プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

LTspiceで理想積分器モデルを作りたい!

PLL回路の設計のため、電子回路シミュレータ「LTspice」で、積分要素の伝達関数(Kv/s)を持つ「理想積分器」を作りたいです。
そこで、まずオペアンプを用いて、ゲインKvを持つ反転増幅回路と出力が反転する積分回路を作って直列につないで、シミュレーションしてみました。どちらの回路も電子回路の教科書にある典型的な物です。
しかし、位相特性が-90度でなく、ゲイン曲線も明らかにおかしな結果が出力されてしまいました。
オペアンプはLTspiceに入っている「opamp」という理想オペアンプ(と書いてある)を使ったのですが・・。

なんとかして理想積分回路を手に入れたいのですが、どうすればよいでしょうか・・??
どこかで既にspiceモデルライブラリとして提供されているのであればそれでも構いませんので、紹介していただけたら嬉しいです。

ちなみに、Pspiceだと「INTEG」という理想積分器の素子が最初から用意されていますが、あまりPspiceは使いたくないです。
pspiceがインストールしてあるフォルダから、INTEGのモデルライブラリを抜き出せないかとやってみましたが、どこにあるのかわかりませんでした・・。

よろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (2件)

任意関数を発生させる電圧源を使えば理想積分器が作れます。

ファンクションキーF2を押して出てきた一覧表の中の bv という素子がそれです。その記号を回路図上に置いて、V=の部分を右クリックして、V=の後ろの部分に関数を書くといろいろな演算ができます。使える演算はヘルプの「B. Arbitrary behavioral voltage or current sources」に書かれていますが、その中に積分があります。書式は
   V=idt(x[,ic[,a]])
です。x が被積分パラメータ、ic が初期値、a がリセット条件です。x のところに、V(nノード番号) や V(Label Net名) と書くと、そのノードの時間積分(理想積分)した電圧が出力されます。添付図では、Vin という名前の Label Net をファンクションキー F4 で作成して、Vin を積分するように記述したものです。V(Vin) は Vin の電圧という意味で、その次の 0 は初期条件(t = 0 での電圧)です。AC解析で利得と位相の周波数特性を見てみると理想的な積分器になっていました(位相は-90度で一定)。
「LTspiceで理想積分器モデルを作りた」の回答画像1
    • good
    • 1
この回答へのお礼

確かに、そのまま関数を使う方法がありましたね。思いつきませんでした。
助かります、ありがとうございました!

お礼日時:2011/09/01 12:40

ひとまず、参考URL だけ。


  ↓
>アナログコンピュータシミュレーション
   
   

参考URL:http://homepage1.nifty.com/ntoshio/rakuen/spice/ …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2011/09/01 12:39

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!