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放射性元素のRnですが、UやTlから壊変が始まって最終的にRnになるとありますが、同じく放射性元素であるRnもいずれは半減期を経て別の安定な元素に壊変するのでしょうか。 BiがPbに落ち着くのは有名ですが、Rnが解りません。ご存じの方いらしたら、ご教示下さい。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

こんにちは。



α線の「質量数」は4、β線の「質量数」は0なので、崩壊系列は、
・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n (4で割り切れる)
・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+1 (4で割るとあまりは1)
・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+2 (4で割るとあまりは2)
・崩壊系列のすべての放射性同位体の質量数が 4n+3 (4で割るとあまりは3)
という4タイプに分類されます。

なぜならば、質量数が4減る崩壊(α崩壊)と質量数が変わらない崩壊(β崩壊)しかないからです。
(細かいことを言うと、カリホルニウム252みたいに自発性核分裂するのもありますが、ラドンの話とは関係ありません。)

トリウム系列(4n)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AA% …
ラドン220があります。最後は鉛208です。

ネプツニウム系列(4n+1)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%97% …
ラドン217がありますが、ごく僅かです。最後はタリウム205です。

ウラン系列(4n+2)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%A9% …
ラドン226があります。最後は鉛206です。
(ラドン218もありますが、ごく僅かです。)

アクチニウム系列(4n+3)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF% …
ラドン219があります。最後は鉛207です。
(ラドン223もありますが、僅かです。)


というわけで、ご質問への回答をまとめますと

・ラドン220 → 最後は鉛208

・ラドン217 → 最後はタリウム205

・ラドン226、ラドン218 → 最後は鉛206

・ラドン219、ラドン223 → 最後は鉛207
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この回答へのお礼

大変ありがたい回答でした。改めて調べたいと思います。
ありがとうございました

お礼日時:2011/08/14 23:13

当然 Pb あたりになります. 調べてみてください.

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この回答へのお礼

ありがとうございました

調べてみます

お礼日時:2011/08/14 23:11

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