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単純にわからないので教えてください。

どうして円高は基本的に悪い感じで報道されるのでしょうか。
世界も通貨安競争をしています。

輸入、輸出の関係は理解できるので置いといて、
円の価値がどんどん上がるということは、例えば金(きん)の価値が上がるのと同じだと思うのです。
つまり、円は日本だけからとれるもの(発行)なので、価値が上がるのはいいことだと思うのです。
イメージとして、日本からしか石油が出ずにその価値がどんどん上がっているみたいな。

したがって、何もしなくてもせっかく諸外国が円を買って円の価値をどんどん上げているのだから、
日本は100兆円でも1000兆円でもお金をどんどん発行して日本で採れないもの、
例えば金(きん)やダイヤモンド、石油等を外国からどんどん買占め、それをそのまま外国に売りつければ、
産油国のようにどんどん日本がお金持ちになると思うのですが。

大量に発行して国内で使えば円の価値が下がってインフレになりますが、外国で使う分にはいいのではないでしょうか?

逆にこれで、外国が円を売るようになるなら、それはそれで円安になっていいのではないですか?

つまりもし上記の仮定が正しいなら、デフレや円高の対応策としては、インフレ円安にならない程度にちょびっとお金を発行すればよいのでは?

素人考えなので質問がおかしかったらすいません。よろしくお願いします。

A 回答 (14件中1~10件)

 円高の問題はアメリカ国債の問題とヨーロッパの財政問題による消去法で円を持てばいいという状況が問題なのです。

確かに物価の比較で円は適正という考え方もありますが、輸出企業が円相場の想定を大幅に超えて円高になってただでさえ景気が悪いのにもっと悪い状況になっているということです。
 追加でデフレは中年の人は社会を支えるという基本に戻り、国もより国民がいきいきして生活できることを考えることが脱却に必要かもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/19 22:34

oshietetarouさんの考えていることはおおむね正解だと思います。



>日本は100兆円でも1000兆円でもお金をどんどん発行して日本で採れないもの、例えば金(きん)やダイヤモンド、石油等を外国からどんどん買占め
金やダイヤはイマイチですが、石油、食料、レアアース、金属等の材料の先物を買い捲るのは有りです。
資源の無い日本の政策的には真っ当だと思います。
しかし、一つ問題があります。
政府や日銀がアホな事です。
世界中の資源を買うのは今のタイミングしかないのに何も手を打たない。
それこそ日銀引受国債を大量に発行して大量に資源を購入し、今後数十年間日本が資源に困らない様にどんどん円を刷って使うべきです。
そして、刷り捲くると円が自動的に安くなり輸出産業が調子がよくなり、雇用も生まれます。
また、日本が、資源の権利を大量に保有して居ることに成るとそれが信用になり、それ程円も下がりません。
私が総理大臣なら先ずは世界中の資源を買い捲ってその後有利子国債を買い上げて最後に福祉と補助金に使いますね。最後に国防でアメリカの戦闘機を購入すれば、合理的ですし、アメリカも文句言いにくいでしょう。
2000兆円ほど予算を立てれば出来ると思います。超円高だからできる技です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私の考えがあっていると言われるとうれしいです。
でも回答を見てきて、あっていない気もするのでなんとも言えませんっっ。

先日テレビで専門家が言っていましたが、
円高を止めるには、「日本がこれ以上円高になったらまずい」と世界に思わせることだそうです。
つまり、どんどんM&A等で外国の企業を買収するということです。
特に、有名な企業ほどインパクトが高いと言っていました。
しかし、今の日本企業は、それをやる体力があるかすら疑問らしいので、円高は続く可能性もあるそうです。

お礼日時:2011/08/18 22:41

間違いがありました。


>中国は2兆円に迫っています。→2兆ドルに迫っています。
>「輸入で儲けて輸入は制限」→「輸出で儲けて輸入は制限」
他にもあったらスミマセン。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/18 22:31

ANo.10です。


こちらこそありがとうございます。
私もいろいろ考える良い機会になりました。

とくに原価の安いお金をたくさん刷って物を買うというのは「それって現実にアメリカがやってるな」と思ったのでまたちょっと考えてみました。

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まず、円高を利用してものを買うことについてはダイヤモンドや金のように何も生みださないものではなく、原油や鉱山の【採掘権】などであれば日本に新たに油田や鉱山ができるようなものなので、自国で消費するだけでなく、それを元に物(製品)を作って売れば100兆円の元手が何倍にもなって日本に戻ってきます。(つまりは日本がずっとやってきた加工貿易なわけですが、エネルギーや原料の購入負担が抑えられます。)
そうやって物を生み出す力があれば、たとえお金を刷ることで為替相場を調整したとしても副作用は少なくて済むはずです。

一方、アメリカは貿易で赤字を出すようになってからはまさに「お金を刷って物を買う(物を作って売るほうが少ない)」経済になってしまいました。
アメリカ合衆国の経済>国際不均衡
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1% …

変動相場制になってからのドル円の推移を見るとその凋落ぶりがよく分かります。
日本の製造業はそのドルで製品を買ってもらうことで円高をしのいできましたので、いま日米ともに経済の低迷で苦しんでいるのは、ドルを増刷することに歯止めをかけなかったツケと言えるかもしれません。
『ドル円相場』(50年)
http://stooq.com/q/?s=usdjpy&c=mx&t=l&a=lg&b=0
『変動相場制』
http://www.fxprime.com/excite/bn_ykk/ykk_bn10.html

それでもアメリカが何とかなっている(いた?)のは、戦後のアメリカが世界のボスだったおかげです。当然通貨もドルがボスになります。
ちなみに、その前のボスは(今は見る影もないですが)産業革命で躍進したイギリス(ポンド)でした。
『ポンド危機』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3% …

あふれたドルがアメリカに還流して「刷りまくった円」のようなことにならないのは、ドルを売りたくても売れない(つまり供給を絞っている)国が多いからです。
その代表である日本は1兆ドル近いドル資産を抱え込んでますし、中国は2兆円に迫っています。
日本のドル資産は過去の円売り(ドル買い)介入の負の遺産です。(含み損がしゃれにならない状況ですが、さらに円高になってしまうので売るに売れません)。
中国は中国で無理矢理「元安」に固定してるので、日本以上にドルが売れず身動きが取れなくなってます。(米国格下げで怒っていましたね。)

ドルもいずれはポンドのようになっていくのかも知れませんが、いまのところドルに代わる「強くて信頼できる」通貨はないのでどうなるのかホントわかりません。

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他のコメントも読ませていただきましたので付け加えますと、
円高は輸入産業に有利ですが、業者間の競争があるので必ずしも安泰ではありません。
(むしろ過剰な値引き合戦になると体力勝負の消耗戦になってしまいます。)

あと関税は国内の産業を安値の輸入品から守るための措置なので、やめてしまうと特に農業が壊滅的ダメージを受けます。ただし、保護貿易は産業の自助努力を妨げるのでますます産業の足腰が弱くなってしまう欠点があります。
さらに、「輸入で儲けて輸入は制限」というのが行き過ぎると、外国から「売るだけじゃなくおれたちの物ももっと買え!」と不満が出ますし、日本製品の関税を高くするという対抗措置を取られやすくなります。

以上、学者さんのような難しい理論は使えませんのでご容赦ください。
また、おかしなところがあったらご指摘ください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
勉強になります。

お礼日時:2011/08/18 22:31

ANo.2(ANo.5)です。


もう解決済みかもしれませんが…

>アフリカから100兆円で売っているダイヤモンドを買って…中国にそのダイヤモンドを10兆円で売ってもそのまま約10兆円の利益になるのでは?

外国から物を買うときには事前にその国の通貨に両替するか、または相手が円で受け取った後で両替するわけですが、「日本が紙幣を際限なく刷っている」と知った上で両替に応じてくれる相手はいるでしょうか? または支払いに円を受け取ってくれるでしょうか?

たぶん「円はちょっと信用できないのでドルかユーロなら両替しても(受け取っても)いいよ」と言われそうです。少なくとも私ならそうします。

また、そういう問題がなくても以下のようなケースだと90兆円損してしまいます。

1.アフリカから100兆円でダイヤモンド購入、「円は信用できるから円で支払いOK」と言われたので円で決済。「100兆円→ダイヤモンド」
2.中国に90兆円ディスカウントして10兆円でダイヤモンド売却。「ダイヤモンド→10兆円」
3.後日、アフリカから自動車100兆円分の注文が来る。支払いは例の100兆円(当然拒否できません)。「自動車→100兆円」

【結果】手元のお金は「100兆円→110兆円(10兆円増加)」&「100兆円分の自動車が日本からなくなる」⇒「100兆円分の自動車を10兆円で売ったのと同じ→90兆円の損」

※なお、前の回答者がおっしゃっているようにこのケースでは10兆円の「元売り円買い」が発生していますが元は管理通貨なので一定幅以上は変動しません。

ちなみに、ドルの方が使い勝手がいいのでドルを要求すると、為替市場にはドル買い需要が生まれます。そうなると相対的に円は安くなるので円の購買力は下がります。

>日本にとってインフレ円安すぎないちょうど良い値段ということです。

好きなだけお金を刷るということではなく、市中に出回るお金の量を調整するいわゆる金融緩和はすでに行われています。
ご指摘されているのはおそらくこういうことなのではないでしょうか?

『日銀:追加金融緩和を決定 基金10兆円上積み』
http://mainichi.jp/life/money/news/20110805k0000 …

分かりにくい点はご指摘ください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
何回も回答してもらって恐縮です。
ここまできてなんとなくわかったことは、外国の資源を買ってそれを他の外国に売っても意味ないかな、ということがわかりました。
損してまで売っても、結局手元に戻ってくるのは円ですもんね。発行するのも円ですし。これでは損して売ったら損するだけですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/17 22:35

>どうして円高は基本的に悪い感じで報道されるのでしょうか。



新聞記者は経済オンチなので、よく分からないけど、とりあえずスポンサーである輸出産業の御機嫌を取り結んでおこうというだけの話。どうせ新聞の読者もテレビの視聴者も新聞記者以上に経済オンチのらりぱっぱなのでそれで問題も起きません。

>大量に発行して国内で使えば円の価値が下がってインフレになりますが、外国で使う分にはいいのではないでしょうか?

そうはなりません。そうなれば円売りが優勢となり円安方向に振れていきます。

そもそも為替レートとは「円」の相対的実力に対する市場の評価を意味しています。円の相対的実力に対して円が買われすぎている状態を円高と呼び、逆に円の相対的実力に対して円が売られすぎている状態を円安と呼びます。為替レートは市場が決めます。それが変動相場制の意味です。東京・ニューヨーク・ロンドンの三大外為市場が一日24時間をカバーして秒単位で時々刻々と変動します。問題は円の相対的実力と市場の評価が乖離した状態が続くことが起こりえることです。一見円高のように見えても、円の相対的実力に見合った正当な評価を市場がしているのであれば何も問題ではない。それは円安についても同じこと。

もうひとつ大きな問題は、新聞報道などは、そういうことを考えずに単に円高方向に為替レートが動いたという事実だけを見て円高という表現を用いて、逆に円安方向に為替レートが動いたという事実だけを見て円安という表現を用いていることです。

読者はさらに経済オンチなので円高という表現を使われるとなんとなく困ったことになったように感じてしまう。

円の相対的実力とはそもそも何なのか。例えば、アメリカ人の旅行者が日本に観光旅行をしようかと考える。そうなれば手持ちのドルを売って円を買うことになります。交通費、宿泊費、飲食費などなど日本でお金を使うためには円が必要だからです。アメリカ人の旅行者にとっては円安が有利です。円高だと手持ちのドルが目減りするから企画を没にして旅行を取りやめてしまうかも知れません。例え円安でも福島原発が落ち着くまで旅行は延期しようかと考えるかもしれません。いずれにせよ、こういう旅行者が外為市場の参加者であり、そうした外為市場参加者が円の相対的実力を決めることになる。もちろん外為市場の参加者はアメリカ人の旅行者だけではない。どんな参加者がいるのか。それは「国際収支統計」という概念を理解できればわかるはずです。国際収支統計 - Wikipediaでも見て勉強してください。そうした経済行動には必ず外為取引が関わっているからです。

>逆にこれで、外国が円を売るようになるなら、それはそれで円安になっていいのではないですか?

そうではない。日本は食糧の60%、石炭・石油・天然ガスなどの化石資源、鉄鉱石・レアメタルなどの鉱物資源のほぼ全量を輸入に頼っています。原発騒動の余波で電力会社は輸入燃料費の増大で四半期決算で続々と赤字転落です。外食産業・食品加工業も輸入食材が値上がりすることになります。コスト増大を消費者価格に転嫁すれば競争力の無い企業から順番に倒産することになります。電力料金も暴騰することになります。電力消費の多い産業は経営が成り立たなくなります。労働者を雇っている産業は輸出産業だけではありません。

とりあえずこんなところで。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですよね。

円安で困るという叫びをテレビで聞いたことがなかったので、今のテレビから聞こえてくる円高報道で日本にとって円高は悪いのだと思っていました。
経団連とか世界的な一流企業の会長さんや社長さんたちが円高は困ると声高に言っているので。
経済を一番熟知しているのはそういう人達だと思っていたので。
単に自分たちの利益が下がるのが困るから主張しているということですね。日本自体が困るということではなく私の会社が困ると。ま、大量の従業員をかかえていますから仕方ないですが。

逆に円がもし300円台の超円安だったら、輸入業界の会長さんや社長さんたちが困ると叫んでいるのでしょうか。
そう考えると結局今の70円台の超円高でおいしい思いをしている業界は多数あり、儲けている会社は気づかれないように静かにしているということですかね。
円高還元セールみたいなのをやってる店とかもあるみたいですが……
政治家だって、下手に発言しないで静かにしていて毎月数百万の給料をもらい続けていたほうが無能さや後ろ暗い過去がばれずに得ですもんね。
儲かっている業界は口を閉ざし、困っている業界は声高に叫ぶから、
必然的にテレビでは困っている、主張している業界に焦点をあて、円高は悪いと国民に錯覚させるのかもしれませんね。

でも、やっぱり今は、超円高ですよ。歴史的にみれば。

あ、輸出業界側のほうが相対的に労働者人口が多いのではないですか?
輸入業界は外国からものを仕入れたり売るだけなので、人手もそんなにいらない気がします。イメージですが。
それに輸入側は円安、円高関係なく日本で働けますけど、
輸出側は円高だからって外国に工場をつくられたら労働者が働く場所もなくなりますしね。
ものをつくるにはたくさんの労働者が必要ですし、必然的に雇用もうまれ、どんどん売れば給料も上がります。
そうなれば輸入業者が高くものを買ってきてしまっても、高くても買いますもんね。バブル期みたいに。
だから円安のほうが日本として体力が続くのでは?円安で困る業界の人たちもカバーできるので。

お礼日時:2011/08/17 22:17

 


>例えば金(きん)やダイヤモンド、石油等を外国からどんどん買占め、
>それを外国に売りつける

これは円高を誘発します。
海外に売ると外貨が手に入る。
日本国内に利益を持って来る時に円を買う(外貨から円への両替)から円が高くなる。
 

この回答への補足

あ、なるほど。そうですね。
……でも、最初に外国のものを買う時に値段分を両替(円を大量に売る)するわけですから、トントンではないですか?
うーん。難しい。
あ、いや、円安になるのでは?仕入れた値段より高く売ろうとすればその通りですが、
私の考えている安くして売るということだと、アメリカから100兆円のダイヤモンドを買って中国に10兆円で売る場合、
100兆円分のドルを買って(円を売って)から、100兆円のダイヤモンドを買い、それを中国に10兆円で売ると、10兆円分の元が手に入り、それを円にするため10兆円分の元を売る(円を買う)……?
ちょっと頭がこんがらがってきました。

補足日時:2011/08/16 23:18
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/17 22:05

まあ、輸出産業は苦しいよね。



今まで、80百万円で作ったものを、90百万円で売れてたのに、今のレートじゃ採算取れないから。

だから、日本で新規で工場を作ろうなんてする会社は皆無で、バングラディッシュとかにまで進出しはじめてるし、

将来的には日本の失業率は上昇していくでしょう。

マクロ的には、当然、通貨高はデフレ促進効果があるので、国内景気にも良くないですね。

日銀の責任という人も多いけど、80年代後半も円高によるデフレ不況って事が議論されてた時期があり、そんな事いってるうちにバブルに入って、アンコントローラブルなインフレになったので、日銀は、通貨量で物価をコントロールする手法を放棄しちゃってる。

まあ年寄りには有難い政策ではありますが。。。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/16 22:18

惜しいです。



>例えば金(きん)やダイヤモンド、石油等を外国からどんどん買占め、
>それをそのまま外国に売りつければ、

これはあり得ないモデルですね。お金持ちがお金を使うのは簡単ですが、お金を
増やすのは大変なんです。買ったものをそのまま売ろうとしても大変です。
買い占めて高値になったものを売りに出したら暴落して損するだけですから・・。

円高を活かした経済行為を助けて、結果として円売りになるのが一番の解決だと
は思います。でも、継続的に付加価値がありそうなものを海外で投資するって
難しい話なんで・・・。

一部にはインフレにすれば良いっていう議論がありますが、特例でJ1に参加する
ようにって言われたサッカーチームのオーナーが、チームの実力からしてJ2か
できればJFLが相応しい・・・早く陥落したいとチーム内にけが人をたくさん出す
作戦をとるのと一緒です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/16 22:45

ANo.2です。

補足させて下さい。

>100兆円でも1000兆円でもお金をどんどん発行して日本で採れないもの、…を外国からどんどん買占め、それをそのまま外国に売りつければ、…どんどん日本がお金持ちになると思うのですが。

のところですが、他の方が指摘しているように【海外投資】という意味で捉えれば、むしろ今すぐにでも本格的に取り組むべきことです。(少しづつ進んではいますが、全く不十分です。)
その意味では「円高は良いこと」です。

とにかく何よりも必要なのはエネルギーです。日本が先の戦争を始める大きな原因となったのも資源不足でした。
戦前、日本は大陸に植民地(呼び名に異論はありますが)を持っていたので、ある程度資源や食糧を手に入れられていましたが、決定的に原油が不足していました。それを戦争による領土・権益拡大で補おうとしたわけです。
今は戦前のように「外地」はありません。
(このあたりも異論があるのは承知しています。あくまで資源事情を語っているだけです。)

あとは日本の極端に偏った食糧事情も不安要素が大きすぎますので、海外での農業開発も欠かせません(エネルギーと同等に重要です。)

また、他の方が指摘しているとおり、利益を生み出してくれる外国企業の買収も効果的です。(いわば株の配当にあたります。)
さらに、特許など目に見えなくとも利益を生み続けてくれる資源も重要です。

まとめると、円高のときに買っておくべきものは、買って消費してしまうものではなく、【継続的に】【価値を生み出してくれるもの】ということになります。
ただ、ネックは海外に投資するにも元手(お金)がいることです。
これはせっせと輸出で稼がないといけないので話しがぐるっと元に戻ります。

なお、「100兆円でも1000兆円でもお金をどんどん発行して」については円の価値を押し下げる行為なので、増やした額面どおりに購買力が増えることはありません。
「日本は円の価値を維持することを放棄して紙くずにする気だ」と思われたら実態以上に価値が下がる可能性もあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/16 22:46

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