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三大胸痛(急性心筋梗塞、胸部大動脈乖離、急性肺動脈血栓塞栓)を一回の撮影で網羅できるような撮影方法をできるだけ詳しく教えてください。調べてもよく分かりませんでした。回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

普通は、冠動脈CTをする時は、大動脈基部のCT値を測定してトリガーにするので、肺動脈撮影タイミングの時間帯は場所を変更できません。

よって、肺動脈撮影はできません。冠動脈CTと大動脈の同時評価はCABG術後によくするので、大動脈弓くらいまでは問題ありません。それに、造影なしでも、解離の有無は分かりますので、冠動脈CT前の位置決めscanの時に肺全体をとるようにするとたいてい分かります(もっとも、この場合は石灰化スコアはでませんが)。
どうしてもと、いうならば、少量を一回投与して、造影剤の肺動脈への移行時間と大動脈基部への移行時間を測定して、その時間をもとに撮影するという方法もあるかもしれませんが、肺動脈の撮影タイミングと冠動脈CTの撮影タイミングはそんなに離れていないので、肺全体のスキャンをしたのちに、CABG用の冠動脈CTはかなり、きついと思います(無理と思います)。

そもそも、肺塞栓と心筋梗塞は病態が違いますし、そういう病態の違いを考慮しないで撮影しようというのが間違いです。
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この回答へのお礼

丁寧に回答ありがとうございます。
勉強になりました。

お礼日時:2011/07/17 00:42

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