10秒目をつむったら…

文化財について勉強したいと思っている者です。僕は、文化財を守るのには膨大なお金がかかるから守らなくてもいいという意見を聞いてなんでそんなことを思うんだろうと疑問を抱きました。文化財を守っている方達がおっしゃっていました、文化財は日本に残されてきた非常に価値のあるものであり、それが滅んでしまったら二度と創ることは出来ないと。それには色々なこと…例えば文化財を創った昔の技術や文化財は過去にいた人物や時代の流れの証拠になるといった、本当に様々なことが関係しています。僕もまだまだ文化財について分からないことは沢山ありますが、その文化財を一つでも多く未来に残したいと思っています。そのためには、具体的にどのような勉強をしていけばいいのでしょうか。勉強といっても方法は様々だとは思うのですが、出来るだけ色んな視点や方法が知りたいので詳しく書かれたら嬉しいです。よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

こんばんは。


文化財も確かに大切ですね。文化自体も大切ですよ。ご自身のルーツをご存知ですか?
私の家はとても古い歴史のある家なんですが、最近これを守るため、故郷についてお勉強することから始めましたよ。
まずは言葉から。特殊な言葉ですので話者も少なくなってきています。今からちょうどお勉強を開始するところなんですよ。
きっと、貴方のお家にも守るべき文化があると思います。身近なところから始めてみませんか?
家系図はお持ちでしょうか?もしなければ、これを作ることから始めなくてはいけませんね。

あまり参考にならない回答かもしれませんが、他所の文化財を守ることも大切ですが、ご自身のお家の文化を知ることもとても大切ですよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。自分の家から…。考えたことが無かったです。僕の伯母の家に家系図は残っています。ですが、途中から書かれていないのです。家系図の真相も知りたいと思います。それから、新しく家系図を作った方がいいでしょうか。貴方はどのように書かれたのですか?
言葉も違うというのは方言とかのことなんでしょうか。すごく興味を持ちました。教えていただければ嬉しいです。

お礼日時:2011/08/25 17:33

 おっしゃる通りです。

文化財はとっても大事ですよね。
 お家にいながらにして文化財についての知識を得られる方法がありますよ。
 それは < 放送大学 > の 博物館学系の授業 を見ることです。
 質問者様のお宅のテレビはBSが見られますでしょうか? 今年の10月からBSでの放送が始まるらしいです。
 関東地方で東京タワーからの電波が届く所だと、地上放送でも今見られるらしいです。
 
 博物館概論 博物館資料論 博物館経営情報論 文献論 などの講座があります。

 文化財の取り扱い方のいろは(ABC)、つまり基本ですね。とか、文化財の修復方法とか、文化財の運び方とか・・・・・・・
 いろいろ文化財に関することを、理論から具体的な実践までテレビ画面で見せて説明してくれます。

 学芸員さん(博物館員)になったような気分になります。

 テレビの前でポリポリ、お菓子を食べながらでも勉強出来ちゃいます。
 放送大学は入学しなくてもテレビの授業を見るだけならタダで出来ます(放送大学の学生募集担当の方、ごめんなさい。)。
 単位を取って何かの証明に使いたいとかいう人は、受講手続きして授業料を払わないといけないのですが。
 まじめな授業なので授業自体は地味ですよ。バラエティー番組のように華やかに芸能人が出て来て「すご~い!」「わぁーお!」とかはやりません。でも本当に勉強したい人には余計な音が入らなくて、勉強の中身が頭に残りやすくていいんじゃないかなと思います。
 一般人対象の授業なので難しくないです。中学生くらいの人でもわかります。
 わたくしごとですが、中学高校の頃NHK教育テレビで「市民大学講座」というのをやっててよく見てました。これも一般人対象だったので全然難しくなかったです。
 講師先生が日本の学問の第一線で活躍中の方々で、例えば文化人類学の講座は中根千枝(なかねちえ)東大教授だったりとかでした。
 いろんな講座を見て、「この先生のいる大学に行きたいなぁ。」と考えたりしてました。

 < ラジオの放送大学 >でも 博物館概論系 の授業をいくつかやってます。
 こちらでは文献の保存に努力してらっしゃる方がスタジオに来て、文献保存の重要性を市民にわかってもらうのに苦労なさった話とかしてました。文献の保存も理解がまだまだ世の中の理解を得ていないんですね。
 『枕草子』とか『古事記』とかだって、今に伝わって残ってるから読めるんですよね。
 文献保存の理解は行政(市町村や県)でもまだまだ足りないのが現状らしいです。

 テレビやラジオの授業はタダですし、何かの御参考になられるかと思います。よろしかったらご覧になってみてください。今は夏休みで集中再放送をやってます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。放送大学という大学があるというのは聞いたことがあるのですが、博物館学系という学びがあるとは知りませんでした。お家で学習出来るのは手軽ですし非常にいいものだと思います。知識を得るには理解しやすく効率のよい方法ですね。是非やってみたいです。

お礼日時:2011/08/25 17:25

 文化財にもいろいろあって、 有形文化財、無形文化財、埋蔵文化財とか他にもあるようです。


 有形文化財は、姫路城みたいなお城とか・・・・・・・・・。
 無形文化財は、歌舞伎みたいな芸能系とか・・・・・・・・。
 埋蔵文化財は、古墳や遺跡とそこから出て来た土器とか・・・・・・・。
   埋蔵文化財にも、土器みたいに持ち運べる物と、遺跡や古墳本体のように持ち運べないけど貴重な物とあるようです。

・ もしお近くで遺跡発掘調査があったら、アルバイトで発掘員をなさるのは如何でしょう。
 知人が発掘調査のアルバイトをやってました。地面にはいつくばって腰が痛い、痛いと言ってましたがやりがいがあるとも言ってました。そっち方面に興味があったのでしょう。
 「何が出て来るの?」と聞いたら、「そんなに古くない。江戸時代の人が使ってたお茶碗とかよ。」と言ってました。ちょうど今の六本木ヒルズが建ったあたりです。
 六本木ヒルズあたりにも江戸時代に人が生活してたんですね。当たり前ですが。
 その人達がご飯食べてたお茶碗とかが出て来ると、何だか江戸時代の日本人がすぐ目の前にいるかのような気持ちになると言ってました。

 高校の時に石墳墓を調査したことがあります。先生の指導で、出て来た石を測って絵に書いたりしました。その絵が県教育委員会発行の報告書に載っていた事を数年前に知りました。報告書を図書館で見つけて、何だか文化財保護の為にちょっぴりお手伝いが出来たみたいで、一人でにんやり~です。

・ お近くの博物館に行かれるのもいいのではないでしょうか。
 展示方法の基本とか、分類とか勉強になられると思います。
 特別企画展でなくても、ちょっとした博物館だと常設展示の内容もなかなかですよ。

・ この夏、九州の炭鉱の絵をたくさん画いて残してくれた元炭鉱夫の絵がユネスコによって世界記録遺産に登録されましたね。守るべき人類共通の遺産、と認められたわけです。
 こういう民衆が記録したことも大事な文化財ですね。
 私たちのまわりには記録して残さなければならないものがまだまだたくさんあります。
 1番の回答者様がご回答のように身近なことを知って記録することも本当に大事ですね。
 今私たちの回りから、戦前の日本を知る先輩達がどんどんいなくなってます。そういう方たちが知る昔の日本についての記録(民衆が記憶する歴史)も、残しておかなけれなならない記録物です。
 もし高齢者のかたにお話を聞かれる機会がおありでしたら、昔の話を聞いて記録する(録音テープとか)のも将来の日本人のために意義あることだと思います。
 今夏、戦争関連のドキュメンタリーをいくつか見ましたが、画面下に「この方はインタビュー後に亡くなられました。」という字幕が何度か出て来ました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。発掘調査というアルバイトは何か免許を持っていないとなれないものなのでしょうか。もし詳しくお聞きしてもよいのでしたら教えて下さい。お茶碗一つでもすごく歴史を感じることが出来ますね。腰が痛くなっても作業を行って見つけたものはきっと感動するものでしょう。僕もその感動を是非味わいたいと思いました。

お礼日時:2011/08/25 17:17

 文化財を守るという視点で建築関係の知識もあると良いかな。

特に文化財の中には火災に弱かったり地震に弱かったりします。法的な物で立て直す、作り直すと成った場合は現行の法律に基づき作る事なり、昔なら大丈夫だった物が現代では許可が出ないなどの問題もあります。
 法律も少しは勉強することも良いかな。

 後は、資金が不足しますが、あなたが大きな企業になるようにして、文化財などを保護するような事をするのも良いでしょう。

 デジタル技術で大きさや色、形などは保存出来ても、質感とかぬくもりなどは保存出来ません。だからこそ大切に残したいのです。文化財を守るお金は無駄と考える人は、自分にお金をくれという考えの持ち主かなと。私はそう思うこともあります。心の支え、その土地のシンボルとして存在しているのです。

 思い出の場所、あの時の風景があるから想い出も生きてくる。その楽しいときの想い出を思い出させてくれる物や場所。それが文化財、昔から続く想い出の物。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。文化財の建築についてというものはとても興味を持ちました。自分でもその事についてもっと調べてみたいと思います。ありがとうございました!

お礼日時:2011/08/25 17:10

No.1です。

こんばんは。
家系図は祖父が作っていたので、私は関わってはいません。家系図を作るのは大変のようですね。
(母方も父方も家系図はあります)
祖母の家は古い歴史がありますので、家系図もありますが文献としても残っています。民謡もあります。文化財もあります。
私のルーツは沖縄の離島なんですよ。なので方言ではなく島の言葉なのです。
これはもう日本語とは思えないくらい違う言葉を学ぶようなものです。
私は母方の家も父方の家も島にとって重要な家ですので、私は島の文化を学ぶ必要があると思いました。
沖縄には古くからの儀式もあります。これは無形文化財と呼べる物でしょうね。
これらも私には深く関わる物ですのでお勉強しなくてはいけません。
実は最近、島の資料館の方とお話して是非お勉強をして欲しいと言われたところなんです。
なので、貴方のご質問も他人事とは思えず回答しました。

家系図が途中で途切れてしまっているのですね。これをなんとか完成させるのも貴方の使命だと思いますよ。
戸籍で辿れる所まで調べてみて、実際その場所に行かれそこにいるお年寄りにお話を聞くのもいいかもしれません。
貴方のお家のご先祖はどういう人だったのか興味はありませんか?
調べていくと新しい発見もありますし、とても楽しいですよ。まずはおじい様(いらっしゃれば)にお話を聞くことも、
貴方のためになると思いますよ。
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この回答へのお礼

こんばんは。回答ありがとうございます。沖縄の方だったのですね。言葉が違うというのはやはり文化を感じさせるものですね。僕ももっと自分の家や周りのことを学ばなければなりません。きっと知らなかったことは沢山あるでしょうから。

そうですね。本家に行って調べなければなりません。僕の伯母は山口にいまして、家系図のはじめの方に毛利の家紋ともう一つ家紋があったのですが、その家紋がどのものかも分かりませんでしたからそれも調べてみたいと思います。
的確なアドバイスをありがとうございました。おかげで僕が今まで気がつかなかったことを教わりました。勉強になりました、僕も頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/08/25 23:45
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。参考になります。

お礼日時:2011/08/26 00:34

 こんばんは。

歴史学に関わっているオジサンです。職業として文化財を扱う領域には様々な分野があります。
以外かもしれませんが、警備会社もその一つです。時折テレビや新聞のニュースで仏像が盗難に遭い、それがインターネットのオークションサイトなどに出品されているとの話を見聞したこともあるでしょう。
 観光地として有名な京都や奈良そして全国にある規模の大きな寺院をはじめとして全国にあるお寺には警備会社の防犯システムが導入されていますが、中には個人で管理しているような小さなお寺もあり、そうした所からの盗難も増加しています。
 また東京を始め京都・奈良・福岡にある国立博物館を始め全国の博物館で開催される特別展に出品される国宝クラスの仏像などを運送するために運送会社には仏像の知識を持つ専門の職員がいます。
 もし博物館に就職することを希望されるのであれば大学で「博物館学芸員」の資格を取得することや大学院で日本史学の修士課程を修了することが必要でしょう(以前は文化庁の職員であった奈文研の採用試験は学士程度の知識レベルでは太刀打ちできません)。
 また文化財といってもそこには発掘と保存そして修復と公開の4つの要素が求められ、博物館の職員としてはこれらの展示にあたっては、企画から出品物の選定および先方との交渉や企画立案といった裏方仕事も一人でこなさなければならないことも当然のようになってきています。
 もし大学での専攻となれば歴史学や民俗学、場合によっては宗教学を扱う大学と学部を選択する形となります。もし質問者様が今現在高校の1・2年生であるならば東日本ならば先ず東京上野にある東博と千葉県の佐倉市の歴博を訪ねてみましょう。そこには学芸員を始め多くのスタッフが常駐し来館者からの質問などに答えている姿を目にすることも出来ます。関西ならば京都・奈良にある国立博物館と吹田にある国立民族学博物館にも同様のスタッフがいます。
 僕が歴史学に関わったきっかけは、通学する中学校で校庭の造成工事の現場でたまたま原型のままの縄文土器の壺(縄文後期から晩期のモノ)を見つけてしまったことから社会科の教員やら教育委員会の文化財保護課の方々と発掘作業に携わったことがあります。
 今では埋蔵文化財の保存方法も変わり図面やデジタルデータとして残し余程の価値がなければ、土地の所有者の権利が優先されるために埋め戻されて造成されてしまうケースも珍しくありません。
 佐賀県の吉野ヶ里遺跡や青森県の三内丸山遺跡はそうしたケースに対して住民からの保存を望む声を自治体や文化庁が後押しする形で破壊を免れたケースであるともいえます。
 お住まいの地域には必ず教育委員会の文化財担当の方がいらっしゃいますので、そうした窓口を通じて大学で考古学や歴史学を専門とする方や地域の歴史家と呼ばれる方々との交流を求めることも貴重な経験につながります。
 なお文化財関連の職業に関しては朝日新聞社から『お仕事は文化財』のタイトルで様々な職業分野で文化財に関わっている方々のエピソードが紹介されています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。警備会社、運送会社…そのような職業にも歴史学を活かせるのですね。歴史学に関連する職業を探しても、僕の調べようが足りなかったのも充分あると思いますが出てきませんでしたので、知りませんでした。僕は今、高校三年で京都の方に大学を考えています。考古学を中心に歴史を学んでいきたいと考えているのですが、貴方がもし京都の大学の中で歴史学を学ぶとして行きたいと思うのはどこなのでしょうか。よろしくお願いします。

お礼日時:2011/08/26 00:32

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