐらい


特許の前に法律や規準で謳われているの。
やったら専門用語っぽい言葉並べた持論で否定して失礼だな。
どうせ実務も知らずに机上の勉強だけで資格でも取った程度なんだろう。
文面からあんた日ごろからいろいろウンチクたれて自慢するタイプと言うのがみえみえ。
どんな解説をしても常に持論で否定してくる限りあんたに説明できる回答などない。
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安全性の高い建物≠デザイン性能よい建物 となることが多いです。


デザイン性能も安全性能どちらも優れている建物は工費がかかりますよね。

費用面から考えて最低限、大規模地震でも建物自体が倒壊しない建築物を造るようになっています。
単純に莫大なお金をかければ良いだけです。
一生のうち起こるか分からない地震に費用かけないのが現実でしょう。
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この回答へのお礼

現在、都市部のインテリジェントビルの65%は、設備費用だと思います。また、デザイン重視のために、基本的な構造バランスを崩して、補強筋を入れている建物は、多いですね。

工費は、工期となり、工期が短い、乾式広報が、コストダウンという事らしいです。よって、重量鉄骨に、パネルプレコン外壁を、ラッチ金具と溶接で、取り付ける工法が、多いように思えます。

膨大なお金をかけたら、安全とも限りません。

基礎ひとつでも、PCパイプを打ち込むか、RCパイプを打ち込むか?直径は、どうする。柱1本あたり、何本打つ?ベントナイトは、どんな種類にするか?基礎地中梁は、普通に配筋するか、外メッシュ配筋にするか?

各梁に火打ちのように、補強筋を入れるか?

使うコンクリートの強度と自重は、どうするか?など、あらゆる面で、どこら辺に重心を持っていき、どのように、揺らせながら、エネルギーをどうやって逃がすか?
が、今、各ゼネコンさんで、部分部分の特許や発明を持っていますが、果たして、総合的には、どうあるべきか?
あまり、議論を聞かないところです。これだけの災害があったのですから。もう少し、議論してほしいものですが、経営体力がないのか、地震国日本の標準設計プランというものの提案が、なされないのが、残念ですね。

軽い建物にすれば、相対的に、費用は、掛かりませんよ。

「地震に費用かけないのが現実」これは、費用を掛けないと、建築基準法すら通りません。必要以上に掛ける必要はないですが。。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/22 07:03

そんなに不自然なくらい専門用語っぽい言葉をいろいろ並べて


「私はそこそこの知見はあるのだぞ」と言うのをアピールしまくらんでもw
いくらにわか専門用語並べても
>日本のゼネコンにビルを発注することは非常に怖いこと
などと言ってる時点でスーパーど素人なんだから。
ゼネコンは法律、規準に従って施工してるだけだろ?
なんでゼネコンのせいにするんだ?
あんたの考えていることは机上の空論と言うやつなのだよ。
ゼネコンに失礼だろ。
泣くぞ。

この回答への補足

はい、素人ですから、ネットで、質問してるのですよ。
別に、見る人が見れば、知ったかぶりかどうかは、ばれるものなので、それは、解釈は自由でしょう。

なお、ゼネコンを非難しているつもりは、まったくありませんよ。ゼネコンさん、スーパーゼネコンさん、みなさん、一級建築設計士の設計図面に従って、施工図面を描かれるのですから。

ビルになれば、設計と施工は、分離するでしょうし、設計も、設備設計士、構造設計士、積算設計士、デザイン設計士と、チームを作りますし、監修設計士を入れる場合もありますし。。
この設計段階で、ほぼ、内容は、決まりますから、設計が悪ければ、ゼネコンさんには、責任がないというか、ほとんどのゼネコンさんは、設計士のミスを施工図段階で、できるだけ、直してくださいます。

日本のゼネコンの技術は、世界に通用する技術ですが、元の発注図面が悪ければ、いくらスーパーゼネコンさんでも、よい建物はできないです。

机上の空論かどうかは、もうじき、新たな工法が、一般的になるのでしょうから、空論ではなく、現実になるはずです。つまり、ゼネコンさんの新技術を、設計監修する設計士さんが、理解できてない場合が多いってことです。
ラーメン構造での壁構造は、4方とも、鉄筋メッシュで繋ぎますか、床部分は、分離しますか?とか、ゆれ周期に併せて、何階ごとに、壁構造を抜きますか?とか、って言う耐震設計上の対策の話です。

各社、自前の施工技術をお勧めしますので、実際、よく判らないってことですね。

ありがとうございました。一応、清水、大成、熊谷、から、その下請け、孫受けの中小ゼネコンさんへの発注経験は、10数棟はありますが、新耐震に変わってから、申請設計士の考えが主に反映され、行政の建築主事は、承認行為だけになりましたので、不安ではありますけどね。

ご心配、ありがとうございました。

設計、監理と施工図チェックをきちんとすることにしますね。

補足日時:2011/05/22 00:01
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この回答へのお礼

大変、よくわかいました、現在の建築基準法は、東北震災のように、土台とぼろぼろの躯体が残れば、設計上、施工上の責任は、問われない。
外装の壁に当たって、死んだ人、内装の天井の落下で死んだ人は、各自、自分で、証拠を集め、裁判して、黒白をつけなさいと。。。つまり、構造体が持てば、安全な建物というのが、設計士、施工者の考えであり、法律で守られていて、外装、内装、いわんや、外部造作や、外壁などで、死亡したら、泣き寝入りというか、犬死という、考え方と法理論は、わかりました。確かに、施工者は、国や設計者の指示どおりに作ったのだから、責任はないと言う気持ちは理解できるし、それ以外の手立ては、彼らには、ありません。下請け業者は、言われたことしかできませんから、無理ですね。

話は、変わりますが、福島原発は、国や設計者の言うとおりに、施工し、完成しました。

今更、命を張って、修繕施工するのなら、なぜ、プロとして、だれも、この設計プランでは、いざというとき、大変なことになると言えないのでしょうかねえ?
縦割り、下請け構造だからですか?言えば、仕事が来なくなるから。。。その代償としては、すごいことになりましたね。

通路の床もテーパーがついていて、左右に溝があれば、汚染された水溜りを通らなくても、前進できたとか、もともと、水素爆発すれば、水素をベントしない限り、コンクリートの厚みと鉄筋だけで、建物の壁は、持ちませんよ。とか。。。

ただ、スラブが、全部持っているのは、すごいことですね。水素は軽いので、上層階で、爆発したと思えますけど、爆発階の床スラブが抜けおちていないのは、かなり小梁を入れて、持たせていたみたい。

かように、設計者より、現場作業者は、こんなんで、大丈夫かな?って、内心思う工事は多いはずだが、一言も言えない仕組み。これが、原発なら、とても、怖いことですね。本来、下請け、孫受けの意見も、上に言えるシステムを日本も作らないとね。
下請けだって、施工技師の免許もってて、ある程度、施工図面は、解かるのだし。。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/19 08:21

素人です。



最近の建築基準できちんと施工して建てられたものは地震に関してはほとんど問題なかったと思います。
(阪神の震災でも新しくきちんと立てられたものはほとんど無傷でした。ましてやそれ以後の基準で建てられたものはよほどだいじょうぶかと)
ただ、津波などは加わる力が違うでしょうから、同じようなわけにはいきません。
ましてや原発・・・(これは論外ですね)
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この回答へのお礼

お返事、ありがとうございました。
新耐震基準では、建物自体については、かなり厳しくなりましたが、地盤をどのように評価して、基礎と建物に反映するかは、それぞれの設計者次第で、かなりアバウトで、幅があるように思います。
RCで言えば、フープ間隔が、30cmから10cmになっただけで、かなり強度が増したと思います。

最近、話題になっている液状化しやすい地盤についても、きちんとした法規制や評価はありませんし、そのような地盤なら、給排水管の接合部には、フレキシブルジョイントを用いたり、ビル自体は、N値の出た地盤上に立っていても、周りの地盤が、水分の放出とともに、沈下しますから、水抜きパイプなど、考えないと駄目だと思いますね。

重量鉄骨の基礎の地中梁と、柱の接合部についての施工実態は、まだまだ、いい加減な施工業者も多いのではないでしょうか。

そういう意味で、実際の設計のプロの意見をお尋ねしたかったのですが。。

なお、建築設計士の資格を持っていても、構造設計が解らなかったり、地盤について、わからなかったりする人は、非常に多いので、今回のような地震が起きると、思わぬ被害にあいますから、この機会に、専門家の意見を聞いておきたかったです。

お礼日時:2011/05/21 20:58

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