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日本の英語教育はアメリカ英語が主流になっていると思うのですが(NHKの講座や各種テキストのCDはほとんどアメリカ人の発音になっていると思います)、

(1)そもそも英国の言葉「英語」なのにどうしてアメリカ英語が主流になっているのでしょうか?

(2)また、英語を母語としない海外の英語教育もアメリカが主流なのでしょうか?

A 回答 (8件)

(1)そもそも英国の言葉「英語」なのにどうしてアメリカ英語が主流になっているのでしょうか?


第2次世界大戦後の覇権国家がアメリカ(と旧ソ連)だからです。
大戦後、それまで公用語に地位にあったフランス語が急速に廃れるともに、英語(米語)が経済や政治の共通語になっていきました。

特に軍事力においては、世界中どこでも米軍の指揮下において多国籍軍が編成されますし、金融市場はニューヨークを中心に回り、コンピューターの世界はシリコンバレーをはじめとしたアメリカ西海岸、飛行機は英語で通信されるという具合です。
ようするに、戦後発展したグローバル経済を支えるかなりのものがアメリカ合衆国を中心としてるために、米語の発展を手助けしているのです。

そして、日本は地理的にアメリカに近く(というより英国が遠い)アメリカと同盟していますし、長い間アメリカへの輸出が日本の経済を支えていましたから(輸出先1位ということは、人もアメリカに行くということ)日本での英会話取得は米語中心ということになります。
この点については、韓国も中国も同様に米語を中心として英語の勉強をしています。


(2)また、英語を母語としない海外の英語教育もアメリカが主流なのでしょうか?
世界を見てみると必ずしもそうではありません。特にインドやタイ・マレーシアのように旧英国植民地だった地域では、イギリス英語のほうが通用しています。
インドでも最近は米語の発音を習うようになっているようですが、それは直接的にアメリカのアウトソーシングを請け負っているからです。
たとえば、電気製品の夜間対応窓口は国際電話(インターネット利用でほぼ無料)でインドで受けていたりします。アメリカは夜でもインドでは昼なので仕事がしやすいからです(もちろん人件費も安いです)

しかし、最近は米語が結構幅を利かせているのも事実です。
たとえばシンガポールのチャンギ空港を利用した時ですが、古いターミナル(第一ターミナル)にはエレベーターを「リフト:Lift」と英国式に表記してあったのですが、最新の第三ターミナルでは、米国式にエレベーター:Elevatorと書いてあるような具合です。

オーストラリアなどは元々英語国ですが、訛りが強すぎて米国人とも英国人とも会話できないという笑い話もあります。
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日本人はアメリカが大好きだからだと思います。

海外といえばアメリカ。白人の外国人を見ればアメリカ人。日本はアメリカに影響されすぎていると思います。まあ、単にいろんな面で繋がりが深いからなのかもしれませんが。
確かに世界トップの大国ではありますが、おそらく日本ほどにアメリカのものはすべて素晴らしいと思い、喜んで受け入れる国もそうないと思います。 日本やその周辺国以外の世界はそれほどまでにアメリカの影響は受けていないと思います。てなわけで世界中でアメリカ英語が主流ということはありません。 でもアメリカ英語もイギリス英語も基本は同じ英語なので、どちらか完璧にマスターすれば、理解できずに困るということはまずないと思います。 
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アメリカが世界の超大国だからですよ。

イギリスはアメリカに比べればヨーロッパの一小国に過ぎません。

アメリカの文化は世界を席巻しています。映画でも音楽でも食い物でもハイテク分野でも。だからアメリカの英語を習っていれば便利な局面が多いのです。

それに対してイギリスの英語は習っても使えないことが多い。それだけです。
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イギリス住まいです。


こっちでもアメリカ英語仕様で本とか作ってます。
それは単純に市場が4倍(イギリス5000万人、アメリカ2億人)だからです。市場原理、でしょうね。
アメリカ英語を主流にした教育はグローバルな傾向のようですよ。
イギリスは「軒を貸して母屋を取られた」と思ってるみたいですが。
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No. 2 さんが言われるように第2次世界大戦後の覇権国家がアメリカだからです。

ただし政治や軍事の強国がごり押ししたということではなくて、例えば学問の世界で考えると、いろいろの学術分野で英語を使う会議(学会)や出版物(論文誌)で一番良い論文を沢山出すのが米国人です。ノーベル賞受賞者の数も米国がダントツだと思います。つまり言語を使う場面で一番使われるのが米語であって、そういう意味で米語が主流になるのは時代の趨勢だったと思います。(現代では英語以外で例えば仏語や日本語で論文を書いても世界ではまともに取り合ってもらえません)無論20世紀初頭までは米国はまだ小国で欧州優位でしたがそれは過ぎた過去のことです。

英語と米語の違いはさして大きいものではありませんので、世界では英語と米語は同等に扱われます。英国、米国以外では歴史的経緯からインドやオーストラリアでは英語が主流でしょうし、戦後の日本や東(南)アジアでは米語が主流でしょう。これは何もルールではありません。
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幕末に、港や商売の利便性を目当てに、日本を西洋に向けて事実上“開国”させたのが米国人だったので、日本の英語教育は当初から、米語がかなり導入されていました。



また、日本の外国語教育は昔も今も宣教師が大きな部分を担ってきましたが、英語圏の宣教師は数で言ったら米国人のほうが多かったし、今も多いのです。

そして今は今で、ALTの多くが、遠いイギリスよりも、米国式に近い英語を使う近いカナダや米国から来ています(とはいえ、英国式に近い英語を使うオーストラリアからも大勢の人が来日していますが)。

加えて言えば、経済や、商売としての文化の中心が、今は英国よりは米国が主流なので、生徒の側も米国式の英語を習いたがると同時に、教える日本人もそのほうが有効だと考えがちです。特に、ほとんどの大学や高校のヒアリングテストが米国式の英語でおこなわれるので、受験対策としても、そういう教材のほうが売れるのでしょう。

さて、海外の英語教育はさまざまです。例えばイギリスの植民地支配が長かったインドでは、英国王室の英語をきれいに話すのが品格の証しととらえていますし、欧州では立地条件や交流頻度から、英国式の英語のほうが習得しやすいようで、たいていの人が英語を英国式で話します。とはいえ、各国でも米国留学が盛んになってだいぶ経ちますので、インドや欧州にも、流暢な米国式英語を話す人も少なくありません。
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 以下は、回答ではなく、個人的な意見です。

どうかご了承をお願いします。

>(1)そもそも英国の言葉「英語」なのにどうしてアメリカ英語が主流になっているのでしょうか?

 多分、アメリカ英語でも中西部あたりの米語が「標準」になっていると思います。
 それはさておき、なぜ米語かと言えば、英米(おそらくオーストラリアも)両方のどの地域でも通じることがひとつ。
 もう一つは、イギリスは今でも大変複雑な階級社会であることがあるのではないかと思います。私は使い分けはできませんが、イギリス本国の人は、イギリス英語が話されたとき、その話し手がイギリス社会のどの階級の人なのか、即座に判断できるそうです。
 我々日本人が、たとえばビジネスでイギリスに行ったとき、イギリス英語を話せば階級を勝手に判断される恐れがあります。それよりは、日本同様に階級が事実上ないアメリカの英語を話したほうがいいということでしょう。

>(2)また、英語を母語としない海外の英語教育もアメリカが主流なのでしょうか?

 国によると思います。ついで人によるでしょう。イギリス連邦であるとか、フランスのように歴史的に密接な関係があるとか、そういうことならイギリス英語が多数派でしょう。ですから、教育もそれが主流となるはずです。
 もちろん、アメリカに留学した、あるいはしたい、そういう個人的体験があれば、アメリカ英語になってきます。イギリス英語教育が主流でも、アメリカ英語教育がないわけではないでしょうから、そういうものを選ぶでしょう。
 逆もまた然りです。

 日本は歴史的に、戦前は輸出入の過半をアメリカが占めていました。敗戦後、アメリカが単独で占領し、一定期間統治し、憲法を含む制度改革を行い、戦前同様に経済的にもアメリカが第一位の相手国でした。アメリカ英語主流なのも当然かもしれません。
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単純に、UK と US を比較したときに、



 日本人がより深いつながり(政治、経済、文化、エンタテイメント、etc)があるのは、

US である、ということだと思います。



 従って、EU諸国では、US よりも UK よりだと思います。
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